人材育成の道すがら

人材育成の道すがら、考えたこと・気づいたことを書き綴ります

やりたいことリストを書き出してみた

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

正月の休みが終わり仕事も順調に滑り出したころだと思います。私も昨年とは異なり、年始早々からおかげ様でフル回転?(苦笑)となっております。まあ、喜ばしいことです。

 

そんな中、年始にAmazonでポチっと買い物をしました。その中に日経Womanがありました。特集は、時間の使い方。私個人的に特筆するほどのことはなかったのですが、第2特集で「なりたい自分になる」といったものがあり、やりたいことリストや計画のフォーマットがついていたのです。

 

やりたいことを100個書き出す、といったことは、今月一緒に仕事をさせていただいている社労士さんのメルマガでも書かれていたので、何だかムクムクと興味がわいてきました。

 

私自身、あまりやりたいことというのが「ない」と思っていたので、100個も出てこないだろう、と考えていたのです。100個出したとしても、本当にやりたいことかどうか、疑問だなーという気持ちが強かったのです。

 

でも、やらずに批判的なコメントをするのは悪いだろうということで、やってみました。

 

100個。洗い出すのが大変でした。

 

いろんなサイトでもやりたいことを100個書き出す方法が書かれているので、詳細は書きません。ただ、私が実際にやったこととリストを見て思ったことを今週はお話ししたいと思います。

 

 

書き出すコツ3つ

 

雑誌にもコツが書かれていたのですが、なかなか大変でした。

 

私は雑誌についていたフォーマット自体に書き込むことはせず、100円均一で購入した、いかにも使いにくそうな(苦笑)フセンに書き出すことにしました。後から分類ができるかな、と思ったからです。

 

最初の20個くらいは何とか順調に書き出せたのですが、そこで行き詰まり。どん詰まり。とどのつまり…(笑)。

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私の現在の師匠、美崎栄一郎さんの日経へのコメントを読んで「シフトをする」という方法をまず取りました。

 

シフトをするというのは、「○○を学習する」というリストから「机を整理して学習しやすくする」、「整理棚△△を買う」「資料はPDFにして保存する」「クラウドサービスの××を利用してPDFを保存する」というように横展開していく方法です。

 

そうすれば、たくさん出すことができます。

 

自己研鑽から机上の整理、ファイル整理と変化させていきながら、やりたいことリストを洗い出していくのです。

 

他にも大きなカテゴリである「仕事」や「お金」、「趣味」といった観点を徐々にシフトさせながらリストを作っていくのも良いと思います。

 

2番目のコツとしては、小さく分解しました。

 

「旅行に行きたい」ではなく「○○(実際の地名)へ行きたい」にします。行きたいところがたくさんあれば、それだけでリストがたくさんできます。一つ思いつけば、あ、あそこにも行きたいなぁ、と思いつくので、どんどん書けるのです。

 

そうしているうちに、国内ならば、北海道から九州・沖縄まで、いろいろ想定していくと行きたいところはどんどん出てきます。国外でも同様にできると思います。

 

他の場合でも同様だと思うのです。

 

「本を読む」であれば、どんな本が読みたいのか、細かく分解していくのです。

 

もっとも、「ワンピース1巻」「ワンピース2巻」とリストアップするのは時間とフセンの無駄なので、「ワンピースが読みたい」で一括しますけど…(苦笑)

※ワンピースは読んだことがないので、いつか読みたいなぁ。。。

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この女の子が来ているワンピースのことじゃないですよ(笑)
わかっていらっしゃると思いますが・・・

 

3番目のコツは、小休憩を入れることです。

 

ずっと考え続けていると頭が焦げそうになります。なので、20分に1回程度、2~3分ほどの小休憩を入れます。リストのことを全く考えない時間を挟むことで、「ひらめき」が生まれるのです。

 

こうやって、何とか私は100個のリストアップに成功しました。

 

リストアップしたものを分類してみた

 

雑誌では、「社会活動」「仕事」「お金」「人間関係」「健康」「ライフスタイル」「学び・成長」「自分の楽しみ」という6個の分類が用意されていました。その分類の図にフセンを貼り直していくのです。

 

すると面白い(!)ことに、「社会活動」や「お金」「人間関係」はほとんどなく、「仕事」「ライフスタイル」「自分の楽しみ」に集中しました。自分が考えているやりたいことの方向性がこの分類で表現できるのかなぁ、と思いました。

 

「お金」は「仕事」が成功しないと手にすることができないわけです。個人事業主だからです。サラリーマンだったら、仕事とお金を分けることができるのでしょうけれど(仕事に失敗しても退職しなければお給料はもらえるので)、仕事がないとお金がもらえない私には、仕事を充実させることが優先度が高いわけです。

 

そこで始めて「貯金」といったやりたいことが出てくるんだなぁ、と気づきました。だから、「お金」へ分類されたリストが少ないのは当然です。「仕事」の中に実は「お金」に分類できることが隠れていると私は考えました。

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そうこうしているうちに、この分類ではあてはまらないものや、優先度を考えるとずいぶん先でやりたいものなどがあることに気づきました。

 

そこで、私なりに分類し直すことにしたのです。

 

私が出したやりたいことリストから分類したものなので、他の皆さんでも使える分類とはならないと思いますが、参考になればと思って書き出してみます。

 

  • 目標(3年後)~こうなっていれば良いな~
  • 仕事
  • 社会活動
  • 学習・自己啓発
  • 習慣化するもの
  • 自分の居場所を居心地よくする
  • 行きたいところ(5年以内)
  • 優先度メッチャ低いんすけど…

 

やりたいことリストの中には、漠然とした目標のようなものがあったので、それらは「目標」というカテゴリの中に入れてみました。例えば「仕事で成功する」「カッコいい女になる」といったものです。

 

「仕事」はやりたい仕事を細かくリストアップされていたので、それらを分類しました。また、更に業務内容や方向性から小分類すると、業務のメニュー表が完成しそうな勢いです(笑)。

 

学びたいモノをリストアップするのはいいのですが、これは習慣化して日ごろのスケジュールの中に組み込まなければ、結局来年の年初でやりたいリストに上がってくるだけです。だから、「習慣化するもの」の分類を作り、その中のものは習慣化するようにスケジューリングしていくわけです。

 

「仕事」や「社会活動」「学習・自己啓発」「習慣化するもの」、そして「自分の居場所を居心地よくする」は今年中にできるようになっておく必要があるため、最優先という大きなカテゴリの中に入れます。

 

そして優先度が低いものは、いずれできたら良いな、という感じですか。他のリストとは異なり、いつまでにやりたいわけではないので、そういったものは別にするわけです。

 

今年中にやりたいことを見ていたら、旅行に行きたいところへ行く時間がなさそうです(涙)。無理やり時間を捻出するか、それとも来年以降に回すかをしないといけないようです(苦笑)。

 

そして、この一覧表をぼんやり眺めていたら、あることに気づきました。それについてはまた次回お話しします。

それでは、今日はこの辺で。

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