人材育成の道すがら

人材育成の道すがら、考えたこと・気づいたことを書き綴ります

「チーム会社」が発展するには

「チーム会社」が発展するには
というテーマで今日はお話しします。

 

「チーム会社」って何?

 

まずはここからお話しします。

 

ちょうど、チームスポーツができる人数程度の
会社ということです。

 

中小企業という括りは幅が大きすぎると
いつも感じていました。

 

中小企業の中でも100人を超える会社では
人材育成のための研修を検討する部署があり
研修を組み立てています。

 

でも、そうではなく
もっと少ない人数の会社にも
人材育成を行ってほしくて
私は研修事業を組み立てています。

 

ただ、30人未満の会社、といった名前を付けると
ネガティブに感じ取る方も多いため、
「チーム会社」という言葉を作りました。

 

私の造語です。

 

チームスポーツは何でも結構ですし
補欠選手をカウントしても結構です。

 

研修にお金と時間がかけられない
ホントに社長も含めて全員が全力投球しながら
日々仕事をしている会社のことを
「チーム会社」とすることにしたのです。

 

さて、チーム会社は
ほとんど研修をしていません。

 

理由は2つあります。

 

一つ目は、売上規模が小さく
それだけ利益額も抑えられるので
研修に使う余裕がないということ。
つまり、お金がない。

 

二つ目は、研修のために一人が欠けると
その日の業務が回らなくなるからです。
つまり、時間がない。

 

実際に研修をしなくても
社員は育成できます。

 

社長や経営幹部の方々が
社員一人一人にあった研修を
実施すれば良いからです。

 

ですが、残念なことに
それが上手くいっている会社が
非常に少ない気がしています
(実際に調査したわけではありませんが)

 

なぜなら、
日本人のほとんどが「教える」ということを
「学んで」こなかったからです。

 

学校では「教わる」ことは多くても
人に「教える」ことは学びません。

 

 

もし、社長が自ら上手く教え、
社員の人材育成を行うことができれば、
世の中の研修事業を行っている会社は
顧客を失うでしょう。

 

私も同業者ではありますが、
それはそれで良いと思っています。

 

それは世の中にとって大変良いことだからです。

 

おそらく日本では
チーム会社の数は9割以上を占めており
そこに勤めている社員は
日本に住んでいる人の大半以上です。

 

そういう方々にちゃんとした人材教育が
施されるのであれば、
絶対に良い方向に進んでいく、
と信じています。

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人材育成が行われた会社は
どのような良い方向に進むのでしょうか。

 

私は、2019年ラグビーワールドカップ
日本チームのように活躍できる会社になる
と考えています。

 

社員一人ひとりが自分のやるべきことを
自立的に考え、行動し、結果を出す
そういう会社になるでしょう。

 

そのためのコツやノウハウを
このブログに詰めて、
ご紹介していきたいと
考えています。

 

なので、
社長の言う通りに社員は行動すれば良い
と考えているのであれば、
この先はお読みにならなくても結構です。

 

参考になる内容は一つもないでしょう。

 

そのような会社は、必ず「社長の枠」を超えて
発展することはないと考えます。

 

なぜなら、すべて「社長の言う通り」だからです。

 

会社が発展するには、
「社長の枠」以上に大きくなる必要があります。

 

そのためには、社員一人ひとりが
その枠を広げる必要があるのです。

 

人材育成をすれば、
社員がそれぞれ強力な戦力となり、
会社の枠を広げ、大きく発展することになります。

 

私は、そのような会社が一つでも多くなり
社会全体が発展していくような世の中になるため
支援していきたいと考えています。

 

それでは、今日はこの辺で。