部下を優秀な人材にする教え方
ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。
実は、新しいブログを開設しています。はてなは1つの無料用IDで3つのブログを開設できます。その機能を使って「部下育成」限定のお話を新しいブログで展開しております。
なぜ、こんなことをしたのでしょうか。
社会人として仕事を始めてから、ずっと思っていたこと。それは、会社に勤めていると必ず「部下を育成する」という仕事が発生すること。誰も「教え方を教えてくれない」ということ。そして、「部下にいろいろ教えるやり方は誰も知らない」ということ。
だからこそ講師という商売が成り立っているのかもしれません。
でも、常時、講師を雇えるのは、一部の大きな会社だけです。専属の講師を育成するという方が早いでしょう。
また、数日間、プロの講師に来てもらえるのは、一部の少し規模の大きな中小企業だけです。
大半の、おそらく、9割近い小規模な企業では、講師に来てもらうことすらできないでしょう。だからといって、部下を育成しないのであれば、現状のままです。現状のまま、ということは上に上がっていくことはありません。
もっと言えば、上に上がらないということは、尻すぼみになっていく可能性が高いのです。今の世の中、成長し続けなければ存続できない風潮になっています。社員も同じです。部下を成長させ続けなければ、いずれその部署は消えていく運命なのかもしれません。
以前もお話ししましたが、最初に入社した会社で3年目となった春、新卒の後輩の教育担当になりました。その際、苦悩しました。どうやって教えれば良いのか、どこまで教えれば良いのか、効果的に教える手順は何か。誰も答えてくれません。
そこから、ずっと疑問に感じてきていました。部下を育成しなければならないのであれば、その育成方法は何なのか、と。
もちろん、相手が人間であるからこそ、これが「正解」というものがないのはわかっています。でも、正攻法、セオリーくらいはあるはずです。
しかし、それを誰も知らない、知っている人に出会わなかったのです。
そのことが私にとって強く問題として認識しました。
「人に教える」というのは、決して簡単ではありません。
まだ、数十年前であれば、人材を時間かけて育てていく時間的余裕がありました。その時代であれば「俺の背中を見て学べ」といっても十分に通用したのです。何十年かけて一人前にすれば良いのですから。
でも、今はそんな時代ではありません。
気がつけば、世界のどこかのライバルがお客様を奪っていく、という時代です。ノンビリ人材を育てている時代ではなくなったのです。
早く一人前にしなければならない、というのが、今の社内の現場の実情です。
では、効率的に人を育てる手法は何でしょうか?
そんな魔法のような手法は現実的にありません。ですが、セオリーはちゃんとあります。
もう一つのブログ「部下を優秀な人材にする教え方講座」では、そのセオリーをまとめて文章化しています。現時点(2018年8月13日現在)では途中ですが、このブログと交互に書いていく予定にしています。ブログは週1回の更新ですので、2週間に1回の更新頻度になります。
こちらのブログは、自分も含めた人材育成全般に関すること、もう一つのブログは「部下育成」に焦点を合わせたブログです。
もしご興味がある方は、ぜひお読みください。なお、一足早くコツが知りたいという方は、メールセミナーを完成させておりますので、そちらをお読みいただければと思っています。(メールセミナーのリンクをクリックすれば、メールアドレス登録フォームが開きます)
それでは、今日はこの辺で。