人材育成の道すがら

人材育成の道すがら、考えたこと・気づいたことを書き綴ります

一年の計を自分のモノにするには

管理職の部下育成トレーナーの安部です。

 

昔、父親が正月になると、
「一年の計は元旦にあり」
という言葉を言っていた。

 

幼過ぎたのか、おバカ過ぎたのか、
私は、「計」がわからず、
計画とは無縁の生活を送っておりました(笑)

 

計画を立てるようになったのは、
ここ7~8年くらいのことです。

 

もっとも元日は忙しく、
計画を考える時間など全くないので、
元日の前後に計画を立てることにしています。

 

元日といえども主婦は
来客の多い元日も忙しいのですよ(笑)

 

一年の計は元日にありではないので
年末に計画は立てています。

 

そして、昨年と大きく異なることは
計画が具体的になってくるようになりました。
計画が具体性を帯びてくると、
行動が行いやすくなります。

 

そうすることで、
「計画通り」に実行することができる
ようになるのです。

 

計画が具体性を帯びてきた大きな要因は、
ふりかえりをしているからです。

 

ugrade.hatenadiary.jp

 

自分でも驚くほど、
ふりかえることの効果を感じています。

 

計画を立てるだけではダメなんですね。
計画倒れになるだけです。

 

でも、ふりかえりをすると
自分が何ができて、何ができなかったのかが
はっきりとわかります。
できた原因とできなかった原因も
明確になります。

 

原因がわかれば対策を考えることができます。

 

私は、2018年のキーワードとして
Input(インプット、学び、知識や技術の吸収)
を設定していました。

 

それは、事業をする上において
知らないことが多く、
それが私のウィークポイントになっていたからです。

 

一年間を通して
さまざまな「学び」をしてきました。

 

それを通してわかったことがあります。

 

そのわかったことが
確かなものである、
ということもわかりました。

 

だからこそ、2019年のキーワードを
Transmission(発信、アウトプット)
としました。

 

学んだことを活かす年にする、
ということです。

 

発信の仕方をどうするのか、
ある程度決めています。

 

そして、今年は、ふりかえる時期も
計画の中に含めることにしました。

 

計画を実行していく中で
設定したチェック項目をクリアしたのか、
していないのか。
それを早い段階で確認をして
早い段階で修正を行うことをやってみようと
考えたからです。

 

もちろん、学びたいことも
どんどん増加傾向にあります(笑)
それも学び続けるつもりです。

 

ある方の占いによると
今年は大凶の年らしい。

 

2018年から2020年までの3年間は
何をやってもうまく行かない年とのこと。

 

2018年の最初は、それでかなり凹んだのですが、
計画を立て実行をしていく中で
徐々に進んでいく自分を見ていると
気にならなくなりました。

 

人生、山あり、谷ありですね(爆笑)

 

前回の記事で書いたように
やりたいこと100リストを見ていると、
自分が自分の人生をどうしたいのか、
少し見えてきました。

 

だからこそ、
更に気にならなくなってきています。

 

2019年はどんな年になるのか。

 

それは誰にもわかりません。

 

でも、少しずつ夢に向かって歩き出し始めてます。

 

それをサポートするための計画は
1月7日(お正月明け)に何をやるのか、
おおかた決まっている状況です。

 

今から年末にかけて
週間計画を更に細かく立てていくので、
お正月休みが早く明けないかなぁ、と
思っているところです(笑)

 

ブログ自体は2019年も続けていく予定です。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

それでは、今日はこの辺で。

www.ugrade-japan.com

 

夢を実現する重要な要素

管理職の部下育成トレーナーの安部です。

 

来年度版もやりました。「やりたいこと100のリスト」作り(笑)
まだ、12月に入ったばかりの初旬の頃です。

ugrade.hatenadiary.jp

前回は2018年(今年)の始めに書き出したので、
今回は来年に向けて書き出しました。

 

今回は2回目ということもあり、
そう苦しまずに100個のリストアップに成功しました。

 

実はもっと書き足したかったのです。

 

どんだけ欲深いんだよ、と自己突っ込み(苦笑)

 

未来にやりたいことをリストアップすること自体
とても楽しい作業です。

 

夢をリストアップするのですから
楽しいに決まってますよね。

 

もっとも100個出すのが大変ですけど(苦笑)

 

前回もそうでしたが、
だいたい25個を過ぎたあたりから息切れしてきます。

 

それを乗り越えると一気に80個くらいまで
行ってしまいます。
そして、残り20個が苦し紛れに絞りだす・・・(笑)

 

出てきた100個を分類します。

 

今回は、内容で分けただけではなく、
実現の時期でも分けてみました。

 

  1. 今すぐやろうと思いさえすればできること。
  2. 少し頑張ればできること。
  3. 近いうちには実現したいする思い立てばできること。
  4. すぐには無理だけどいずれ実現したいこと。
  5. 優先順位が低く、時間があれば・・・

という感じですか。

 

たぶん、いや、絶対、5番はしない気がする・・・(笑)

 

また、次回も同じものがリストアップされたのなら
優先順位を上げましょう、的レベル。

 

残念ながら前回のリストが付箋に書いたため、
どこに行ったのかがわからなくなってしまいました。

だから、今回は、
書き出すのは付箋にしましたが、
分類を終えると、パソコンに打ち込み
印刷しました。

 

パソコンソフトは何でもよいと思っています。
私は、マインドマップツールの
「XMind」を使いました。
単純に分類するのが楽なので・・・(笑)

 

こうやって何かと残しておかないと
絶対実現しないと思ったのです。

f:id:ugrade:20181217101640j:plain


 

そうです。

 

夢を実現したいのなら、
その夢を見える化しておくこと。

 

夢を心の中で思い続けるのは、
よほどのこと。

 

つい、人間は忘却曲線のかなたに
夢を乗せてしまいます。

 

だから、最近書店で出回っている
夢を叶える手帳、といった手帳には、
まず最初のページに夢を書く欄があるのです。

 

私も
ここ10数年、手帳の一番目立つところに
「一番叶えたい夢」を書く(描くでも可)
というのが新年の最初の日課です(笑)

 

もっとも元日が忙しくて、
書くのは年明け出勤の初日だったり
2週間くらい経ってからだったり
しますけど・・・(苦笑)

 

ところで、なぜ
今回、まだ12月に入って早々に
この100リストをつくったのでしょうか。

 

前にもお話ししましたが、
9月から11月末までの3カ月間、
とても忙しい日々を送りました。

 

おかげで売上は何とか目標値に達することができたのですが、
実は体調を大幅に崩してしまったのです。

 

持病と言えば持病なのでしょうけれど、
そのためにあまりストレスをかけられない、
ということもあります。

 

それよりも、
心身ともに疲れるとポジティブに考えることができない
というのが、私にとって最大重要事項だったのです。

 

11月の下旬から疲れがピークに達している兆候が出てきていました。

 

ヤバいなぁ、と思いつつ仕事をしていたのですが、
11月の終わりから一気に表面化してしまいました。

 

仕事は
「やらなきゃ」
よりも
「やりたい」
の方が断然良いです。

 

誰でもそうでしょうけれど、
これは私の仕事に対する基本的なスタンスにしたい
とずっと思ってきていました。

 

もっともプロジェクトの最初の頃は
「やりたい」一心だったのですが、
プロジェクトの終盤になってくると
さまざまなプレッシャーから
「やらなきゃ」に変化します。

 

でも、基本的に「やりたい」ことなので
なんとかクリアできるのです。

 

でも、疲れすぎると
「やりたい」ことのはずなのに
すべてが「(やりたくないけど、)やらなきゃ」に
なってしまうのです。

 

この(やりたくないけど)が曲者(笑)

 

ちょうど来年のことを考える時期になっているのに
来年はすべての事業から撤退!
なんてことが頭の中にグルグルと・・・

 

ヤバいよ、ヤバいよ・・・

 

どこかの体を張ったコメディアンの口ぐせが
つい口をついて出てきてしまうほど
超超超ネガティブになってました。

 

こんな状態でブログを書いても
ろくなことは書けない
とブログの更新が11月後半からストップしたのも
こういった理由からです。

f:id:ugrade:20181217102431j:plain

 

まあ、病気ではないのだから
疲れは時間が経てば自然と消えていきます。

 

私の経験則ですが、
疲れは、疲れがたまった時間だけ
消滅するのにかかる
と思っています。

 

つまり、今回3カ月の忙しい時期がありました。

 

最初の9月、10月は基本的に今までの貯金
(私は体力の貯金と呼んでいます)
で何とかやり過ごすことができました。

 

でも、最後の11月は貯金を使い果たした状態で
日銭を稼ぐ、という感じです。

 

ですが、とうとう朝起きても体力が回復しない
時がやってきます。
いわば体力の借金、という状態ですね。

 

その状態に陥ったのが最後の2週間程度。

 

であれば、2週間経てば、回復するだろう・・・
という見込みを立てるのです。

 

事実、2週間目の先週、
ようやく回復の兆しが見えてきました。

 

そして、貯金を始めます。

 

そこでようやく、ポジティブに考えることができるようになります。

 

それを確かめるために
「やりたいことリスト100」を作ったのです。

 

今回のことで、
私は「自分の体力」ということに
冷静に見つめ直すことができました。

 

そして、
やりたいことリストが全部叶っても
体がキツイ状態では、
全然嬉しくない、ということも。

 

体力が無限にあるのなら
片っ端から活動的に行っていけば良いのです。

 

でも、私の体力は「有限」である、ということ。

 

だからこそ、夢を実現するために
「体力」が限定条件として存在しており、
それを考慮に入れて
実現に向けての行動計画を立てる必要がある
ということ。

 

人には誰だって
阻害されるような条件があります。

 

それを冷静に受け止め
その条件を加えた状態で
「じゃあ、どうすれば夢が叶う?」
と考える必要がある、
ということなのです。

 

夢を実現した時、
どんな状態でいたいのか
ということも夢を考える際に必要なのではないでしょうか。

 

点滴を打ちながら世界旅行をしても、
ちっとも楽しくありません。

 

健康的に自分の足で
例えば万里の長城を歩きたいなら
そのためにすることは何か。

 

ということですね。

 

ちなみに
海外旅行は私のやりたいことリストの中には入ってません(笑)

 

こう考えていくと
夢を実現するために行動計画を立てることは
「人生を設計すること」
なんだなぁ、ということがわかってきました。

 

自分がどうなっていたいか、
その時はどういう状態がベストなのか、

 

ぜひ、夢を実現して幸せになるためにも
自分の状態も考慮に入れておいて欲しいです。

 

それでは、今日はこの辺で。

www.ugrade-japan.com

効率的な学び方のコツ4つ

研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしている安部です。

 

今まで20年近く様々なところで研修を行ってきました。
そのため、職業柄、いろんな方の学ぶ姿に接する機会があります。

 

どうしてもそれを学ばなければならない
切羽詰まった事情がある場合は、
できれば効率的に学ぶことが必要になります。

 

そんな時に
詳細に書かれたテキストを買ってきて
1ページ目から読む、
といった行動は
「学ぶ」ということについてはセオリーです。

 

学校で「学ぶ」ことは
このような学び方でした。

 

しかし、社会人は忙しいです。
時間がたっぷりという方は少ないのではないでしょうか。

 

だからこそ、効率的に学ぶ方法を学んでおく必要があります。

 

 

学校で少ない人で9年間、
多い人であれば20年以上(医学部博士課程など)
学んでいます。

 

でも、意外と学び方を学んだ方は
少ない気がしています。

 

私は、「上手に学ぶコツ」があると考えています。
本日は上手に学ぶ学び方についてお話しします。

 

コツ1:学んだ先のゴールを明確にしておく

何を学ぶのでしょうか。
それを学んで何を行う予定ですか。
学んだ内容を何に活用する予定ですか。

 

どこまで深く学びますか。
何がわかるようになれば終わりですか。

 

社会人が学ぶには何らか必要に迫られた場合が多いです。

好奇心に駆られたとしても、仕事に直接関係ないことを学ぶには
少しだけ時間がタイトになってしまうことが多いと思います。

 

しかし、学ぶ内容は限りがありません。

 

例えば、英語を学ぶにしても、
ネイティブのように話すためには、
それなりの時間が必要です。

 

そうではなく、
1週間の海外旅行で使える英語、とか
かかってくる英語の電話を取り次げるようにする、とか
学ぶ目的があれば、
学ぶゴールも明確になります。

 

学ぶ前に是非とも
どこまで学ぶのかを決めておくことをお勧めします。

f:id:ugrade:20180111093752j:plain

コツ2:学ぶ方法を決める

今までに効率的に学べた経験はありますか。

 

人によっては、
目から入ってくる情報
耳から入ってくる情報
体を動かすことで入ってくる情報
など、入ってきた情報をうまく処理できる器官があります。

 

運動選手は、コーチから右手の動きを注意されたら、
徐々に動きを修正することができます。

 

体をコントロールする能力が長けているためです。

 

一般の運動をほとんどしない人には難しいです。

 

本を読んだだけで理解できる人もいれば、
実際の現場を目で見て動かしてみて始めて理解できる人もいます。

 

このように人が理解しなければならない情報が
どこから入ってくるのか、どのように入ってくるのか
によって理解できるスピードが違ってくるのです。

 

自分の特徴を知って
学びの方法を考える必要があります。

 

目で文章を読むより
耳で話し言葉を聞いた方が理解が進む方は、
オーディオブックや講師による講義などを利用した方が
理解しやすくなります。

 

本の文章を読むのが苦にならない人であれば、
テキストを読む、昔ながらの通信教育を利用するなど
が効果的です。

f:id:ugrade:20180315161058j:plain
世の中には数式の方が覚えやすいという方もいます。

コツ3:今までの経験・体験を元に学ぶ

全く新しいことを学ぶ時でも、
何か類似していることが必ずあります。

 

やり方が同じであったり、
考え方が同じであったり、
構造が同じであったり、
と、全く異なるように見えるものが
実は似たものが他にあった、
ということが多くあります。

 

おやじギャグを多発する人は、
類似するものを見つけるのが上手な方でしょう。

 

おやじギャグを発する時と同じように
学んでいるものと今までの経験との類似性を
見つけるようにするのです。

 

そうすることで、
全く新規のモノを覚えることができなくても
既存のモノと類似している方が覚えやすくなります。

 

理解も早くなります。

 

効率的に学ぶにはぜひ取り入れて欲しい手法です。

f:id:ugrade:20170926210317j:plain

コツ4:自分なりの知識体系・技術体系をつくる

さまざまなことを知っている方は、
自分なりの知識体系をつくっています。

 

知識や技術は一つだけで終わるものはなく、
何らかの派生した知識や技術が存在しています。

 

頭の中にジグソーパズルのピースを埋めていく感覚で、
新しく学んだ内容を体系図を作っていくのです。

 

それは、コツ3で話した今までの経験を利用する、
と共通することです。

 

今までやってきたこと、学んできたことを補填するような
知識や技術であれば、土台部分に埋め込んでいきます。

 

参考になる知識や技術は横に広げていく感覚で。

 

将来的に発展するような知識や技術であれば、
上に伸びていくような感覚で。

 

自分なりの体系図を広げていくのです。

 

今、学んだことは、どこかのピースとなって
埋めていくことができるはずです。

 

そして、体系図を作成していると、
次にその知識や技術を取りだす時に
取りだしやすくなっています。

 

基本的に学び方が上手な方は、
自分なりの体系図を持っています。

 

というのが、

学び方が上手な方ほど、知識をお伝えした後、
自分なりに考える時間がとても長い傾向にあります。


その時、
ほとんどの方が何かを当てはめるような
所作をします。無意識ですが。

 

まるでピースをはめ込むように、です。

 

そして、
確認してきます。

○○と同じように××すれば良いということですか?
と。

f:id:ugrade:20181113113802j:plain

その時は
ひらめいた時と同じような表情をしています。

 

人は学び方を習得しておくと
かなり楽になると思っています。

 

本日お話した内容を参考に
自分なりの効率的な学び方を
ぜひ会得してください。 

 

それでは、今日はこの辺で。

www.ugrade-japan.com

仕事がひとやま超えた下り坂で考えること

今週のお題「リラックス」

 

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

10月が信じられないくらい忙しかったのですが、
今月(11月)は少し余裕があります。

 

こんな時こそ「リラックス」ですよね(笑)

 

会社勤めをしていた時は、
休日はひたすら寝たり、
テレビをぼんやり見たりして
過ごしていました。

 

だって、ゆっくりしないと体力や気力を
回復できないと考えていたからです。

 

個人事業主となってから約3年。

仕事はボチボチと入るようになってきました。

 

それが何故か集中してしまった10月。

 

9月に前もって準備をしていたため
10月の仕事をすべてこなすことができました。

 

11月も他の月より仕事はありますが、
10月ほどのプレッシャーはありません。 

 

依頼された仕事をこなすのは、個人事業主だから
当然私一人しかいません。
あまりの仕事量に他の方に依頼することも考えました。
しかし、他の方も個人事業主である以上、
そこには報酬を考える必要があります。

 

会社の従業員同士であれば、
同僚に仕事を依頼することは簡単です。
同僚の給料の額なんて気にすることもありません。

 

報酬額を計算し、
仕事の依頼書を書いて説明し、
お願いできるかを打診して・・・
といった手間を考えたら
自分で作業した方が早いな、
と思って、ひとり作業をしていました。

 

そのために、10月を振り返ってみると、
土日も夜も仕事のことを考えていました。

 

プレッシャーが大きく、
気持ちがつぶされそうになる日もありました。

 

納期前は夜中まで仕事をしていた日もありました。

 

ようやく終わった今、
考えることは二つ。

 

一つ目

今度のようなことがある前に
協力していただける方や
システム化をしておこう

 

二つ目

終わった今、次のためにリラックスをしておこう

f:id:ugrade:20170531215301j:plain

 

ただ、今はリラックスのやり方が以前とは異なっています。

 

休みの日と決めたら
その日にすることを計画します。

通常の仕事の時ほど分刻みで計画することはありませんが、
それでも何をやり遂げたら休日が終わる
とゴールを決めるのです。

 

ゴールが達成されると、本当にホッとします。

 

その時が一番リラックスできます。
やり遂げた!という想いが、
お風呂に入って時もノンビリくつろいでいる時も
リラックス度合がいつもの倍以上にしてくれるのです。

 

それに気づいてから
休みの日こそ何らかの計画を立てるのです。

 

掃除でも良いですし、
料理でも良いです。

 

普段、力を込めてやりたかったことをやる。

 

休みの日を使って「やる」

 

そして、「やり遂げる」

 

満足感に浸りながら、
お風呂につかり、
疲れを癒す。

 

これが最高の休みだと私は思っています。

 

家事労働だけではなく
趣味でも良いでしょう。

 

何かを「やり遂げて」満足することが大事です。

 

もちろん、
品質レベルをどこまで求めるかは
計画の時に決めておけば良いと思います。

 

釣りで、
クーラーボックス一杯の「魚」を獲る、
といったレベルなのか、
「鯛」を一匹でも良いので釣る、
といったレベルなのか、
ということです。

 

そのための準備も違ってきますし、
達成すれば満足できます。

 

釣りが下手であれば、
「釣り」をすること自体に
満足できるようにすれば良いのです。

 

今まで忙しかったから
ノンビリと海と向き合うことができて
満足だ・・・
というように。

f:id:ugrade:20170530090951j:plain
できれば大きな魚をたくさん食べたい…(笑)

 

私は現在、忙しかった10月から解放され、
それまでできなかった仕事をしています(笑)

 

できなかったことをやれる喜びに浸りながら
仕事をしているので、
これはこれでリラックスの条件なんですよね(笑)

 

後回ししたために溜まりに溜まった仕事が
みるみる片づいていく・・・
これが私の「やり遂げた」感です(笑)

 

そして、この感覚を持ちながら
お風呂にノンビリと・・・

 

最高ですねぇ。

 

リラックス度MAXです(爆)

 

では、リラックスした状態のまま、

今日はこの辺で(笑)

www.ugrade-japan.com

会話の語彙を増やすために

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

私のこのブログで一番読まれている記事が

読書で語彙は増えない理由 - 人材育成の道すがら

です。

 

語彙力のなさに悩んでいる方が多いのだろうなぁ、と
感じます。

 

普段の生活に多様な語彙は必要ありません。

昔、旦那さんが「食う、風呂、寝る」の3つの言葉で
生活が成り立つ、みたいなことを言われていた時期がありました。

不明な点はすべて奥さんがするので、
この3つで事足りるとか。。。

 

今でも田舎の男性の中には、
「話すこと」をしない方が見受けられます。

 

人とコミュニケーションを取ることが
認知症予防になるといわれている昨今なのに、
といつも感じています。

 

確かに、人と話すことは苦痛を感じる時があります。

 

なかなか意思を通じ合うことができなかったり、
話がかみ合わなかったり……
そんなことが重なると、
人と話すことがメンドーになり、嫌になります。

 

一度メンドーだと感じると
なかなか人と話すことを再開しようという
気持ちがなくなります。

 

なので、話し合いの場であっても
黙り込んだままになったり、
発表を促されても黙って反応しないようにしたり
という状況になります。

 

ですが、
この前のブログに書いたように
語彙を増やすには、人と話すことが大事です。

 

言葉をたくさん使う
ということです。

 

インプットである読書をどれだけしたとしても
貯蔵量は増えるかもしれませんが、
実際に使う場面で言葉が出てきません。

 

だからこそ、「使う」という経験を積むことが
大事なのです。

 

話す場面で話さない人を良く見かけます。
講師を生業としている私も
若い頃は人と話すことがとても苦手でした。

 

人と話さなければならない場所を
できる限り避ける、
自宅に誰か来ても自室に籠る、
といったことをしていました。

 

「人見知り」というわけです。

 

人見知りが決して悪いわけではありません。

 

人見知りの方は、人を良く観察して、
相手のことを非常に大切に思うあまり
人見知りになってしまうだけなのです。

 

こんなことを言ったら
相手が嫌に思うのでは…
と心配してしまうから人見知りになるのです。

 f:id:ugrade:20181025221009j:plain

語彙を増やす
という目的から考えれば、
別に全く知らない人と話す機会を増やせ、
ということではありません。

 

身近な、家族や友だちのような人たちとの
会話を増やし、
言葉を発して、
その時、少しだけ
新しい言葉を
初めての言葉を
使ってみる

 

ということをくり返すことで
語彙は増えていくのです。

 

立て板に水

のように話す必要はありません。

 

少しだけ、
今までにない言葉を使うことで、
その言葉の使い方を習得することができます。

 

語彙を増やすということは、
言葉そのものの量を増やすだけではなく
その言葉の使い方も習得する必要があるのです。

 

そうでないと、
とっさに出てきません。

 

言葉を考えている時に
思い浮かびません。

 

思い浮かぶのは使い慣れた言葉だけ。

 

早口でまくし立てる人がいたとしても
ほとんどは同じ言葉を繰り返しているだけ、
ということが多くあります。

 

講師として話をする際、
同じことを表現するために
いくつかの言葉を用意しています。


ひとつのことをさまざまに表現することで
受講者に理解してもらうためです。

 

人には理解しやすい言葉があります。

 

さまざまな言葉で表現することで
受講者にとって
一番理解しやすい言葉を発することができれば
「ああ、そうか」
と理解してくれます。

 

そのために
語彙を増やすために努力をしています。

 

昔、人と話すことが苦手、嫌いだった私が
講師として人前に立つ仕事を始めたため、
人と話すこと
人に理解してもらうための話し方
ということをずっと考え、研究してきました。

 

語彙力を増やすために
テレビで聞いた言葉をメモしても
メモしたことすら忘れてしまう…(苦笑)
といったこともたくさんあります。

 

学んだ言葉を使ってみようと
その場面(シチュエーション)をつくっても
失敗して使えないままで終わる…(苦笑)
といったこともあります。

 

でも、語彙を増やしたいのであれば、
そう言った失敗にめげずに
使いこなしていくことが肝心なのです。

 

まずは家族や友だちと会話をしてください。

 

話をした方が、
話をしながら新しい言葉を使った方が、
語彙を増やして、
豊かな表現力を身につけることができます。

 

それでは、今日はこの辺で。

www.ugrade-japan.com

 

ポジティブに考えてみる

管理職のための部下育成トレーナーの安部です。ユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

このブログは人材育成に関することを、つれづれに書き連ねています。

 

今日は、「ポジティブ」という言葉について、考えてみます。

 

きっかけは、自分自身のことです。

 

ここ数年に1回、10月にちょっとした病気が発覚する、ということを2回繰り返していました。ちょうど、私にとっては魔の10月。前回から2年が経ち、スパン的には3回目?と思える今年。

 

虫さされだと思っていたけれど、赤く腫れた上に非常に痒い、という状態が、すでに3カ月。9月の終わりから状態が悪化しているため、やっと重い腰を上げて皮膚科に行ったら、虫さされは完無視されました。

 

聞き覚えのある病名が先生の口から次々と出てくるので、だんだん気持ちが下がっていく~~と嘆き始めた頃。

 

先生、曰く、

「血液検査だよなぁ・・・やっぱり・・・(と看護師を呼ぶ)」

看護師さん、とても可愛らしい愛嬌のある笑顔で登場。「はい、先生、何でしょう?」

「血液検査だけど、大丈夫?」

「えっ!・・・(少しの間)・・・頑張りますっ!」

 

おい! 頑張るのは私だろっ!

と患者の私はツッコミを入れたい気分を抑えるのが必死でした。

 

ツッコミを入れたとたん、想像したことが事実になりそうな気がしたからです。

 

処置室で、慌てふためいて血液検査の準備をする看護師さんを目の前にしたまま、私は無言で椅子に腰かけていました。

 

きっと、この看護師さんは、私が悲観的にならないように、あえてコントのようなシーンを作り上げているんだ、と、思うようにしたのです。

 

私の服の両方の袖をまくり上げて、血管が出ている方を選択する看護師さん。

 

看護師さんの笑顔が引きつっているよ~~~

 

血液検査は、かなり慣れていると自負している私ですが、本気でやめていただきたくなりそうなシチュエーション(大汗)

 

えい! やー!

 

思ったほど、下手では(あ、言っちゃった(笑))なく、無事に採血が完了しました。

f:id:ugrade:20181010134628j:plain

 

こんな話をすると、「ポジティブですねぇ」と言われます。

 

いえいえ、私も、非常にネガティブになってしまう時があります。

 

血液検査をしてから5日間。検査結果がわかるまで後2日という日まで、先生が言っていた病名が、グルグルと頭の中を駆け巡り、検索結果でチラッと見たあまり良くない情報が繰り返し思い出され、暗~~~い、非常にどんよりとした気持ちになってました。

 

数カ月前にテレビで聞いた病名。あまりにも症状が良く似ていたし、違うテレビ局の違う番組でもたまたま目にする機会があり、「うわー、何か嫌な感じ」と思っていた病名。

 

あんまり良いイメージを抱いていなかったので、そればかり思い出して、気分的にドンヨリしていたのです。そんな時は、ネガティブな考えしか、浮かんできません。否定しようにも、次から次へと浮かんできて、止まらなくなります。

 

あんまりネガティブになりすぎて、何も手につかなくなってしまうと、仕事に支障をきたします。いい加減にしないといけないな、と感じて、時間を1時間程度に設定し、徹底的にパソコンでネット検索をしました。

 

スマホだと画面が小さいので、PDFファイルなどは読みたくありません。だから、パソコンで検索しました。

 

悪い情報も良い情報も、きちんと取り入れることが、この場合、大切だと考えたのです。知らないからネガティブになるのです。私の場合は、ネガティブというより悲観的といった方が良いでしょう。

 

すると、情報がキチンと入って来れば、どれくらい心配すれば良いのか、気をつければ良いのか、がわかってきます。気をつけることがわかりさえすれば、後は普通にしていれば良いのです。

 

そうなれば、前向きに、ポジティブに捉え直すことができます。

 

ネガティブはネガティブで非常に重要な考え方だと私は考えています。

 

ネガティブな方は、それだけ「リスク」に対して敏感である、という証拠です。

 

ただ、「リスク」に対して正常に恐れるのは良いのですが、異常に恐れを持つのは「悲観的」へと移行してしまいます。私が、この状態だったのです。

 

だから、「リスク」を正確に恐れるために、ちゃんと情報を得て、自分で判断できる程度にしておくと、正常に恐れることができます。こうしておくと、ポジティブに「前向きに」対処できるようになります。

 

人間は、原則ネガティブだそうです。

 

猿から進化した頃、か弱いホモサピエンスが生き残っていくには、多くの障害を取り除くために用心深く生きていかねばならなかった時代が、ネガティブにさせている、という話もあります。

 

また、和をもって尊し、ということを守って生きてきた日本人は、更に人との調和を崩す行為に対して、ネガティブに捉えやすい、とも言われています。

 

本当かどうかはわかりませんが、ネガティブは確かに「リスク」に対して、とても良い反応を示してくれます。

 

だから、ネガティブを否定してはいけないと考えているのです。

f:id:ugrade:20181010134816j:plain

 

でも、ネガティブだけだと「生き難い」ので、ポジティブに考える癖をつけると楽だと思います。

 

私は、ポジティブに考えるための手法として

  • 情報を正確に掴む
  • 反対の状況(楽観的な状況、裏面の状況)を考えてみる

があると思っています。

 

情報を正確に掴むと、要らない心配が減ります。

 

また、現状を違う一面でとらえてみると、意外に面白いことが見えてきます。

 

私は、こういったネガティブ状態からポジティブ状態へ変わることを「シフトする」と密かに呼んでいます。

 

ちょうど、車のエンジンがシフトアップしてスピードが上がる、そんな感じです(今はオートマ車が多いので、ノーマル車のシフトチェンジがわからない方が多いでしょうねぇ。。。)。

 

血液検査の結果はまだわからないのですが、まあ、採血前の看護師さんよりは落ち着いてきました(笑)

 

最悪でも命を速攻取られるような病気でもないので、心配をし過ぎても仕方ありません。通常の仕事に取りかからねば、仕事がたまる一方ですから(苦笑)。

 

もっとも根拠のないポジティブは、単なる楽観的に過ぎません。自分の理想郷が自然に実現する、宝くじの前後賞合わせて1等賞が当たるから、というのは楽観的過ぎます。

 

理想を追い求めるのであれば、そのための「行動」が必要です。

 

宝くじを当てるためには、確率の問題と「運」が必要です。

 

悲観的 < ネガティブ < ポジティブ < 楽観的

 

私は、上記のように考えています。

 

正しく恐れるのはネガティブで、無意味なまでに恐れるのは悲観的。正しく夢を持つのはポジティブで、根拠のない夢を持つのは楽観的。

 

だから、ネガティブとポジティブの間にいるのであれば、大丈夫だと私は思っているのです。悲観的になっていたり、楽観的になっていたりしたら、時間の無駄と思ってます(苦笑)。

 

人生には限りがあり、使える時間にも限りがありますから(笑)。

それでは、今日はこの辺で。 

www.ugrade-japan.com

手帳の役割を再考する

今週のお題「わたしの手帳術」

 

昨年も手帳術をテーマにお話をしました。また、その季節がやってきましたね。

 

毎年、この時期になると、新しい手帳が書店や文房具店に並びます。新しいものを眺めるのはテンションが上がるので、ついつい時間をかけて見入ってしまいます。

 

昨年は、手帳について私なりの考え方をお話ししましたので、今年は、その後どのように手帳が変遷したのか、についてお話します。

手帳 カテゴリーの記事一覧 - 人材育成の道すがら

 

手帳にはいろいろな役割があります。

 

例えば。

  • スケジュールを管理する
  • タスクを管理する
  • 目標を管理する
  • 記録を取る
  • 短期間だけど忘れてはいけないものをメモする

など。

 

あなたはどんな役割を手帳に持たせていますか?

 

私は、上記の役割をすべて持たせています。

 

私が使用しているのはシステム手帳です。

ただ、カバンが重くなるのは嫌でした。だからシステム手帳は昨年買ったのが初めてのモノです。

 

システム手帳ではなく通常の手帳を買われる方も多いと思います。私もずっとそうでした。

 

ただ、市販の手帳は、私の「薄くて機能的な手帳」というわがままな要望を叶える手帳がなかなか見つからず、不満のまま何年も過ごしてきました。

 

昨年、ちょうどスリムタイプが見つかったので、即購入し、今も使っています。

システム手帳なら今必要なレフィルのみを挿入すれば、軽くなります。

私の手帳の厚みは1センチ強。

 

また、A5サイズであれば、レフィルを自作することが簡単です。通常のA4サイズの用紙にプリンタで印刷し、2つ折り、もしくは切断すれば良いので。

 

軽さと機能充実、という点から今の手帳を選択したのです。

 

さて、私の手帳の役割です。

 

 

1.スケジュールを管理する

スケジュール管理にはマンスリータイプを利用しています。

 

見開きで1カ月分がカレンダーのようになっているタイプです。1日の四角いマスの中に数行分のラインが引かれているものを選択して使っています。

 

というのは、大まかに、1行目が午前、2行目が昼一、3行目が夕方、4行目を夜といった時間帯に応じて書き込むようにするためです。

 

こうすることで一目で予定がどの時間帯に入っているのかがわかります。

 

大ざっぱにスケジュールを管理するというのが、このマンスリーの目的です。

 

他にできれば、メモなどを書き込む余白があると、重宝します。

 

そのメモには、1カ月中にしておきたいタスクや注意すべきこと、展覧会などの予定などを書き込みます。明確な目標も書き込む時もあります。

 

マンスリーは、ほぼ毎日目を通すので、目標を毎日、目にとめさせるためです。毎日目標を見ていたら、達成しなくてはならない気がしてきますから(笑)。

f:id:ugrade:20170926203435j:plain

 

このマンスリーには仕事もプライベートも書き込みます。

 

最近は、ダンナの両親の介護の予定などもあるため、ケアマネジャーとの打ち合わせなどの日も一緒に書き込みます。

 

ただ、書き込む時のペンの色は変えています。仕事は青、プライベートは緑。

 

特に意味はないのですが、もう何年もこのパターンなので慣れてしまって、何も考えなくてもこの日はプライベートの予定が入っていると認識できています。

 

予定を決める時はすべてこのマンスリーを見ながら、一番最初に書き込むようにします。あちこちに書くとダブルブッキングの原因になるからです。

 

急がない、でも、この日にしたい、この日にすべきといった仕事も書き込んでおきます。他の予定を入れてしまうと、そのタスクが完了しなくなるからです。書き込んでおけば、他の人と予定を調整する時でも、優先順位を間違えることがありません。

 

それに他の方がちらりとこのマンスリーを見れば、何か書いてあれば「ああ、予定があるんだな」と納得してくれます(笑)。

 

2.タスクを管理する

仕事の内容によっては、タスク管理は必要ない、という方もいらっしゃるでしょう。

 

ですが、私のように、いくつものプロジェクトや顧客を抱えている場合は、それぞれのタスクがどのようなものがあり、いつまでにどのタスクを完了させる必要があるなどといった管理が必ず必要になります。

 

その管理を手帳で管理しています。

 

私はプロジェクトにプロジェクトコードを付けています。これは、前の会社からの名残です。

 

業務内容や顧客名などをアルファベット2文字~3文字にしてコード化するのです。年1回しか仕事の依頼が来ない先であれば、顧客名のみのコードで管理が可能です。ですが、年に複数回あるような仕事であれば、顧客名+連番を割り振っています。同時に進める場合も、どのプロジェクトなのかがはっきりわかるからです。

 

予定もこのプロジェクトコードで書き込めば、他の方から見られても、情報が洩れて問題になることも少ないでしょう。

 

タスクは、各プロジェクトに所属します。

 

逆を言えば、プロジェクトはいくつかのタスクに分解されます。

 

それぞれのタスクを一覧表に書き込んでいきます。

 

私は「Inbox」と呼んでいますが、単なる表形式のタスク一覧表です。

 

ネット上にフォーマットがありましたが、現在はそのフォーマットから自分なりに作り替えて印刷して使用しています。

 

タスクを記憶しておくのは大変です。こんなタスク管理などに脳みそを使いたくないので、思いついたらこのInboxにひたすら書き込んでいきます。

 

書き込む順番は順不同。思いつくまま、思い出すままです。ペンの色も、思いついた時に持っていたペンで書きなぐります。だから、黒も青も赤も緑もあります。

 

タスクが完了すれば、フリクションのハンコで「済」があるので、ポンポンと押していきます。これが気持ちいいです(笑)。

 

一応、Inboxには、完了予定日を記述する欄があります。この完了予定日がとうに過ぎているのに完了していないタスクがあれば、「そもそもそのタスクはした方がよいのか」という検討の対象になります。

 

しなくてもよいのであれば、横線を引いて消していきます。

 

ああ、スッキリ!

 

このタスク一覧表「Inbox」から、バーティカルタイプのウィークリータイプのレフィルのメモ欄や余白欄に、今週すべきタスクを抜き出して書き込んでいくのです。それがデイリーのタスク欄に転記されていきます。

 

そうなれば、忘れてた!というように締め切り間際に慌てて業務を行わなくてもすみます。

 

そして、最近から始めたのは、デイリーのレフィルです。

 

今はこれをカスタマイズした自作のレフィルを使っています。作業時間をより自分にあわせて作り替えました。早起きするぞー!という意思を込めて、4時からにしているのですが、いまだに起きた試しがありません(大汗)。

 

分刻みに研修を行う日は使用しませんが、作業場で企画や研修を作成する日は、このレフィルを使用しています。

 

作業開始時間と終了時間、作業内容をプランと実績で比較できるように自作のレフィルはしています。

 

そうすると、その作業の実際の時間がわかるのです。タスクやスケジュール管理で重要な、そのタスクを完了させるための所要時間が記録されていくことになります。

 

例えば、ブログを書くのに、だいたい私は1,000字で1時間かかります。おおよその時間を把握すれば、今日の作業計画の中に組み込むことができ、他の作業を残りの時間に割り当てることができるのです。

 

今日一日、作業を行った後に終わっているはずのタスクが把握できます。

 

このあたりの詳しいところは、またおいおいお話ししますね。

 

3.目標を管理する

マンスリーの余白にもウィークリーの余白にも、その月や週に達成したい目標を書くようにしています。

 

そうすれば、手帳を開くたびに、それを目にすることになります。

 

否が応でも目標を意識することになります。

 

達成せざるを得なくなる、というわけです。

 

それと同時に、このレフィルも使っています。

でも、こちらは年間、もしくは数年の目標や計画を記述することができるので、かなり目標管理には有効だと思っています。

 

これには黒で計画を書き込み、赤で実績を書き込んでいます。

 

どこまでできたのか、振り返ることもできるので、便利です。

 

まだ、今一つの使い心地なので、今後自分なりに作り替えていくかもしれません。修正後のイメージができていないので、フォーマットのまま使用しています。

 

目標を管理する、ということで一番大事なのが、目標を書き、それを常に目にするところだと考えています。枝葉に気を取られていても、すぐに本来の目的・目標を思い出すからです。

f:id:ugrade:20180103132153j:plain


 

それから、ふりかえりシートも手帳に入れています。

こちらは、要因の欄が気に入らなかったので、同様の形式で、要因欄を変更した自作のモノを使用しています。

 

要因が、「能力・努力・運・課題のレベル・環境・その他」というのは、あまり良くないと思うのです。要因が「運が悪かった」ということであれば、次の努力の方向性が見つかりません。

 

そうではなく、準備やタイミングが悪かっただけだと思うのです。

 

そのため、私は要因を「技術力・準備・リスク管理・計画性・メソッド・その他」にしています。これも暫定的なので、近いうちに変更する可能性は高いですが。

 

目標で定めたものに対して行った業務や作業、小さなことまでをこの振り返りシートに書き込んでいます。振り返ることで、気がつくことも多いのです。また、振り返りシートを更に後日読み返すことで、新たな発見もあります。

 

そして、それがまた目標到達のための手段に反映されていくのです。

 

4.記録を取る 

私は顧客ごとに話した記録を取っています。システム手帳なので、顧客ごとにまとめるのはとても簡単です。前回、お話した内容などを記録して、レフィルに貼り付けておけば、忘れることがありません。

 

また、小さな目標を達成した日などは、ウィークリーのその日の欄にスタンプを押します。シールを貼る時もあります。

 

そして、いつも持って回るシステム手帳とは別に、日報用の日誌も書き込んでいます。使用しているのは高橋書店の3年卓上日誌です。2016年の独立した年から書いているので、今年が3年目。最後です。

 

記録を取ることに、最初はあまり意識をしていなかったのですが、今振り返ってみると、とても重要だということを感じています。

 

2年前の今日、1年前の今日、何をして、どう思っていたのか、ということがわかります。そうすることで、今の自分と比べて、成長したのか、していないのか、考え方が変わったのか、変わっていないのかなどが、とてもよくわかるのです。

 

会社に勤めている時は、日報は上司のためと考えていました。

 

でも、上司のいない今、日報は自分のためにあるのです。2年前の私は、こう考えていたから失敗したのだ、と教えてくれます。毎日9行程度の短いものですが、記録にとっておくと助けられることが多いのです。

 

手帳でもダイアリータイプのものもありますので、記録を取る機能を持たせることも良いと考えています。

f:id:ugrade:20170903141526j:plain
 

私は最近始めた記録は、農作業日誌です(笑)。

 

普通の大学ノートですが、作業日、作業内容、気がついたこと、仕入れた情報や知識などを記録しています。フリーフォーマットなので、絵やスマホで撮った写真を印刷したものなどを貼りつけています。

 

これは、来年の自分のためでもあるから、何でも書き込んでいるのです。

 

年間使用するだけのジャガイモの種イモの数なんて、そうそう覚えていられません。そんなことを覚えるために脳みそのリソースを使いたくないのです(笑)。

 

だから、記録を取ります。

 

〇月〇日にジャガイモをどこに何個植えたのか、と。

 

そして、どれくらい収穫して、どうなったのか、など。

 

連作(同じ場所に同じ種類を植えること)がダメな作物もあるので、何をどこに植えたのかもきちんと書き込みます。

 

来年の私がまだ農作業を続けているのであれば、参考にして欲しい、という気持ちです。

 

5.短期間だけど忘れてはいけないものをメモする

仕事上のメモは、ウィークリーのメモ欄に書き込みます。短期間なので、ウィークリーがちょうどよいのです。マンスリーだとメモ欄がすぐに足りなくなるでしょうし。

 

雑多なことやブログのネタなどは、デイリーの裏面をメモ欄にしているので、そちらに書き込みます。後々破棄しても大丈夫なものです。

 

他に買い物リストは、スマホに記録しています。買い物リストは買ってしまえば不要なので、紙に書くよりスマホに記録して、要らなくなったら捨てればゴミが出ません。

 

今は、自宅とダンナの実家の分の2軒分の買い物をしているので、たまに、どっちの家で砂糖が足りないのかがわからなくなります。だから、スマホに記録する時、どっちの家用かをついでに書き込んでいます。

 

最近では、仕事用の買い物もスマホに入れています。

 

仕事用はAmazonで購入することも多いので、メモをしなければならないものは少ないのですが、それでも実店舗で買う必要があるものも多くあります。買い忘れないようにするためです。

 

他に、ちょっとした良い言葉に出会った時は、スマホの付箋アプリに書き込みます。個のアプリは、まとめてメールでパソコンに送ることができるので、結構便利です。

 

なかなかEvernoteまで行きつかないのですが、早く使いこなしたいと思って、すでに10年くらい経っている気がします(笑)。

 

他にも手帳の役割はたくさんあるとは思いますが、私が手帳に与えている役割はこの5つです。

 

手帳売り場に行くと、だいたいこの5つの役割のいずれかに重点を置いた手帳が売られているようです。自分に何が適しているのか、自分は手帳に何を求めているのか、を考えながら、手帳選びをするのが一番良いのでしょうね。

 

私は来年の手帳は、もう少し可愛らしく、と考えています。

ただ、センスがないので、自分で可愛らしくは無理です(苦笑)。

また、余白に可愛い絵が描かれていると、きっとイラっとします。メモすることができないっ!と(苦笑)。

f:id:ugrade:20170927140541j:plain

可愛い猫の手帳が欲しい…
 

なので、きっと来年も愛想もないビジネス寄りの手帳なんだろうなぁ、と思うのです。

 

それでは、今日はこの辺で。 

www.ugrade-japan.com