人材育成の道すがら

人材育成の道すがら、考えたこと・気づいたことを書き綴ります

目標管理のための手帳

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

お題「手帳」

 

今週は手帳についてお話しています。今日は手帳で目標管理をすることについてです。

 

目標管理は会社にいた頃、あんまり深く考えたことがありませんでした。もちろん、会社にいた頃、目標設定をしてそれに向けて業務をしていく、ということはしていました。ですが、上司から何となく与えられた目標に向けて、あまり深く考えることもなくやっていたので、目標管理というほどしていなかったと思います。

 

個人事業主になってから、「目標」という言葉が大きくなってきたのは今年の一月からです。ある方から「フランクリン プランナー」について教えていただいたのがきっかけです。ということは昨年の一年間は目標すら立てずにやってきたということですね・・・(苦笑)

 

最初は良くわからず理解するだけで2カ月以上かかりました。そこから、自分なりのやり方を導き出して、こうやったら上手くいくのでは?と思えるようになったのが、8月のことです。そうなった時、手帳を見直さなければ、という思いになりました。

 

今までの手帳は、メモ帳、スケジュール管理、タスク管理(がかろうじてできる)ものでした。でも、これだけだと、本当の意味でのタスク管理ができないと感じたのです。本当の意味でのタスク管理、つまり、自分の目標に対するタスクの管理です。

 

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目標・・・それは美味しそうな鳥

 

フランクリン プランナー

フランクリン プランナーでは専用の手帳を販売しています。とても高いのですが、レフィルだけを手に入れました(カバーが高いので・・・)。そういった視線で手帳売り場を見てみると、ビジネス書を書かれている数名の方々が手帳を開発して販売されていることに気がつきました。

 

私が7月からワークショップでお世話になっている美崎栄一郎さんも手帳を販売されていることについ最近知りました。ごめんなさい。来年度分はちゃんと目を通します。

 

これらの手帳の共通しているのが、目標管理の欄が徹底的に研究されて作られている、というところです。

 

皆さんの好みで手帳を選択されると良いかと思います。ただ、サラリーマンの方は、昔の私と同様、あまり目標というものに関心がないというか、身につまされるものがないので(サラリーマンは目標達成できなくてもクビになることはないので。評価は下がりますけど)、明確な目標ないし目的がない方は購入されても効果は薄いかと思われます。

 

フランクリン プランナーは決して悪くないと考えています。しかし、一般的な凡人、いえ、凡人以下の私が使うには難しすぎる、というのが私の評価です。自分の価値観やミッションステートメント(いわゆる人生の目標)を作成するために、さまざまな質問があり、それに答えていくことで最終的にはミッションステートメントが出来上がる、という形式になっています。でも、とんでもない脳みその私がすると、話があっち飛びこっち飛びして、結果まとめ上げることができませんでした。

 

結局三度チャレンジしてようやく完成したのですが、いくつか重なっていることを数カ月後に発見するなど、修正がたくさん必要です。

 

この価値観やミッションステートメントの考え方自体は、素晴らしいと思います。ぼんやりと「自分とはこんなヤツだよなぁ」と考えることはあっても、それを明確な言語に表すことをしたことはありませんでした。。自分は基本的にこういうヤツだよね、ということが明確になれば、あらゆる場面で自分の感情が起こる原因もわかる気がします。

 

基本的にマジメな人間であれば、赤信号を無視している人を見ると腹が立つ・・・みたいなことです。

 

マジメに決まり事を厳守するより効率化を優先するヤツだと思えば、車が明らかに来ていない時に赤信号を無視するのは時間効率から言って良いことだと考えるわけです。

 

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そんな自分の考え方の傾向を知るにはとても良いことです。人生の目的や目標を考えるにあたって自分の思考の傾向を知っておくのは重要なことでしょう。

 

でも、来年からこの手帳を使うぞー!と決めた人は、今頃から取り掛かっておかないと来年の1月1日には間に合わないと思うのです。すでに自分の価値観やミッションステートメントができていて、後は若干の修正だけ、という人は良いでしょう。でも、今から、という人は、ちゃんと考えると数カ月かかります。ですから、取り掛かりは今からすることをお勧めします。

 

私は4月始まりを3月に購入したのですが、結局間に合わず、全く書き込んでいません。今は机の引き出しにしまい込んでます。

 

私がこのフランクリン プランナーで時間がかかると書いているのは、価値観やミッションステートメントだけではありません。価値観やミッションステートメントを書き上げた後、今度は今後の目標を決めていきます。基本的にミッションステートメントは人生の目標なので、かなり抽象的です。これを具体的にする作業にまた時間がかかるのです。

 

とうとう息切れして、私は途中で放り出してしまいました。それよりももっと自分に合った方法はないだろうか、と考えるようになったのです。

 

そして行き着いたところが、システム手帳でした。

 

システム手帳は分厚いものが多く、買おうかなと思っては辞めたことがもう数えきれないくらいあります。ところが、今度スリムタイプが販売になっていることを先日知り、さっそく購入しました。レフィルをいっぱいに入れても厚みが1センチ5ミリ程度なので、あまりレフィルを入れないともっと薄くなります。色もウチのコーポレートカラーの赤があったので、本当にラッキーでした。

 

このシステム手帳をどのように使っていくのか、明日はこのお話をします。

それでは、また明日。 

www.ugrade-japan.com