人材育成の道すがら

人材育成の道すがら、考えたこと・気づいたことを書き綴ります

やりたいことリストの中の自分

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

先々週、やりたいことは自分自身が現れているという話をしました。その中で今までの自分とは少し異なる自分、今まで自分が思っていた自分とは異なる自分が出てきたけれど、それを認めることで、とてもスッキリとした、というお話をしたいと思います。

 

やりたいことリストは、正月気分がまだ満載の1月12日に作りました。やりたいことを無理やり(?)100個、洗い出したのです。

 

その後、リストを眺めていただけでは行動に移せないので、分類をしてみました。その分類した後に、いくつか似通ったモノにタイトルをつけたのです。いわゆる分類名です。

 

これはまさしくKJ法と言われるものですね。ブレーンストーミングして出たアイデアを分類してタイトル(ラベリング)をつける、ブレーンストーミング後に行う手法ですね。

 

そこまで行った時に、私のやりたいことリストの中に、今までやりたいと思ったことがない(と思い込んでいた)ものがあると気づいたのです。

 

ぼんやりと今までどこかで思っていたのでしょうけれど、初めて表層意識の中に出てきたという感触でした。新しい発見というべきでしょう。

 

それが、次の2つです。

 

 

 

家の中の居心地を良くする

 

家の中の居心地を良くするというのは、家事とは大きく異なります。この中に分類したやりたいことが、「部屋をスッキリとする」「荷物を減らす」「家呑みをする」「うちカフェをする」「パンを焼く」「ピザを焼く」「お菓子を作る」といったことです。

 

要は、自分の家を居酒屋やおしゃれなカフェのようにする、ということですね。そういった雰囲気が元々好きだったので、今までだったら、居酒屋に行きたいとかカフェに行きたいということになっていたのですが、そうではなく、自分の家の中にそういった雰囲気の場所を作りたい、ということなのです。

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しかも、リフォームといったお金がかかるほどするつもりはなく、部屋の一角を作業場所にしているように、部屋の一角を居酒屋風、もう片方の一角をカフェ風程度にするつもり、ということです。もしくは両方可能な状態にするのです。

 

何だか自分がそんなことを考えていたなんて、本当にビックリです。

 

私は「ザ・カフェ」的な典型的な凝った造りのカフェより、入りやすいドトールとかシアトルコーヒーレベルのカフェの方が好きなので、きっとあんまり凝った造りにはこだわらないと思うのです。(ドトールやシアトルコーヒーのファンの方、悪い意味で言ったのではありませんので、ご容赦を…)「凝った造り」より「私になじむ」ことが肝要なのです。

 

要は自分が落ち着けるかどうか、だと思っています。

 

落ち着ける場所、という意味で、私は「家の中の居心地を良くする」というラベルを付けたのです。

 

たまに凝りたいな、という時に、焼き鳥を焼いたり、ケーキやピザを焼いたりして、居酒屋やカフェの雰囲気を味わいたい、というだけなのです。

 

でも、そのためには何日前からの準備が必要です。

 

居酒屋ということであれば、美味しい漬物も漬けたい、好きなお酒も準備したい、つまみも凝りたいというわけです。であれば、準備もそれなりにかかります。

 

カフェでも、それは同様です。いきなり今から、というわけにはいかず、材料を揃える必要があります。

 

その前に部屋の一角に、そういった場所を作りだす必要があります。

 

家族と共用の場所は、なかなか変更は難しいですし、大きな家具を買う気は全くありません。今ある家具で、どのように表現していくのか、工夫しどころが満載ですね。

 

そして、その楽しみを家族と共有したい、と考えているようです(これもリストを見て知った……)。

 

今年の2月までで、私の時間の多くを占有していた案件が終了します。来年度(今年の4月)からはおそらくその案件はなくなると思われますので、時間的な余裕が出てくるのです。そう考えると、そういった工夫をするのは十分できそうな気がします。

 

私は、自分の家の中でも良いので、「ホッとする場所」が欲しいのだということは、今の今まであまり考えたことがありませんでした。

 

お気に入りのソファに座ることは、昔から大好きで、そこに座ると、とても満足感があります。そんな場所を作ることがやりたいわけなのです。

 

そこは、本質的にどんな場所なのか。と考えてみると、次の点があげられます。

  • 時間的な開放
  • 人間関係からの解放(一人もしくは家族のみ)
  • 空間的な開放(他人がズカズカと入ってくる空間ではない=自宅だからこそ)

 

スターバックスの経営戦略を表す言葉として、「サードプレイス」というものがあります。人間が一日の中で長くいる場所、それは、自宅と職場(・学校)です。でも、それらとは異なる空間として三番目の場所という意味で、スターバックスはある、ということだそうです。

 

私が、自宅にこういった場所を作りたい、と思ったのも、サードプレイス的な発想なのか、と自問自答しました。でも、そうではなさそうです。自宅という空間の中に、異なる空間を作るのは、若干物理的に無理そうですし。

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ただ、今、個人事業主として、作業をするのも自宅、という状態のため、自宅にいても何かから解放されない感覚があります。

 

その作業をすることで、すべてから解放されたいんだろうなぁ、と今は考えています。

 

社会活動

 

ラベルが大仰かな、とも思ったのですが、ひとりで活動することが多い私にしては、他人を想定したやりたいことリストだったので、少し大げさにラベリングしてみました。

 

どんな内容なのか、というと、「仲間を作る」「人の集まる場所を作る」「飲み会を主催する」「手帳のレフィルを作る」といったことです。

 

仲間や人の集まる場所を作るというのは、仕事を中心に据えた場所です。具体的なイメージは全くありませんが、ちょっとしたグループみたいなものかなぁ、と考えています。勉強会だったり討論会だったり、というイメージです。

 

もともと昨年、ある勉強会を立ち上げようと思っていたのですが、いろいろ考えることが多くて一旦動きを止めていたこともあります。それをそのまま復活させることはないですが、形を変えてみるのもありかなぁ~と思っています。

 

元来、出不精で、人と交流するのをあまり得意とするタイプではない私です。どちらかというと一匹狼で良いや、と思う方なので、自分がこんなことを考えていたなんて、というのがかなりの驚きだったんですね。

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全くのノーアイデアの状態ですが、今年中に何らかの形ができると良いなぁ、とブログで宣言することで、自分を追い込んでいきたいと思ってます。

 

何しろ、自分の不得意分野だから、正月はやりたいと思ったかもしれないが、きっとそのうちやりたくないリストに入りそうだからです。ちょっとだけ、気張ってみる必要がありそうです。

 

ただ、こんなことを考えている自分に出会えて、ちょっと驚きとともに、本当にホッとしました。一匹狼は性にあいませんからね(笑)。

 

次回は、今年のテーマについてお話しします。

それでは、今日はこの辺で。

ーーー

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行動し続けるモチベーションを考える

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

お正月にやりたいな、と思ったやりたいことリストを書いて、その中で継続した行動をどのように定着させるのか、といったお話を今週はしています。私も失敗しながら、トライアンドエラーでやっているところです。

 

 

習慣化とは

こういった行動の定着させることを「習慣化」と呼んでいます。これをするには、実は○○が一番!という方法は、ないと思っています。というのが、人の好みや感情、その方が置かれている環境や状況によって、やり方が異なるからです。

 

でも、大筋は似通っています。ポイントは二つあると思っています。

 

一つ目は、時間管理を行うこと。スケジュールの中にやりたいことを組み込んで計画してしまい、その計画に沿ってやり続けられるようにすること。

 

二つ目は、やりたいことをやり続けられるようにモチベーションを維持すること。

 

一つ目は仕組み化でずいぶん楽にできるようになります。前回お話しした内容がそれにあたります。仕組み化するということは考えなくてもすることなので、習慣化には適したやり方です。

 

二つ目は、「気持ち」「心持ち」「モチベーション」「やる気」といった、人の内面、心の問題になります。

 

良く三日坊主の方は、「自分には根性がない」というお話をされます。でも、「根性」という言葉で済ませてしまえば、実は対策を講じることができないのです。どうやって根性を身につけますか? 苦しいうさぎ跳びでグラウンド何週もしますか?

 

「根性」というのは、とてもあいまいな概念です。おそらく人によって捉え方が異なるものです。そういったものを身につけようと頑張ることが必要でしょうか。

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うさぎ跳びなんて…続けられないよぉ…(涙)

 

やりたいこと(例えばダイエット)を続けるために、まずは「根性」を鍛えることから…というのは本末転倒です。それよりもやりたいことを続けられるように気持ちを持っていく仕組みが必要なのです。

 

実はモチベーションも仕組みで高めることができる、と私は思っています。

 

ただ、モチベーションが高い状態になるための条件が、人によって異なるので、その仕組みはその人ならではのものです。他の人に通用することはありません。

 

つまり、この仕組みは自分でやってみて、できた・できなかったをふりかえりながら、修正を行い、徐々に完成させていく必要があるのです。一朝一夕ではできないことを予め知っておくことが必要です。

 

人によってはモチベーションを高めるきっかけが異なるということを先日お聞きして、なるほどそうだな、と思いました。

 

今から4例ほど、今まで出会った人を見ながらタイプ別してみました。どれかに当てはまる場合もあるでしょうし、どれも当てはまらない場合もあるでしょう。ただ、ご自身の傾向を見ながら、ご自身でご自身のモチベーションを高める条件を見つけていただければ、と思っています。

 

人から承認をもらう

人から褒められると嬉しいタイプですね。人から「すごい」と言われると素直に喜んで、モチベーションがあげられる方々です。

 

こういう方々はFacebookなどのSNSを通じて、自分の行動に「いいね!」をしてもらうことでモチベーションが高い状態のまま維持できると思います。

 

「今日は○○Km走りました。気温〇°Cだったので、寒かったのですが、走った後はポカポカとなりました。」

 

といったコメントを毎日書いて、「いいね!」をもらいます。「いいね!」の数だけテンションが上がるわけです。そして、「いいね!」をもらうために、毎日走るようになってきます。そのうち、「いいね!」がなくても、毎日走ることが習慣になっているのです。

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ただし、このタイプの場合の欠点があります。他人に毎日「いいね!」を要求するのはかなり厳しい状況にある、ということです。他人は毎日SNSを見ているわけではありません。自分が納得する「いいね!」の数が欲しい場合は、それなりの友達の数を作っておく必要があります。

 

また、毎日同じ内容ばかり記述していたら、飽きられてしまいます。なので、ランニングの記録であれば、スピードが上がる、体脂肪率が下がる、といった変化も合わせて記述していく方が良いでしょう。

 

成果が見える

行動をしたら、何らかの他人の反応が見え、それが成果となるとモチベーションが高くなるタイプです。営業職の方に多いかもしれません。

 

自分の営業力によって商品が売れる(=顧客から「買う」という反応をもらう)わけです。その販売実績数が上がれば上がるほど、モチベーションを高く維持することができます。

 

ダイエットであれば、毎日体重を計測すると毎日体重が減っていく。右肩下がりのグラフを見るたびにテンションがMaxになるのです。

 

こういった成果が見えると喜ぶタイプは、成果をグラフ化して、一目で成果がわかるようにすると良いと思います。良く営業部門の部屋の壁に貼られている模造紙に書かれたグラフのようなものですね。

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ただ、このタイプの欠点は、成果が出続けていれば良いのですが、スランプなど低迷期に入ると途端にモチベーションが下がることになります。低迷期は必ず訪れることを認識して、低迷期が来た時にどのように対処するのか、考えておく方が良いでしょう。

 

ダイエットを続けていると2週間くらいすると体重が下がりにくくなる時期が来ます。こういった時には専門家のアドバイスを受けてトレーニング内容を見直すとか、この体重が下がりにくくなる時期は体が変革しようとしている時期だから数週間様子を見る、とかいったことを考えておいた方が良いです。

 

人と一緒にやる

○○さんもやっているから、私もやる!というタイプです。仲の良い・悪いは関係なく、注目している人がやっているから自分も一緒にやっていくのです。○○さんにあたる人は誰でもOKです。例えば芸能人であっても大丈夫です。

 

芸能人であっても、その人が毎日更新しているブログやSNSを見て、同じようにやって共同作業をしているような感覚となる、そうすることでモチベーションを高められるのです。一緒にしている仲間意識がキーポイントになるのかな、と考えています。

 

芸能人であれば、好きな芸能人が始めた何かを一緒にしてみる、そして、毎日ブログやSNSで相手の情報を取得して、同じようにやってみる、ということで習慣化していきます。

 

身近にいる友人や家族であれば、実際に会ったり、クローズド(閉じられた)なネット空間(例えば、中にいる人しか見られないSNSのグループなど)を利用したりして、情報を交換します。お互いに悩みを相談したり、対策を考えあったりすることで、習慣化していくのです。

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こちらの欠点は、習慣化する前に一緒にやっている人が途中でやめてしまった、あるいは一緒にやっている人との仲が悪くなる、といったことが起きるとやる気は一気に失せていきます。相手も人間ですから、急に興味を失ってしまうこともあります。

 

そのためにも、何人か欠けても続けられるような人数を最初から作っておく、といったことが考えられると思います。他にも、人間関係には気をつけて、コミュニケーションを頻繁に取るなどの対策も必要でしょう。

 

自分がやったという自信

こちらは非常にストイックなタイプです。他人は関係なく、自分がコツコツとしてきたことを自分で承認するタイプです。行動をコツコツと真面目にするタイプなので、あまり三日坊主とは関係ないかもしれません。

 

自分がやってきたことを振り返ることができるよう、手帳やスマホのカレンダーアプリなどにチェックやスタンプを押すようにすると良いでしょう。ちょうど小学校時代のラジオ体操カードのように、シールがたまっていく感覚ですね。あるいは累積数をカウントするのも良いかもしれません。

 

モチベーションが下がってきたな、と感じたら、そのチェックやスタンプを見返して自信を取り戻すことで、モチベーションの維持が図れます。

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何の欠点もなさそうなタイプですが、良く見受けられるのが、一時的なことでもその行動ができなくなってしまうと途端にやる気を失ってしまうことです。

 

例えば、毎日筋力トレーニングをしていたのですが、突発的な予定や人生イベント(結婚など)でトレーニングを中断してしまった時などが考えられます。中断した自分が許せない、といった自己否定の方もいらっしゃいますし、生活リズムが狂ってしまって取り戻せないという方もいらっしゃるようです。

 

こんな時は「そんな時もあるさ」くらいの軽い気持ちで中断を「善」とみなすことが肝心だと思います。中断しても、また始めれば良い、と思うことです。

 

生活リズムが狂った方は、生活リズムを整えることから始めなければならないので、感覚的に「戻ってしまった」イメージになると思います。でも、そこから始めても、今までやってきた実績があるのですから、すぐに取り戻せると考えています。

 

最後に

こうして、いろいろなタイプをお話ししてきましたが、ひとりの人が必ずしも一つのタイプに当てはまるわけではないと思っています。複数のタイプを持っていたり、ある行動の場合はこのタイプだけど違う行動の場合は別のタイプだったり、ということもあると思います。

 

また、別にこのタイプが実験結果としてわけられたものでもありません。

 

私が今までいろんな人とお話しさせていただいた中で、特に人材育成という部門にいたせいか、いろんな人のやる気の出し方があるんだなーと感じていたことをまとめただけです。他にもたくさんあると思います。

 

ここで言いたいのは、自分のモチベーションの維持する方向性をトライアンドエラーで見つけていきながら、続けたい行動を習慣化する、ということが大事だなーということです。モチベーションも仕組みで維持していく方が簡単です。根性だけではどんなに頑張っても続きません。

 

自分のモチベーション管理を行いながら仕組みで維持をしていく、自分なりの方法を見つけていただくと、良い人生の方向に進むような気がします。

 

1月は年初計画ややりたいことリストについて、話をしています。来週は1月最後の週となりますが、私のことを少しお話しさせていただきます。やりたいことリストを書いた後の分類で、タイトルがついたものがあります。仕事や趣味・自己啓発とは全く異なるタイトルです。それについて、思うところをお話しします。

それでは、今日はこの辺で。

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行動を習慣化する

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

1月も半ばを過ぎました。新年は、あれもやる、これもやる、と決めたものの、そろそろ気がつくと三日坊主、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実は私も以前習慣化について書いたにも関わらず、11月からの想定以上の忙しさから、最近ご無沙汰になってしまった習慣化したい行動があります。お正月の100個のやりたいことリストの中に当然含まれているので、今年も何とかしてやり続けられるようにすることが肝要です。

 

やりたいことリストの中の行動は、一回行えば終わるモノ・コト(例えば「旅行」)、何回もしなければ達成できないモノ・コト(例えばTOEICスコア700とか…(私には無理…苦笑))があります。

 

私のやりたいことリストの中に、優先度が低いグループに入れられているものの、すぐに実行可能な「ふわふわスイーツを食べる」というのがあります。これ、今からどこかのカフェにでも行けば実行可能ですし、時間(そんなにたくさんの時間はいらない)とお金(そんなにたくさんのお金もいらない)さえあれば良いのです。

 

まあ、優先度が低いグループに入れているというのは、「好き」という分類より「体験してみたい」という分類なわけなので、一回行えば終わるモノ・コトなのです。

 

今日は、そうではなく、何度も何度も繰り返し行わなければならないモノ・コトをどのようにして行けば良いのか、反省とその後に得た知識(各先生方、ありがとうございます!後ほど個別にお礼を申し上げます)で、まとめてみたいと思います。

 

行動する時間を決める

やりたいことをする時間はどれくらいの時間を要しますか?

 

ウォーキングのような有酸素運動が効果を出すにはいろいろな説があり、どれを信用すべきかわかりません。まあ、少なくとも私自身の今までの経験から、私には30分程度のウォーキングができると効果的かな、と思っています。

 

人にはそれぞれ体調や筋肉の量などが異なりますので、あくまでもこれは私の目安です。

 

30分程度歩くと、何だか「運動した~~~」という気持ちになれる、ということもあります(苦笑)。

 

ひとまず30分のウォーキングをするということを習慣化するとします。

 

まずは、こうやって所要時間を決めることから始めます。

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それは以前もお話しした通り、人は1日24時間しか持っていないのです。寝る時間を差し引くと活動できる時間は限られてきます。

 

習慣化したい行動がたくさんあると、それをどのように割り振るのかが大事です。その割り振る前に、一つ一つの行動がどれくらいの時間を所要するのかをまず決めておくことが重要というわけです。

 

でなければ、気がつくと、8時間以上も体力アップのトレーニングに時間を費やすことになっていた、となれば、仕事をしている日にこれを当てはめることができません。

 

また、休日に当てはめたとしても、何かの予定(例えば、友達の結婚式とか家族旅行とか)が入ってきたら、当然お休みしなければなりません。翌週に取りかかれるのであれば良いですが、またもや他の予定でできない、という日が続くと、どうしても人はやりたくなくなってしまいます。

 

それを避けるためにも、自分はこのテーマ(体力アップのトレーニング(ウォーキングを含む))に関して、どれくらいの時間を費やそうとしているのかをきちんと把握しておく必要があります。

 

以前、私のブログの書き方ということで、ブログを書く所要時間を測って、それを当てはめている、とお話ししました。おかげで、今までずっと続けてこられたのも、この所要時間の把握ができていたからです。

 

今がそうですが、介護の問題で土日や平日の1日に作業ができなくなっています。今、緊急的な対応のため、いずれは改善されると思われますが、それでも、ブログを続けていくには作業時間が圧倒的に足りないわけです。

 

他の日に所要時間(5時間程度)を確保するために、時間のやりくりをします。そうすれば、毎週ブログを続けられるメドが立つのです。

 

それだけではなく、仕事が立て込んでブログを書く時間が取れそうにない週があれば、それをどれくらい前倒しできるのか、という計画を立てることができます。

 

ブログを書くということは前倒しが十分に可能ですが、体力アップのトレーニングは前倒しができません。だからこそ、きちんと予定に組み込んで、行動できるようにする必要があります。

 

行動する曜日・時間帯を決める

続いて重要だと思っているのが、行動する曜日や時間帯を決める、ということです。

 

例えば、「毎日」と決めれば、それをする時間帯だけを決めます。

 

少々問題なのが、週2日、と決める場合です。週2日、と決めるのは良いのですが、それが何曜日なのか、あらかじめ決めておいた方が良いと思います。

 

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このブログは最初は毎日でした。

 

ただ、文字の分量が半端なく多くなってきたので、負荷を減らすために、週2日更新ということにしました。そうすると問題が降りかかってきたのです。

 

日ごろ、基本的に私を含めて人は忙しいものです。10分ほどの空き時間がある、と思っても、ブログを書くとなるとその程度の時間では書けませんから他のことをしよう、とつい思ってしまいます。週2回で良いのだから、「今日、書かなくても良いよね」ということになり、気がつくと木曜日や金曜日になっている、という現実です。

 

どうしても体調がすぐれず書けない、ということもあります。でも、そうではないのに書けない自分がいると、とても情けなく感じます。

 

そういった反省に対する答が、更新する曜日を決める、ということです。

 

よほどのことがない限り、決めた曜日を守ることが重要です。

 

それを守るためにどうするのか、を考えていくのです。

 

体力アップのトレーニングに関してもそうです。週1回とするなら、何曜日にするのか。もしその日がダメだったら、どうするのか、くらいまで決めておくと、している時はその決めたルールに従うだけなので、悩まなくても済むと思います。

 

外に出るモノ・コトは時間帯も重要です。

 

私は昨年の夏にウォーキングを17時にしていたのです。11月から、それが狂い始めたきっかけは、11月の17時って結構暗いんですよね。行く先が森の近くを通るので、ちょっと怖くなって、ついつい外に出なくなってしまった、ということがあります。

 

なので、時間帯も重要だな、ということに気がつきました。

 

例えば、10月から3月までは13時からウォーキング、4月から9月までは17時からウォーキング、というようなルールにしようか、と今検討中です。まだ、実施する曜日や場所を決めていないので、行動に移せてはいませんが、近日中に開始する予定です。

 

先日、ある方にお聞きした内容で、とても素晴らしいやり方があったので、ご紹介します。その方は、〇曜日と△曜日は残業せずに帰宅し、その曜日の決まった時刻からトレーニングジムに通っているそうです。残業しない、ということは上司にも連絡済みということです。

 

すごいなー、と感心しました。

 

何曜日と決めていても、上司から急な残業を頼まれると、できない、という方は、ご参考にされてください。この曜日は残業しないけれど、他の曜日だったら残業OKだよ、というようにしておけば、上司から睨まれることもないでしょう、たぶん(苦笑)。

 

この上司攻略方法は、別の機会に譲るとして、行動を習慣化するには「やる時間を決める」ということも重要だと考えています。

 

実行するまでの手順を決める

それでも習慣化するまでにはいかない、という私みたいな方はいらっしゃると思います。いうなれば、面倒くさがり屋さんですね。

 

こういうタイプは、さあ、行動しようとする時に障害があると、なかなか行動に移せません。

 

例えば、仕事をしようとしているのに、机の上が片づいていないと集中できないと思っているタイプ。仕事でなくても勉強でも構いません。勉強を始めるかと思ったら、まず机の上の片づけから入って、結局片づけだけでその日が終わる、といった方です。

 

実行する時の条件がある方は、、その条件は何か、条件をクリアする時間はどれくらいかかるか、条件をクリアする時間が長い場合は短くするにはどうすれば良いか、といったことを考えておくことです。

 

机の上が片づいていないと勉強に集中ができない、という人であれば、勉強すると決めた時間の直前までに机が片づくような仕組みづくりをしておくわけです。

 

例えば、次のような仕組みです。

 

集中できる状態を具体的に決めます。机の上がどのような状態であれば、集中できるのか、ということです。何もない状態なのか、いくつかの本が並べてあってもOKなのか、によって片づけ方が変わります。

 

何もない状態が良いのであれば、一番汚い状態で何が置かれているのかを分析します。その置かれているモノをどうしたら片づくのかを考えます。そのモノを置く場所を決める、捨てる、など方法はいくつかあると思います。

 

それを勉強する(仕事をする)時間の直前までに終わらせるには、いつ片づけることをすれば良いのか、ということです。

 

会社の仕事であれば、帰る前にきれいに片づけておけば、朝出勤直後から集中できる状態になります。帰る前の作業として、机の上を片づける、という習慣を取り入れるわけです。

 

帰宅後の学習に集中するためには、机の上のモノをすべて一旦保管する保管箱のようなものを作って、一度にそこへ移動させるという手段も考えられます。そうすれば一瞬で机の上には何もなくなります。学習の集中力が切れた状態で、その保管箱の中を片づければ良いのです。

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机の上にこんな可愛い子ちゃんがいたら、片づけられない…(汗)

 

他にもさまざまな条件があると思います。

 

私は、作業場が寒いと嫌なタイプなので、何かをしなければならない時は、まず部屋を暖める必要があります。その暖めている間は集中できないことになるので、他の何かをする必要があります。それを決めておくのです。通常、朝の場合が多いので、部屋を暖めている間はコーヒーを淹れたり片づけの作業をしたりしています。

 

ウォーキングに行く時はこのトレーニングウェアを着る、とか、単純作業をしなければならない時はこの音楽を流す、とか、自分が続けられるような条件を考え、環境を整えておくと良いと考えています。

 

今日は、習慣化についてお話をしました。次回は、習慣化したい行動を続けるためのモチベーションについてお話ししたいと思います。

それでは、今日はこの辺で。

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やりたいことリストを眺めていたら、面白いことに気がついた

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

今年に入って、介護の問題に直面しており、土日はこの問題の解決で時間がつぶれてしまっております。昨年までは土曜日にブログを書く作業を行っていたのですが、その時間が取れません。よって、平日に作業時間が移行しています。

 

すると、平日の時間が結構詰まって来てしまっています。このままでは、なかなか思うような時間管理が難しくなってきている状態です。

 

といってブログを辞めるつもりはありません。こんな時もあるさ、と楽天的に構えております。そのうち介護問題についてブログを書くようになるかもしれません。そのための情報収集だと思えば、難しい問題でも頑張れるものです。

 

さて、今週は「やりたいことリスト」についてお話ししております。この夢を実現する、ということに関しては、ほとんどやり始めたばかりなので、初心者の立ち位置から感じたことを述べています。

 

前回は、やりたいことを100個リストアップしたことをお話ししました。今日は、やりたいことを眺めていたら、面白いことに気づいたことを中心にお話しします。

 

やりたいことは「自分自身」

 

当たり前なのですが、やりたいことのリストを眺めてみると、自分自身の姿が反映されていています。つまり、やりたいとは、自分が好きであるモノやコトのカタマリなんですね。だから、リストから自分臭さが匂ってくる感じがします。

 

そして、それは、自分自身すべてが表現できているわけではない、ということです。これ、大事ではないかと思ってます。

 

やりたいことを100個もリストアップしたら、しばらくはやりたいことが出てこないと思っていたのですが、数日経つと、「あ、あれもやりたかった」なんてことを思いつきます。ということは、まだまだやりたいことをすべて洗い出せていない、ということなのです。

 

だから、やりたいことリスト100個といっても、自分自身がすべて表現できているわけではなく、自分という代物はもっともっと大きなものである、ということです。

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私自身、ずっと欲がない人間だと、どこかで思っていました。でも、このリストを作ることで、「物欲」はたくさんあるわけではないけど、他の欲求は結構たくさん抱えている自分、というものに気づかされました。

 

人には様々な欲求があります。マズローの五段階欲求説なんて、ここで説明はしませんが、知っている方も多いと思います。ご存知でない方は、このまま検索してください。

 

ずっと欲がないと思っていた、ということを正確に表現するならば「ずっと物欲がないと思っていた」ということですね。明らかに、○○が欲しい、とはリストの中にありませんでした。

 

でも、物欲はないけれど、他に承認欲求だったり、社会への帰属欲求だったりは持っているわけです。

 

やりたいことリストを眺めながら、自分はどんな欲求を持っているのか、ということがぼんやりと見えてきた気がします。

 

夢を叶える、といってやりたいことリストを書く、というのが雑誌での書きぶりでしたが、私にとっては自分自身のことを見返す良いきっかけになった気がします。

 

やりたいこと以外のモノ・コトの正体は

 

やりたいことリストを作る話を聞くと、やりたくないことを書く欄は当然ないわけです。やりたいことリストを作るだけでも相当にエネルギーを要するのですから、やりたくないことまでは書けませんよね、普通。

 

 

ただ、ぼんやりと100個のリストを眺めながら、やりたいことリストに書かなかった内容について、私は考えることにしました。やりたいことリストに書かなかった内容は、やりたくないと思っている、特にやりたいとは思わないのどちらかです。

 

やりたくないと思っていることは比較的理由がはっきりしています。基本的に嫌いなことです。100メートルを全速力で走ったタイムを取るなんてことは、走ることが嫌いな私には絶対にやりたくないです。ジョギング程度であれば良いのですがね。他にもパラグライダーに乗るなんてことも嫌いです。

 

やりたくないことは、どんなに地球がひっくり返っても、絶対にやりたくならないでしょう。また、絶対に無理なことも同様です。オリンピック選手になるとか、プロのバイオリニストになるとか。。。今更無理ですし、なろうという気もありません。

 

特にやりたいとは思わないと分類されるものはどうでしょうか。

 

例えば、私の場合、「歌を歌いたい」とか「ギターを弾きたい」といったことは特にやりたいとは思いません。若い頃からあまり音楽に興味がなく、国民的なヒット曲以外は、ほとんど知りません。

 

なので、リストアップされません。

 

興味がないものは「やりたいとは思わない」のですよね。当然ですが…(苦笑)

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他に「やりたいと思わない」モノ・コトって何だろう、と考えると、面白いことがわかりました。それは何だと思いますか。

 

「やりたい」と思う以上に「やる」前のハードルが高いモノ・コトは「やりたいと思わない」の中に入るようなのです。

 

具体的に、私の例でお話ししましょう。

 

私は、伝統的な日本の「道」といわれるものに全く無縁のまま、ここまで来ました。「茶道」「華道」「柔道」「剣道」といったものですね。

 

例えば、「華道」をするとなれば、先生を探す、道具を集める、といったことから始めなくてはなりません。他に、華道ならではの決まり事があるはずで、そういった情報を集める必要があります。学ぶ必要もあります。

 

先生を探したり、道具を集めたりする行動がハードルを高くしているのです。

 

お花の道具なんて、どこで買えばよいのかがわかりません。価格がどれくらいするのか、どれくらいのものを購入すれば良いのか、が全くわからないのです。

 

また、それを教えてくれる人(情報通の人)を探すのも、結構手間です。今だったらSNSとかで、呼びかけると現れるかもしれませんが、全く知らない人にいろいろ聞くのも気が引ける場合もあります。

 

知りたい内容が単純なことではなく複雑な内容であれば、その内容を知っている人かどうかも判断する必要があります。知識がない部分での判断はとても難しいですし、回り道する危険性もあります。

 

また、たくさんの流派もありますよね。どこがどう違うのかもわからないまま、知り合いもないまま飛び込むのは勇気がいります。

 

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更に、私のやりたいことリストに情報セキュリティの学習をする、というのがありますが、ITに詳しくない人にとってはめちゃくちゃハードルが高い内容ですよね。パソコンもあまり使わないのに情報セキュリティに必要なの?ということだってあります。

 

知らないことをやるには、とても手間がかかるのです。そして、勇気もいります。必要性を感じることもいります。

 

 

そう考えると、やりたいことに上がらないモノ・コトは、やるまでにとてもハードルが高く感じるモノ・コトも含まれる、ということです。

 

もちろん、特にやりたくないモノ・コトはこれだけが理由ではないでしょうけれど、嫌いではないはずなので、あるきっかけで好きになる、つまり「やりたい」へ変化する可能性があるのです。

 

やりたくないことを「やりたい」にするために

 

 

知らないから手をつけない、何だか最初をどうしたら良いかわからないからやらない・やりたくない。面倒に感じる。勇気を出すのがしんどい。必要性が感じられない。

 

こんな風に考えていることがあれば、ハードルを少し下げることで、それらもやりたいことリストの中に入ってくる可能性があるのではないかと考えています。

 

やりたいことリストの中は、基本的に何もしなくてもモチベーション高く保ちながらやり遂げられそうなことばかりです。

 

特にやりたいと思わないことが、このやりたいことリストの中に入ることができれば、何だかハッピーですよね。

 

もし、特にやりたいと思わないことを、やらなければならない状況になったら。。特にやりたいと思わないのにやらなければならないのは結構苦痛です。

 

こんな時、「ハードルが高いから特にやりたいと思わないのでは」という観点でチェックしてみるのも良いかもしれませんねそう、もしかすると道が開けるかもしれません。そして、それがやりたいことに入ってくるかもしれません。

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今週は、やりたいことリストをやったこと、やって感じたことについてお話ししました。来週はやりたいことリストの中にあった「習慣化するもの」について、お話しします。

それでは、今日はこの辺で。

ーーー

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やりたいことリストを書き出してみた

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

正月の休みが終わり仕事も順調に滑り出したころだと思います。私も昨年とは異なり、年始早々からおかげ様でフル回転?(苦笑)となっております。まあ、喜ばしいことです。

 

そんな中、年始にAmazonでポチっと買い物をしました。その中に日経Womanがありました。特集は、時間の使い方。私個人的に特筆するほどのことはなかったのですが、第2特集で「なりたい自分になる」といったものがあり、やりたいことリストや計画のフォーマットがついていたのです。

 

やりたいことを100個書き出す、といったことは、今月一緒に仕事をさせていただいている社労士さんのメルマガでも書かれていたので、何だかムクムクと興味がわいてきました。

 

私自身、あまりやりたいことというのが「ない」と思っていたので、100個も出てこないだろう、と考えていたのです。100個出したとしても、本当にやりたいことかどうか、疑問だなーという気持ちが強かったのです。

 

でも、やらずに批判的なコメントをするのは悪いだろうということで、やってみました。

 

100個。洗い出すのが大変でした。

 

いろんなサイトでもやりたいことを100個書き出す方法が書かれているので、詳細は書きません。ただ、私が実際にやったこととリストを見て思ったことを今週はお話ししたいと思います。

 

 

書き出すコツ3つ

 

雑誌にもコツが書かれていたのですが、なかなか大変でした。

 

私は雑誌についていたフォーマット自体に書き込むことはせず、100円均一で購入した、いかにも使いにくそうな(苦笑)フセンに書き出すことにしました。後から分類ができるかな、と思ったからです。

 

最初の20個くらいは何とか順調に書き出せたのですが、そこで行き詰まり。どん詰まり。とどのつまり…(笑)。

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私の現在の師匠、美崎栄一郎さんの日経へのコメントを読んで「シフトをする」という方法をまず取りました。

 

シフトをするというのは、「○○を学習する」というリストから「机を整理して学習しやすくする」、「整理棚△△を買う」「資料はPDFにして保存する」「クラウドサービスの××を利用してPDFを保存する」というように横展開していく方法です。

 

そうすれば、たくさん出すことができます。

 

自己研鑽から机上の整理、ファイル整理と変化させていきながら、やりたいことリストを洗い出していくのです。

 

他にも大きなカテゴリである「仕事」や「お金」、「趣味」といった観点を徐々にシフトさせながらリストを作っていくのも良いと思います。

 

2番目のコツとしては、小さく分解しました。

 

「旅行に行きたい」ではなく「○○(実際の地名)へ行きたい」にします。行きたいところがたくさんあれば、それだけでリストがたくさんできます。一つ思いつけば、あ、あそこにも行きたいなぁ、と思いつくので、どんどん書けるのです。

 

そうしているうちに、国内ならば、北海道から九州・沖縄まで、いろいろ想定していくと行きたいところはどんどん出てきます。国外でも同様にできると思います。

 

他の場合でも同様だと思うのです。

 

「本を読む」であれば、どんな本が読みたいのか、細かく分解していくのです。

 

もっとも、「ワンピース1巻」「ワンピース2巻」とリストアップするのは時間とフセンの無駄なので、「ワンピースが読みたい」で一括しますけど…(苦笑)

※ワンピースは読んだことがないので、いつか読みたいなぁ。。。

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この女の子が来ているワンピースのことじゃないですよ(笑)
わかっていらっしゃると思いますが・・・

 

3番目のコツは、小休憩を入れることです。

 

ずっと考え続けていると頭が焦げそうになります。なので、20分に1回程度、2~3分ほどの小休憩を入れます。リストのことを全く考えない時間を挟むことで、「ひらめき」が生まれるのです。

 

こうやって、何とか私は100個のリストアップに成功しました。

 

リストアップしたものを分類してみた

 

雑誌では、「社会活動」「仕事」「お金」「人間関係」「健康」「ライフスタイル」「学び・成長」「自分の楽しみ」という6個の分類が用意されていました。その分類の図にフセンを貼り直していくのです。

 

すると面白い(!)ことに、「社会活動」や「お金」「人間関係」はほとんどなく、「仕事」「ライフスタイル」「自分の楽しみ」に集中しました。自分が考えているやりたいことの方向性がこの分類で表現できるのかなぁ、と思いました。

 

「お金」は「仕事」が成功しないと手にすることができないわけです。個人事業主だからです。サラリーマンだったら、仕事とお金を分けることができるのでしょうけれど(仕事に失敗しても退職しなければお給料はもらえるので)、仕事がないとお金がもらえない私には、仕事を充実させることが優先度が高いわけです。

 

そこで始めて「貯金」といったやりたいことが出てくるんだなぁ、と気づきました。だから、「お金」へ分類されたリストが少ないのは当然です。「仕事」の中に実は「お金」に分類できることが隠れていると私は考えました。

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そうこうしているうちに、この分類ではあてはまらないものや、優先度を考えるとずいぶん先でやりたいものなどがあることに気づきました。

 

そこで、私なりに分類し直すことにしたのです。

 

私が出したやりたいことリストから分類したものなので、他の皆さんでも使える分類とはならないと思いますが、参考になればと思って書き出してみます。

 

  • 目標(3年後)~こうなっていれば良いな~
  • 仕事
  • 社会活動
  • 学習・自己啓発
  • 習慣化するもの
  • 自分の居場所を居心地よくする
  • 行きたいところ(5年以内)
  • 優先度メッチャ低いんすけど…

 

やりたいことリストの中には、漠然とした目標のようなものがあったので、それらは「目標」というカテゴリの中に入れてみました。例えば「仕事で成功する」「カッコいい女になる」といったものです。

 

「仕事」はやりたい仕事を細かくリストアップされていたので、それらを分類しました。また、更に業務内容や方向性から小分類すると、業務のメニュー表が完成しそうな勢いです(笑)。

 

学びたいモノをリストアップするのはいいのですが、これは習慣化して日ごろのスケジュールの中に組み込まなければ、結局来年の年初でやりたいリストに上がってくるだけです。だから、「習慣化するもの」の分類を作り、その中のものは習慣化するようにスケジューリングしていくわけです。

 

「仕事」や「社会活動」「学習・自己啓発」「習慣化するもの」、そして「自分の居場所を居心地よくする」は今年中にできるようになっておく必要があるため、最優先という大きなカテゴリの中に入れます。

 

そして優先度が低いものは、いずれできたら良いな、という感じですか。他のリストとは異なり、いつまでにやりたいわけではないので、そういったものは別にするわけです。

 

今年中にやりたいことを見ていたら、旅行に行きたいところへ行く時間がなさそうです(涙)。無理やり時間を捻出するか、それとも来年以降に回すかをしないといけないようです(苦笑)。

 

そして、この一覧表をぼんやり眺めていたら、あることに気づきました。それについてはまた次回お話しします。

それでは、今日はこの辺で。

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ふりかえることができていますか?

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

今日のタイトルは「ふりかえることができていますか?」です。

 

私の回答は「できてません」です(笑)

 

私は「ふりかえり」ということを昨年まで大きく誤解していました。今日はこの話をします。

 

今週のテーマをお話ししていませんでしたが、テーマはPDCAです。その中でも私が一番苦手とするPとCについてお話ししたいと思っています。

 

「ふりかえり」では何をするのか?

 

私は「ふりかえり」あるいは「チェック」という段階では、「反省」をすることだと思っていました。これが違うかも…と気づいたのも、実は昨年の夏です。

 

もちろん、反省はするのですが、私の「ふりかえり」のイメージは「反省のみ」だったのです。

 

気づいたきっかけは、このブログでした。

 

ブログの内容が以前の会社で勤めていたことを書くことが多かったので、いろいろ思い返すことがたくさんありました。つまりは「ふりかえり」をしていたのです。その際、反省ばかりではなくきちんとしていたこともあったことを思い出したのです。

 

今までは「できていたこと」を思い出しても、それは「ふりかえり」ではない、と思い直し、そのできていたことを前面否定していました。それはなかったことにしていたのです。できなかったことだけを思い出して、反省点を列挙する、というのが私の「ふりかえり」だったのです。

 

でも、できていた事実は当然あります。それを否定するのはおかしいのです。事実を否定せず、ありのままに受け入れる必要があると、その時思ったのがきっかけでした。

 

「できていたこと」も「ふりかえり」で重要だと感じたことが、私の今までの「ふりかえり」のやり方を見直す始まりになりました。

 

それから「ふりかえり」では何をするのか、さまざまなセミナーや研修会に出て「ふりかえり」の様子を観察したり体験したりしていくうちに、「ふりかえり」では「できていない」ことをピックアップするだけでなく、「できている」ことも認めることが必要である、とはっきりと知ることができました。

 

ふりかえりで重要なこと

 

ただ、昨年の年初に立てた事業計画は全く未達のままでした。夏の時点で、年末までに到達するとはとても思えなかったのです。

 

特に今までとは異なること、つまり、サラリーマンだった時代とは異なる状況にいる私にとって不明なことが多すぎて目標値も立てられない、目標値にどうやったらたどり着けるのかもわからない状況で、不安が大きくのしかかってきていた時期でもありました。

 

そんな時、私が参加している勉強会で、「将来の夢」を描く課題が出されました。

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夢を描くことは私にとってそれほど苦な作業ではなく、いろいろ思いつくことはできます。でも、その夢を描いた図を見ているうちに、疑問が頭に浮かんだのです。「これを実現するにはどうすれば良い?」と。

 

○○(単純なモノ)が欲しい、××(普通の人が行ける場所)へ行きたい、といった夢は、お金と時間がありさえすれば実現する可能性は高いです(障壁は他にもあるかもしれませんが、天井知らずにお金を使いさえすれば何とかなるものです)。

 

でも、△△ができるようになりたい、他人に認められたい(出世や収入増はこちらに含まれると考えています)、といった夢は、お金だけでなく、それらができるようになるための努力や他人に認められるようになる、といったことが必要になります。

 

自分の努力だけではなく、他人との交流やコミュニケーションが問われてくる夢であればあるほど、お金をポンと出して叶うものではなくなってくるわけです。

 

また、そういった夢の方が魅力的だったりするのです(苦笑)。

 

だからこそ、その夢に向かって努力を始めるわけなのですが…

 

そこで、ふと気づいたのです。

 

1.どうやったらこの夢は叶うのか。

 

つまり、夢を叶えるための手段・行動・スキル・人脈を考える必要があります。

 

2.どこまで達成すれば叶ったと言えるのか。

 

つまり、夢が叶ったと思える状況・状態(目標)を考える必要があります。そして、それが高い目標であったのであれば、それまでの途中経過の状況・状態(目標)も必要です。

 

1.の問いに考えることは、「計画」を立てることです。そして、2.の問いに考えることは「ふりかえり」の指標を立てることです。

 

要は、計画時に「ふりかえり」のことも考えて、指標を予め考えておく必要があるということです。だからこそ、ふりかえり時に、良かった・悪かったの判断を指標と比較して行うことができるのです。

 

良かった・悪かった、両方の要因をそれぞれ分析することも必要です。良かったのであれば、今後続けていく時の目安にできます。悪かったのであれば、改善策を見つける必要があります。

 

未来のことであるがために不確実性がどうしても入ってしまいます。その不確実性の中で着実に行動していくには、計画をしふりかえる、つまりTry and Errorを繰り返していくことが必要なのです。

 

だからこそ、ふりかえりで重要なことは、計画時にきちんとふりかえる項目の指標を作っておくことなのです。もちろん、その指標は未来のことなので、誤差があることは当然です。その誤差を次回からは小さくするためにもふりかえりできちんと目標の指標と現実の指標を比較しておくことが必要なのです。

 

そして、ふりかえる時に忘れてはならないのは、その指標そのものが本当に夢や目標にマッチしているのか、というチェックです。不確実性の中を行動しているからこそ、計画時に設定した指標が間違っている可能性もあるのです。それも含めて確認する必要があるわけです。

 

こんな当たり前のことを知らなかったとは、本当に自分が情けないです(苦笑)。

 

ふりかえりで良い結果となった時

 

良かった場合は、素直に自分を評価してあげることです。

 

頑張った自分にご褒美の言葉をかけて上げるのです。モノやコト(例えば旅行に行くなど)を自分に与えるでも構いません。重要なことは、自分を認めてあげることかな、と考えています。

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ここで、「うまく行ったのは、○○さんが手伝ってくれたからです」とか「社会事情が良かったからです」といった自分以外のモノやヒトやコトに要因を求める方がいます。でも、その夢に近づいたのは、自分も努力したのですよね? そう言って、努力した分だけ自分を褒めて欲しいと思っています。

 

こうお話しするのも、私が昔こういった思考傾向があったからです。

 

もちろん、うまく行ったのは、自分だけの力ではないかもしれません。いろいろな方に感謝が必要です。ですが、全く努力をしなかったわけではないはずですよね? 黙って座っていたら夢が叶った、という人はいないはずです。

 

他人は他人の夢に対して関心を示さないものです。関心を示したとしても、他人の夢のために最大限の努力をすることはしません。他人の夢で頑張っているというように見せていても、実は他人と一緒に夢を叶えることが自分の夢だった、ということなのです。

 

自分の夢が叶ったというのは、それだけ自分も努力した結果だと考えても良いはずです。

 

私がたくさんの受講者を見てきた中で、半数までいかないけれど近い数字くらいの方々が自分に対する自信を持たずに、良い結果が出ても否定される方がいらっしゃるという肌感覚を持っています。

 

アンケートや統計を取ったワケではないので、数値的な根拠はありません。

 

もっとも中には「謙遜」をして、そういう言動に出られる方もおられるかもしれません。人の心の中まではわかりませんから。だから、他人に対しては「謙遜」で否定の言葉を出しても構わないと思います。

 

でも、ひとりで自分の夢という目標に対して努力してきたところをふりかえるのであれば、他人の目を気にする必要はありません。素直に自分のことを褒めてあげて欲しいと思っています。褒める時は人知れずひっそりとでも構わないです。

 

ちょっとだけ褒めて、そして、次の夢や目標に向けて頑張ってほしいなと考えています。

 

私の今年の計画(アクションプラン)

 

今、私の今年の計画を策定中です。まだ、やってます(苦笑)。すでにさまざまな業務が走り始めており、やらなければならないことも増えてきています。

 

もっとも計画を立てなければ実行してはいけない、ということは考えていません。でも、大まかな方向性だけはきちんと決めて動かなければ、途中でトラブルになった時に進路を間違ってしまいます。

 

ただ、大まかな計画は完成したので(年単位)、それらを月単位、週単位、日単位に落とし込む作業がまだなのです。早くせねば…と焦りつつ、今年もスタートしました(笑)。どんな一年になりますやら…。

では、今日はこの辺で。

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新しい年の計画はいかがですか?

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仕事始めの方も多いと思います。仕事始めは順調でしょうか。今年の初めに立てた計画通りに進んでいきそうですか?

 

昨年、私は1月20日くらいまで冬休み気分でいたため、ヤバいという思いで、創業支援の研修に参加しました。実は昨年はそこから始まりました。それまで、本当にダラダラと過ごしていたことが昨年の日報から見て取れます(笑)。

 

今年は、このブログがあるため、全くの休みというわけにはいきませんでした。また、今年の計画を立てるという仕事もあったため、仕事をしていない日は年末2日、年始3日のみでした。いやー、普通のサラリーマン程度には働いているようです(苦笑)。

 

 

計画を立てずに生きてきた

 

実は今まで、ここまで熱心に計画を立てるという行為を行ったことはありませんでした。というのも、私は計画を立てても実行できないということが多かったため、「計画(Plan)」を立てても無駄だと思っていたからです。

 

学生の頃、夏休みの宿題は、いつも休みが終わる数日前からやみくもにやり始めるパターンでした。夏休み前に計画は立てるものの、その直後から計画倒れだったのです。ただ、それでも大きな問題はなく、今まで生きてきました(笑)。

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会社員時代、さすがに無計画ということはありませんでしたが、必要最低限の計画がほとんどでした。何しろ人材育成という業務内容の場合、受講者都合でさまざまなことが発生します。人相手の商売ですから何が起こるかわからない、という業務上の性格があったのです。

 

そういったところから、本当に必要最低限の計画だけでした。

 

そのため、毎日のように発生する問題を解決することだけで日々の業務が終わるため、計画通り(つまり時間通り)に完了する、ということはほとんどなかったのです。

 

この苦闘の結果、導き出された業務改善のことについては、昨年、時間をかけてこのブログでもご紹介したかと思います。

 

ただ、こんな私ですから「計画」を立てても無駄、という意識がずっとありました。

 

行き当たりばったりの人生。これも人生よ。。。なんてことをうそぶいていたのです(笑)。

 

計画を立てる意義

 

ところが昨年、計画を立てることの重要性を感じることがたくさんあったのです。

 

まず、正月休みボケを治そうと思って出席した創業支援の研修。事業計画を立てるということが最終目標でした。

 

事業計画を立てても、実際思うようには行かないだろうという意識があったので、結構いい加減に立てました(正直に告白します(苦笑))。

 

もちろん、計画通りに何一つ進みませんでした。

 

その原因が何か、それによってどんな不都合が起きるのか、はっきり見えたのが、昨年の夏でした。

 

原因は、計画が何の根拠もなく、実行不可能な計画であり、目標を達成するための行動計画が全くできていなかったことです。

 

その行動計画ができていないから、次の行動が何をすれば良いのかがわからないことが最初の不都合でした。目標がある、でも、その目標に向けて、今何をするのか、という行動がわからないのです。

 

そして、何よりも「完了」という感覚が持てないことが私にとって最大の不都合でした。

 

何をもって完了とするのかがわからない、ということは、一番やってはいけない仕事のやり方です。

 

提案書や企画書などゴールが見えにくい業務を担当している人は、提出先である上司と連携をとって、どこまですればゴールなのか、ということを明確にして業務を行うこと。

 

このことは昨年かなりに字数を使ってお話ししてきたことです。

 

現在、私自身には上司がいません。経営者として業務を行うこと、つまり「経営」はゴールがありません。未来に向けて作業を行うことが多いので、不確定要素も多く、目標を立てても必ずしも目標達成できない可能性があります。

 

ですが、不確定要素が多いから目標を立てないとか、ましてやその目標を達成するための計画を立てない、ということでは、自分がどこまで進んだのかが本当に見えないのです。自分が進んでいるのか後退しているのかもわからないのです。

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かなり抽象的な話なので、例え話をしましょう。

 

計画で大事なことが抜けていた

 

ドライブに行くとします。目的地ははっきりと決めていません。でも、広々としたところでノンビリしたいという思いだけはあります。

 

広々としたところをどことするのか、によっては行くところが大きく異なります。

  • 広々とした海
  • 広々とした高原

ここで、海へ行くとします。海に向かっているはずなのに、現在地の標高がどんどん上がっていっていたとしたらどうでしょうか?

 

通常であれば、途中でおかしい、と気がつくことになります。下に下がらなければならないのに、上に上がっているよね、と。

 

ただ、山を越えて反対側の海に行くのであれば、それは正解です。つまり、静岡県沼津市から富山県富山市へ行く時、富士山の横を抜けて長野県を経由して行くことになります。それであれば、最初は標高が上がっていっても全然問題はありません。

 

でも、3時間後には自宅に戻る必要がある、という時間制約がある場合は、そのコースは無理です。地元の一番近い海を選択する必要があります。もっとも海のない県にいるのであれば、海ではなく高原を選択する必要があります。もしくは大きな湖という選択もあります。

 

まとめると、向かっている道が正解なのか不正解なのか、判断する必要があります。「広々としたところへ行く」という目標に向かって正確に行動しているのか、という判断です。もちろん理由があって回り道をしているのであれば、正解です。

 

判断するには基準が必要です。それは「制約条件」です。自宅に戻る時間といった時間的な制約、海がない場所に住んでいるという地理的な制約、他にも運転技術が未熟だから長距離は無理、といった人材の制約もあります。

 

それらの条件をクリアしながら目的を果たすためにも、事前に大ざっぱであってもコースを事前に決める必要があります。

 

そして、スタートした時、目の前の道を右に曲がるか左に曲がるかを判断していくことが必要です。小さな一般道の範囲であれば、普通、どちらに曲がろうとも大した問題はなく、多少間違えてもたどり着くことができます。でも、高速道路の入り口で間違えると大きな問題です。

 

つまり、間違えてはいけないポイントがあるのです。その時、判断ミスをしないように、あらかじめ判断基準を決めておいた方が良いわけです。

 

そして、途中、交通事故で大渋滞になっていた場合、引き返すのか、そのまま目的地まで進むのかも判断する必要があります。時間制約がある場合は、○○時には××に到着しておく必要がある、と考えることで、判断がしやすくなるのです。

 

今までの私の計画では、判断をするための基準が抜けていたのです。

 

計画は、ゴールを決め、そのゴールに向かっての大まかなルートを決めます。そして、正しくルートを進んでいるのかをチェックするために、途中のチェックポイントを設けるのです。

 

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そして、何よりも計画を立てる際に必要なのは、「じゃあ、今から何をするのか」という行動計画です。

 

ルートを大まかに決めた、チェックポイントも設けた、で、終わり。

 

これだと実は行動に移せないことに、気がついたのです。

 

計画を立てるには、最初の一歩、いつ、どこから、誰が、どのように、いくらかけて、何をするのか、ということを決める必要があるのです。

 

本当の「計画を立てる」ということは

 

計画を立てるということは、どういうことなのか。

 

計画で決めなければならないことがあります。

  1. ゴール
  2. ゴールになぜ向かうのか(目的)ーWhy
  3. ゴールに向かうための大まかなルート
  4. そのルートのチェックポイント

ここまでは全体的な計画です。続いて、詳細計画となります。この詳細計画とは、ゴールを実現するために行うアクション計画のことです。いくつかのアクションを起こすのであれば、それぞれのアクション計画が必要になります。

  1. 詳細計画(複数あり)
  2. それぞれの詳細計画の一本化
    誰がするのかーWho
    いつ初めていつ終わらせるのかーWhen
    どこでーWhere
    いくらでーHow much
    どのようにーHow
    何をするーWhat

 

夏休みの宿題は、基本的に一人でします。なので、同時に複数の科目の宿題に取りかかることができないのです。各科目がそれぞれ24時間ずつかかることがわかっていれば、絶対にその宿題は1日では完了できません。

 

また、工作など父親が手伝いたい意志がある、となれば、父親の休みの日に実行するように計画する必要があります。複数の人間がかかわるのであれば、それらの人間それぞれの都合に応じて計画する必要があります。

 

詳細計画の一本化では、これら複数作業を同時にできない、複数人の作業は担当者のスケジュールに合わせる必要がある、といったことを行うのです。

 

本当に行動に移せるためには、ここまで計画する必要があるのです。

 

今更ですが、これらのことに気づいたのです。

 

次回は、計画を立て実行後に行う「振り返り」についてお話しします。

それでは、今日はこの辺で。 

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でもそのことをほとんどの人が知りません。

このチャンスに残業がなくなるコツを学んでみませんか?

 

日時:2018年1月16日(火) 18:30~20:00

場所:ホルトホール大分 セミナールームL

講師:篠原 丈司先生(社会保険労務士

詳細・お申込みはWebページから!   

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「人前で話すときに行くセミナー」

~セミナーだけどプレゼントレーニングするよ~

 

来年度こそ、上司に

「あれ? ちゃんと話せてるじゃん」と言わせましょう!!

 

どうしても人前で話すとき緊張してしまう・・・

しどろもどろになってしまって、聞いてもらえない・・・

何を言っているのか、わからないと良く言われる・・・

そんな時は、トレーニングでわかりやすく話せるようになりましょう!

 

日時:2月6日(火) 18:30~20:30

場所:ホルトホール大分 セミナールームL

講師:岩川 義枝先生(トークの達人)

詳細・お申込みはWebページから!   

www.ugrade-japan.com