行動を習慣化する
ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。
1月も半ばを過ぎました。新年は、あれもやる、これもやる、と決めたものの、そろそろ気がつくと三日坊主、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は私も以前習慣化について書いたにも関わらず、11月からの想定以上の忙しさから、最近ご無沙汰になってしまった習慣化したい行動があります。お正月の100個のやりたいことリストの中に当然含まれているので、今年も何とかしてやり続けられるようにすることが肝要です。
やりたいことリストの中の行動は、一回行えば終わるモノ・コト(例えば「旅行」)、何回もしなければ達成できないモノ・コト(例えばTOEICスコア700とか…(私には無理…苦笑))があります。
私のやりたいことリストの中に、優先度が低いグループに入れられているものの、すぐに実行可能な「ふわふわスイーツを食べる」というのがあります。これ、今からどこかのカフェにでも行けば実行可能ですし、時間(そんなにたくさんの時間はいらない)とお金(そんなにたくさんのお金もいらない)さえあれば良いのです。
まあ、優先度が低いグループに入れているというのは、「好き」という分類より「体験してみたい」という分類なわけなので、一回行えば終わるモノ・コトなのです。
今日は、そうではなく、何度も何度も繰り返し行わなければならないモノ・コトをどのようにして行けば良いのか、反省とその後に得た知識(各先生方、ありがとうございます!後ほど個別にお礼を申し上げます)で、まとめてみたいと思います。
行動する時間を決める
やりたいことをする時間はどれくらいの時間を要しますか?
ウォーキングのような有酸素運動が効果を出すにはいろいろな説があり、どれを信用すべきかわかりません。まあ、少なくとも私自身の今までの経験から、私には30分程度のウォーキングができると効果的かな、と思っています。
人にはそれぞれ体調や筋肉の量などが異なりますので、あくまでもこれは私の目安です。
30分程度歩くと、何だか「運動した~~~」という気持ちになれる、ということもあります(苦笑)。
ひとまず30分のウォーキングをするということを習慣化するとします。
まずは、こうやって所要時間を決めることから始めます。
それは以前もお話しした通り、人は1日24時間しか持っていないのです。寝る時間を差し引くと活動できる時間は限られてきます。
習慣化したい行動がたくさんあると、それをどのように割り振るのかが大事です。その割り振る前に、一つ一つの行動がどれくらいの時間を所要するのかをまず決めておくことが重要というわけです。
でなければ、気がつくと、8時間以上も体力アップのトレーニングに時間を費やすことになっていた、となれば、仕事をしている日にこれを当てはめることができません。
また、休日に当てはめたとしても、何かの予定(例えば、友達の結婚式とか家族旅行とか)が入ってきたら、当然お休みしなければなりません。翌週に取りかかれるのであれば良いですが、またもや他の予定でできない、という日が続くと、どうしても人はやりたくなくなってしまいます。
それを避けるためにも、自分はこのテーマ(体力アップのトレーニング(ウォーキングを含む))に関して、どれくらいの時間を費やそうとしているのかをきちんと把握しておく必要があります。
以前、私のブログの書き方ということで、ブログを書く所要時間を測って、それを当てはめている、とお話ししました。おかげで、今までずっと続けてこられたのも、この所要時間の把握ができていたからです。
今がそうですが、介護の問題で土日や平日の1日に作業ができなくなっています。今、緊急的な対応のため、いずれは改善されると思われますが、それでも、ブログを続けていくには作業時間が圧倒的に足りないわけです。
他の日に所要時間(5時間程度)を確保するために、時間のやりくりをします。そうすれば、毎週ブログを続けられるメドが立つのです。
それだけではなく、仕事が立て込んでブログを書く時間が取れそうにない週があれば、それをどれくらい前倒しできるのか、という計画を立てることができます。
ブログを書くということは前倒しが十分に可能ですが、体力アップのトレーニングは前倒しができません。だからこそ、きちんと予定に組み込んで、行動できるようにする必要があります。
行動する曜日・時間帯を決める
続いて重要だと思っているのが、行動する曜日や時間帯を決める、ということです。
例えば、「毎日」と決めれば、それをする時間帯だけを決めます。
少々問題なのが、週2日、と決める場合です。週2日、と決めるのは良いのですが、それが何曜日なのか、あらかじめ決めておいた方が良いと思います。
このブログは最初は毎日でした。
ただ、文字の分量が半端なく多くなってきたので、負荷を減らすために、週2日更新ということにしました。そうすると問題が降りかかってきたのです。
日ごろ、基本的に私を含めて人は忙しいものです。10分ほどの空き時間がある、と思っても、ブログを書くとなるとその程度の時間では書けませんから他のことをしよう、とつい思ってしまいます。週2回で良いのだから、「今日、書かなくても良いよね」ということになり、気がつくと木曜日や金曜日になっている、という現実です。
どうしても体調がすぐれず書けない、ということもあります。でも、そうではないのに書けない自分がいると、とても情けなく感じます。
そういった反省に対する答が、更新する曜日を決める、ということです。
よほどのことがない限り、決めた曜日を守ることが重要です。
それを守るためにどうするのか、を考えていくのです。
体力アップのトレーニングに関してもそうです。週1回とするなら、何曜日にするのか。もしその日がダメだったら、どうするのか、くらいまで決めておくと、している時はその決めたルールに従うだけなので、悩まなくても済むと思います。
外に出るモノ・コトは時間帯も重要です。
私は昨年の夏にウォーキングを17時にしていたのです。11月から、それが狂い始めたきっかけは、11月の17時って結構暗いんですよね。行く先が森の近くを通るので、ちょっと怖くなって、ついつい外に出なくなってしまった、ということがあります。
なので、時間帯も重要だな、ということに気がつきました。
例えば、10月から3月までは13時からウォーキング、4月から9月までは17時からウォーキング、というようなルールにしようか、と今検討中です。まだ、実施する曜日や場所を決めていないので、行動に移せてはいませんが、近日中に開始する予定です。
先日、ある方にお聞きした内容で、とても素晴らしいやり方があったので、ご紹介します。その方は、〇曜日と△曜日は残業せずに帰宅し、その曜日の決まった時刻からトレーニングジムに通っているそうです。残業しない、ということは上司にも連絡済みということです。
すごいなー、と感心しました。
何曜日と決めていても、上司から急な残業を頼まれると、できない、という方は、ご参考にされてください。この曜日は残業しないけれど、他の曜日だったら残業OKだよ、というようにしておけば、上司から睨まれることもないでしょう、たぶん(苦笑)。
この上司攻略方法は、別の機会に譲るとして、行動を習慣化するには「やる時間を決める」ということも重要だと考えています。
実行するまでの手順を決める
それでも習慣化するまでにはいかない、という私みたいな方はいらっしゃると思います。いうなれば、面倒くさがり屋さんですね。
こういうタイプは、さあ、行動しようとする時に障害があると、なかなか行動に移せません。
例えば、仕事をしようとしているのに、机の上が片づいていないと集中できないと思っているタイプ。仕事でなくても勉強でも構いません。勉強を始めるかと思ったら、まず机の上の片づけから入って、結局片づけだけでその日が終わる、といった方です。
実行する時の条件がある方は、、その条件は何か、条件をクリアする時間はどれくらいかかるか、条件をクリアする時間が長い場合は短くするにはどうすれば良いか、といったことを考えておくことです。
机の上が片づいていないと勉強に集中ができない、という人であれば、勉強すると決めた時間の直前までに机が片づくような仕組みづくりをしておくわけです。
例えば、次のような仕組みです。
集中できる状態を具体的に決めます。机の上がどのような状態であれば、集中できるのか、ということです。何もない状態なのか、いくつかの本が並べてあってもOKなのか、によって片づけ方が変わります。
何もない状態が良いのであれば、一番汚い状態で何が置かれているのかを分析します。その置かれているモノをどうしたら片づくのかを考えます。そのモノを置く場所を決める、捨てる、など方法はいくつかあると思います。
それを勉強する(仕事をする)時間の直前までに終わらせるには、いつ片づけることをすれば良いのか、ということです。
会社の仕事であれば、帰る前にきれいに片づけておけば、朝出勤直後から集中できる状態になります。帰る前の作業として、机の上を片づける、という習慣を取り入れるわけです。
帰宅後の学習に集中するためには、机の上のモノをすべて一旦保管する保管箱のようなものを作って、一度にそこへ移動させるという手段も考えられます。そうすれば一瞬で机の上には何もなくなります。学習の集中力が切れた状態で、その保管箱の中を片づければ良いのです。
机の上にこんな可愛い子ちゃんがいたら、片づけられない…(汗)
他にもさまざまな条件があると思います。
私は、作業場が寒いと嫌なタイプなので、何かをしなければならない時は、まず部屋を暖める必要があります。その暖めている間は集中できないことになるので、他の何かをする必要があります。それを決めておくのです。通常、朝の場合が多いので、部屋を暖めている間はコーヒーを淹れたり片づけの作業をしたりしています。
ウォーキングに行く時はこのトレーニングウェアを着る、とか、単純作業をしなければならない時はこの音楽を流す、とか、自分が続けられるような条件を考え、環境を整えておくと良いと考えています。
今日は、習慣化についてお話をしました。次回は、習慣化したい行動を続けるためのモチベーションについてお話ししたいと思います。
それでは、今日はこの辺で。
ーーー
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やりたいことリストを眺めていたら、面白いことに気がついた
ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。
今年に入って、介護の問題に直面しており、土日はこの問題の解決で時間がつぶれてしまっております。昨年までは土曜日にブログを書く作業を行っていたのですが、その時間が取れません。よって、平日に作業時間が移行しています。
すると、平日の時間が結構詰まって来てしまっています。このままでは、なかなか思うような時間管理が難しくなってきている状態です。
といってブログを辞めるつもりはありません。こんな時もあるさ、と楽天的に構えております。そのうち介護問題についてブログを書くようになるかもしれません。そのための情報収集だと思えば、難しい問題でも頑張れるものです。
さて、今週は「やりたいことリスト」についてお話ししております。この夢を実現する、ということに関しては、ほとんどやり始めたばかりなので、初心者の立ち位置から感じたことを述べています。
前回は、やりたいことを100個リストアップしたことをお話ししました。今日は、やりたいことを眺めていたら、面白いことに気づいたことを中心にお話しします。
やりたいことは「自分自身」
当たり前なのですが、やりたいことのリストを眺めてみると、自分自身の姿が反映されていています。つまり、やりたいとは、自分が好きであるモノやコトのカタマリなんですね。だから、リストから自分臭さが匂ってくる感じがします。
そして、それは、自分自身すべてが表現できているわけではない、ということです。これ、大事ではないかと思ってます。
やりたいことを100個もリストアップしたら、しばらくはやりたいことが出てこないと思っていたのですが、数日経つと、「あ、あれもやりたかった」なんてことを思いつきます。ということは、まだまだやりたいことをすべて洗い出せていない、ということなのです。
だから、やりたいことリスト100個といっても、自分自身がすべて表現できているわけではなく、自分という代物はもっともっと大きなものである、ということです。
私自身、ずっと欲がない人間だと、どこかで思っていました。でも、このリストを作ることで、「物欲」はたくさんあるわけではないけど、他の欲求は結構たくさん抱えている自分、というものに気づかされました。
人には様々な欲求があります。マズローの五段階欲求説なんて、ここで説明はしませんが、知っている方も多いと思います。ご存知でない方は、このまま検索してください。
ずっと欲がないと思っていた、ということを正確に表現するならば「ずっと物欲がないと思っていた」ということですね。明らかに、○○が欲しい、とはリストの中にありませんでした。
でも、物欲はないけれど、他に承認欲求だったり、社会への帰属欲求だったりは持っているわけです。
やりたいことリストを眺めながら、自分はどんな欲求を持っているのか、ということがぼんやりと見えてきた気がします。
夢を叶える、といってやりたいことリストを書く、というのが雑誌での書きぶりでしたが、私にとっては自分自身のことを見返す良いきっかけになった気がします。
やりたいこと以外のモノ・コトの正体は
やりたいことリストを作る話を聞くと、やりたくないことを書く欄は当然ないわけです。やりたいことリストを作るだけでも相当にエネルギーを要するのですから、やりたくないことまでは書けませんよね、普通。
ただ、ぼんやりと100個のリストを眺めながら、やりたいことリストに書かなかった内容について、私は考えることにしました。やりたいことリストに書かなかった内容は、やりたくないと思っている、特にやりたいとは思わないのどちらかです。
やりたくないと思っていることは比較的理由がはっきりしています。基本的に嫌いなことです。100メートルを全速力で走ったタイムを取るなんてことは、走ることが嫌いな私には絶対にやりたくないです。ジョギング程度であれば良いのですがね。他にもパラグライダーに乗るなんてことも嫌いです。
やりたくないことは、どんなに地球がひっくり返っても、絶対にやりたくならないでしょう。また、絶対に無理なことも同様です。オリンピック選手になるとか、プロのバイオリニストになるとか。。。今更無理ですし、なろうという気もありません。
特にやりたいとは思わないと分類されるものはどうでしょうか。
例えば、私の場合、「歌を歌いたい」とか「ギターを弾きたい」といったことは特にやりたいとは思いません。若い頃からあまり音楽に興味がなく、国民的なヒット曲以外は、ほとんど知りません。
なので、リストアップされません。
興味がないものは「やりたいとは思わない」のですよね。当然ですが…(苦笑)
他に「やりたいと思わない」モノ・コトって何だろう、と考えると、面白いことがわかりました。それは何だと思いますか。
「やりたい」と思う以上に「やる」前のハードルが高いモノ・コトは「やりたいと思わない」の中に入るようなのです。
具体的に、私の例でお話ししましょう。
私は、伝統的な日本の「道」といわれるものに全く無縁のまま、ここまで来ました。「茶道」「華道」「柔道」「剣道」といったものですね。
例えば、「華道」をするとなれば、先生を探す、道具を集める、といったことから始めなくてはなりません。他に、華道ならではの決まり事があるはずで、そういった情報を集める必要があります。学ぶ必要もあります。
先生を探したり、道具を集めたりする行動がハードルを高くしているのです。
お花の道具なんて、どこで買えばよいのかがわかりません。価格がどれくらいするのか、どれくらいのものを購入すれば良いのか、が全くわからないのです。
また、それを教えてくれる人(情報通の人)を探すのも、結構手間です。今だったらSNSとかで、呼びかけると現れるかもしれませんが、全く知らない人にいろいろ聞くのも気が引ける場合もあります。
知りたい内容が単純なことではなく複雑な内容であれば、その内容を知っている人かどうかも判断する必要があります。知識がない部分での判断はとても難しいですし、回り道する危険性もあります。
また、たくさんの流派もありますよね。どこがどう違うのかもわからないまま、知り合いもないまま飛び込むのは勇気がいります。
更に、私のやりたいことリストに情報セキュリティの学習をする、というのがありますが、ITに詳しくない人にとってはめちゃくちゃハードルが高い内容ですよね。パソコンもあまり使わないのに情報セキュリティに必要なの?ということだってあります。
知らないことをやるには、とても手間がかかるのです。そして、勇気もいります。必要性を感じることもいります。
そう考えると、やりたいことに上がらないモノ・コトは、やるまでにとてもハードルが高く感じるモノ・コトも含まれる、ということです。
もちろん、特にやりたくないモノ・コトはこれだけが理由ではないでしょうけれど、嫌いではないはずなので、あるきっかけで好きになる、つまり「やりたい」へ変化する可能性があるのです。
やりたくないことを「やりたい」にするために
知らないから手をつけない、何だか最初をどうしたら良いかわからないからやらない・やりたくない。面倒に感じる。勇気を出すのがしんどい。必要性が感じられない。
こんな風に考えていることがあれば、ハードルを少し下げることで、それらもやりたいことリストの中に入ってくる可能性があるのではないかと考えています。
やりたいことリストの中は、基本的に何もしなくてもモチベーション高く保ちながらやり遂げられそうなことばかりです。
特にやりたいと思わないことが、このやりたいことリストの中に入ることができれば、何だかハッピーですよね。
もし、特にやりたいと思わないことを、やらなければならない状況になったら。。特にやりたいと思わないのにやらなければならないのは結構苦痛です。
こんな時、「ハードルが高いから特にやりたいと思わないのでは」という観点でチェックしてみるのも良いかもしれませんねそう、もしかすると道が開けるかもしれません。そして、それがやりたいことに入ってくるかもしれません。
今週は、やりたいことリストをやったこと、やって感じたことについてお話ししました。来週はやりたいことリストの中にあった「習慣化するもの」について、お話しします。
それでは、今日はこの辺で。
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やりたいことリストを書き出してみた
ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。
正月の休みが終わり仕事も順調に滑り出したころだと思います。私も昨年とは異なり、年始早々からおかげ様でフル回転?(苦笑)となっております。まあ、喜ばしいことです。
そんな中、年始にAmazonでポチっと買い物をしました。その中に日経Womanがありました。特集は、時間の使い方。私個人的に特筆するほどのことはなかったのですが、第2特集で「なりたい自分になる」といったものがあり、やりたいことリストや計画のフォーマットがついていたのです。
やりたいことを100個書き出す、といったことは、今月一緒に仕事をさせていただいている社労士さんのメルマガでも書かれていたので、何だかムクムクと興味がわいてきました。
私自身、あまりやりたいことというのが「ない」と思っていたので、100個も出てこないだろう、と考えていたのです。100個出したとしても、本当にやりたいことかどうか、疑問だなーという気持ちが強かったのです。
でも、やらずに批判的なコメントをするのは悪いだろうということで、やってみました。
100個。洗い出すのが大変でした。
いろんなサイトでもやりたいことを100個書き出す方法が書かれているので、詳細は書きません。ただ、私が実際にやったこととリストを見て思ったことを今週はお話ししたいと思います。
書き出すコツ3つ
雑誌にもコツが書かれていたのですが、なかなか大変でした。
私は雑誌についていたフォーマット自体に書き込むことはせず、100円均一で購入した、いかにも使いにくそうな(苦笑)フセンに書き出すことにしました。後から分類ができるかな、と思ったからです。
最初の20個くらいは何とか順調に書き出せたのですが、そこで行き詰まり。どん詰まり。とどのつまり…(笑)。
私の現在の師匠、美崎栄一郎さんの日経へのコメントを読んで「シフトをする」という方法をまず取りました。
シフトをするというのは、「○○を学習する」というリストから「机を整理して学習しやすくする」、「整理棚△△を買う」「資料はPDFにして保存する」「クラウドサービスの××を利用してPDFを保存する」というように横展開していく方法です。
そうすれば、たくさん出すことができます。
自己研鑽から机上の整理、ファイル整理と変化させていきながら、やりたいことリストを洗い出していくのです。
他にも大きなカテゴリである「仕事」や「お金」、「趣味」といった観点を徐々にシフトさせながらリストを作っていくのも良いと思います。
2番目のコツとしては、小さく分解しました。
「旅行に行きたい」ではなく「○○(実際の地名)へ行きたい」にします。行きたいところがたくさんあれば、それだけでリストがたくさんできます。一つ思いつけば、あ、あそこにも行きたいなぁ、と思いつくので、どんどん書けるのです。
そうしているうちに、国内ならば、北海道から九州・沖縄まで、いろいろ想定していくと行きたいところはどんどん出てきます。国外でも同様にできると思います。
他の場合でも同様だと思うのです。
「本を読む」であれば、どんな本が読みたいのか、細かく分解していくのです。
もっとも、「ワンピース1巻」「ワンピース2巻」とリストアップするのは時間とフセンの無駄なので、「ワンピースが読みたい」で一括しますけど…(苦笑)
※ワンピースは読んだことがないので、いつか読みたいなぁ。。。
この女の子が来ているワンピースのことじゃないですよ(笑)
わかっていらっしゃると思いますが・・・
3番目のコツは、小休憩を入れることです。
ずっと考え続けていると頭が焦げそうになります。なので、20分に1回程度、2~3分ほどの小休憩を入れます。リストのことを全く考えない時間を挟むことで、「ひらめき」が生まれるのです。
こうやって、何とか私は100個のリストアップに成功しました。
リストアップしたものを分類してみた
雑誌では、「社会活動」「仕事」「お金」「人間関係」「健康」「ライフスタイル」「学び・成長」「自分の楽しみ」という6個の分類が用意されていました。その分類の図にフセンを貼り直していくのです。
すると面白い(!)ことに、「社会活動」や「お金」「人間関係」はほとんどなく、「仕事」「ライフスタイル」「自分の楽しみ」に集中しました。自分が考えているやりたいことの方向性がこの分類で表現できるのかなぁ、と思いました。
「お金」は「仕事」が成功しないと手にすることができないわけです。個人事業主だからです。サラリーマンだったら、仕事とお金を分けることができるのでしょうけれど(仕事に失敗しても退職しなければお給料はもらえるので)、仕事がないとお金がもらえない私には、仕事を充実させることが優先度が高いわけです。
そこで始めて「貯金」といったやりたいことが出てくるんだなぁ、と気づきました。だから、「お金」へ分類されたリストが少ないのは当然です。「仕事」の中に実は「お金」に分類できることが隠れていると私は考えました。
そうこうしているうちに、この分類ではあてはまらないものや、優先度を考えるとずいぶん先でやりたいものなどがあることに気づきました。
そこで、私なりに分類し直すことにしたのです。
私が出したやりたいことリストから分類したものなので、他の皆さんでも使える分類とはならないと思いますが、参考になればと思って書き出してみます。
- 目標(3年後)~こうなっていれば良いな~
- 仕事
- 社会活動
- 学習・自己啓発
- 習慣化するもの
- 自分の居場所を居心地よくする
- 行きたいところ(5年以内)
- 優先度メッチャ低いんすけど…
やりたいことリストの中には、漠然とした目標のようなものがあったので、それらは「目標」というカテゴリの中に入れてみました。例えば「仕事で成功する」「カッコいい女になる」といったものです。
「仕事」はやりたい仕事を細かくリストアップされていたので、それらを分類しました。また、更に業務内容や方向性から小分類すると、業務のメニュー表が完成しそうな勢いです(笑)。
学びたいモノをリストアップするのはいいのですが、これは習慣化して日ごろのスケジュールの中に組み込まなければ、結局来年の年初でやりたいリストに上がってくるだけです。だから、「習慣化するもの」の分類を作り、その中のものは習慣化するようにスケジューリングしていくわけです。
「仕事」や「社会活動」「学習・自己啓発」「習慣化するもの」、そして「自分の居場所を居心地よくする」は今年中にできるようになっておく必要があるため、最優先という大きなカテゴリの中に入れます。
そして優先度が低いものは、いずれできたら良いな、という感じですか。他のリストとは異なり、いつまでにやりたいわけではないので、そういったものは別にするわけです。
今年中にやりたいことを見ていたら、旅行に行きたいところへ行く時間がなさそうです(涙)。無理やり時間を捻出するか、それとも来年以降に回すかをしないといけないようです(苦笑)。
そして、この一覧表をぼんやり眺めていたら、あることに気づきました。それについてはまた次回お話しします。
それでは、今日はこの辺で。
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ふりかえることができていますか?
ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。
今日のタイトルは「ふりかえることができていますか?」です。
私の回答は「できてません」です(笑)
私は「ふりかえり」ということを昨年まで大きく誤解していました。今日はこの話をします。
今週のテーマをお話ししていませんでしたが、テーマはPDCAです。その中でも私が一番苦手とするPとCについてお話ししたいと思っています。
「ふりかえり」では何をするのか?
私は「ふりかえり」あるいは「チェック」という段階では、「反省」をすることだと思っていました。これが違うかも…と気づいたのも、実は昨年の夏です。
もちろん、反省はするのですが、私の「ふりかえり」のイメージは「反省のみ」だったのです。
気づいたきっかけは、このブログでした。
ブログの内容が以前の会社で勤めていたことを書くことが多かったので、いろいろ思い返すことがたくさんありました。つまりは「ふりかえり」をしていたのです。その際、反省ばかりではなくきちんとしていたこともあったことを思い出したのです。
今までは「できていたこと」を思い出しても、それは「ふりかえり」ではない、と思い直し、そのできていたことを前面否定していました。それはなかったことにしていたのです。できなかったことだけを思い出して、反省点を列挙する、というのが私の「ふりかえり」だったのです。
でも、できていた事実は当然あります。それを否定するのはおかしいのです。事実を否定せず、ありのままに受け入れる必要があると、その時思ったのがきっかけでした。
「できていたこと」も「ふりかえり」で重要だと感じたことが、私の今までの「ふりかえり」のやり方を見直す始まりになりました。
それから「ふりかえり」では何をするのか、さまざまなセミナーや研修会に出て「ふりかえり」の様子を観察したり体験したりしていくうちに、「ふりかえり」では「できていない」ことをピックアップするだけでなく、「できている」ことも認めることが必要である、とはっきりと知ることができました。
ふりかえりで重要なこと
ただ、昨年の年初に立てた事業計画は全く未達のままでした。夏の時点で、年末までに到達するとはとても思えなかったのです。
特に今までとは異なること、つまり、サラリーマンだった時代とは異なる状況にいる私にとって不明なことが多すぎて目標値も立てられない、目標値にどうやったらたどり着けるのかもわからない状況で、不安が大きくのしかかってきていた時期でもありました。
そんな時、私が参加している勉強会で、「将来の夢」を描く課題が出されました。
夢を描くことは私にとってそれほど苦な作業ではなく、いろいろ思いつくことはできます。でも、その夢を描いた図を見ているうちに、疑問が頭に浮かんだのです。「これを実現するにはどうすれば良い?」と。
○○(単純なモノ)が欲しい、××(普通の人が行ける場所)へ行きたい、といった夢は、お金と時間がありさえすれば実現する可能性は高いです(障壁は他にもあるかもしれませんが、天井知らずにお金を使いさえすれば何とかなるものです)。
でも、△△ができるようになりたい、他人に認められたい(出世や収入増はこちらに含まれると考えています)、といった夢は、お金だけでなく、それらができるようになるための努力や他人に認められるようになる、といったことが必要になります。
自分の努力だけではなく、他人との交流やコミュニケーションが問われてくる夢であればあるほど、お金をポンと出して叶うものではなくなってくるわけです。
また、そういった夢の方が魅力的だったりするのです(苦笑)。
だからこそ、その夢に向かって努力を始めるわけなのですが…
そこで、ふと気づいたのです。
1.どうやったらこの夢は叶うのか。
つまり、夢を叶えるための手段・行動・スキル・人脈を考える必要があります。
2.どこまで達成すれば叶ったと言えるのか。
つまり、夢が叶ったと思える状況・状態(目標)を考える必要があります。そして、それが高い目標であったのであれば、それまでの途中経過の状況・状態(目標)も必要です。
1.の問いに考えることは、「計画」を立てることです。そして、2.の問いに考えることは「ふりかえり」の指標を立てることです。
要は、計画時に「ふりかえり」のことも考えて、指標を予め考えておく必要があるということです。だからこそ、ふりかえり時に、良かった・悪かったの判断を指標と比較して行うことができるのです。
良かった・悪かった、両方の要因をそれぞれ分析することも必要です。良かったのであれば、今後続けていく時の目安にできます。悪かったのであれば、改善策を見つける必要があります。
未来のことであるがために不確実性がどうしても入ってしまいます。その不確実性の中で着実に行動していくには、計画をしふりかえる、つまりTry and Errorを繰り返していくことが必要なのです。
だからこそ、ふりかえりで重要なことは、計画時にきちんとふりかえる項目の指標を作っておくことなのです。もちろん、その指標は未来のことなので、誤差があることは当然です。その誤差を次回からは小さくするためにもふりかえりできちんと目標の指標と現実の指標を比較しておくことが必要なのです。
そして、ふりかえる時に忘れてはならないのは、その指標そのものが本当に夢や目標にマッチしているのか、というチェックです。不確実性の中を行動しているからこそ、計画時に設定した指標が間違っている可能性もあるのです。それも含めて確認する必要があるわけです。
こんな当たり前のことを知らなかったとは、本当に自分が情けないです(苦笑)。
ふりかえりで良い結果となった時
良かった場合は、素直に自分を評価してあげることです。
頑張った自分にご褒美の言葉をかけて上げるのです。モノやコト(例えば旅行に行くなど)を自分に与えるでも構いません。重要なことは、自分を認めてあげることかな、と考えています。
ここで、「うまく行ったのは、○○さんが手伝ってくれたからです」とか「社会事情が良かったからです」といった自分以外のモノやヒトやコトに要因を求める方がいます。でも、その夢に近づいたのは、自分も努力したのですよね? そう言って、努力した分だけ自分を褒めて欲しいと思っています。
こうお話しするのも、私が昔こういった思考傾向があったからです。
もちろん、うまく行ったのは、自分だけの力ではないかもしれません。いろいろな方に感謝が必要です。ですが、全く努力をしなかったわけではないはずですよね? 黙って座っていたら夢が叶った、という人はいないはずです。
他人は他人の夢に対して関心を示さないものです。関心を示したとしても、他人の夢のために最大限の努力をすることはしません。他人の夢で頑張っているというように見せていても、実は他人と一緒に夢を叶えることが自分の夢だった、ということなのです。
自分の夢が叶ったというのは、それだけ自分も努力した結果だと考えても良いはずです。
私がたくさんの受講者を見てきた中で、半数までいかないけれど近い数字くらいの方々が自分に対する自信を持たずに、良い結果が出ても否定される方がいらっしゃるという肌感覚を持っています。
アンケートや統計を取ったワケではないので、数値的な根拠はありません。
もっとも中には「謙遜」をして、そういう言動に出られる方もおられるかもしれません。人の心の中まではわかりませんから。だから、他人に対しては「謙遜」で否定の言葉を出しても構わないと思います。
でも、ひとりで自分の夢という目標に対して努力してきたところをふりかえるのであれば、他人の目を気にする必要はありません。素直に自分のことを褒めてあげて欲しいと思っています。褒める時は人知れずひっそりとでも構わないです。
ちょっとだけ褒めて、そして、次の夢や目標に向けて頑張ってほしいなと考えています。
私の今年の計画(アクションプラン)
今、私の今年の計画を策定中です。まだ、やってます(苦笑)。すでにさまざまな業務が走り始めており、やらなければならないことも増えてきています。
もっとも計画を立てなければ実行してはいけない、ということは考えていません。でも、大まかな方向性だけはきちんと決めて動かなければ、途中でトラブルになった時に進路を間違ってしまいます。
ただ、大まかな計画は完成したので(年単位)、それらを月単位、週単位、日単位に落とし込む作業がまだなのです。早くせねば…と焦りつつ、今年もスタートしました(笑)。どんな一年になりますやら…。
では、今日はこの辺で。
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場所:ホルトホール大分 セミナールームL
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場所:ホルトホール大分 セミナールームL
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新しい年の計画はいかがですか?
ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。
仕事始めの方も多いと思います。仕事始めは順調でしょうか。今年の初めに立てた計画通りに進んでいきそうですか?
昨年、私は1月20日くらいまで冬休み気分でいたため、ヤバいという思いで、創業支援の研修に参加しました。実は昨年はそこから始まりました。それまで、本当にダラダラと過ごしていたことが昨年の日報から見て取れます(笑)。
今年は、このブログがあるため、全くの休みというわけにはいきませんでした。また、今年の計画を立てるという仕事もあったため、仕事をしていない日は年末2日、年始3日のみでした。いやー、普通のサラリーマン程度には働いているようです(苦笑)。
計画を立てずに生きてきた
実は今まで、ここまで熱心に計画を立てるという行為を行ったことはありませんでした。というのも、私は計画を立てても実行できないということが多かったため、「計画(Plan)」を立てても無駄だと思っていたからです。
学生の頃、夏休みの宿題は、いつも休みが終わる数日前からやみくもにやり始めるパターンでした。夏休み前に計画は立てるものの、その直後から計画倒れだったのです。ただ、それでも大きな問題はなく、今まで生きてきました(笑)。
会社員時代、さすがに無計画ということはありませんでしたが、必要最低限の計画がほとんどでした。何しろ人材育成という業務内容の場合、受講者都合でさまざまなことが発生します。人相手の商売ですから何が起こるかわからない、という業務上の性格があったのです。
そういったところから、本当に必要最低限の計画だけでした。
そのため、毎日のように発生する問題を解決することだけで日々の業務が終わるため、計画通り(つまり時間通り)に完了する、ということはほとんどなかったのです。
この苦闘の結果、導き出された業務改善のことについては、昨年、時間をかけてこのブログでもご紹介したかと思います。
ただ、こんな私ですから「計画」を立てても無駄、という意識がずっとありました。
行き当たりばったりの人生。これも人生よ。。。なんてことをうそぶいていたのです(笑)。
計画を立てる意義
ところが昨年、計画を立てることの重要性を感じることがたくさんあったのです。
まず、正月休みボケを治そうと思って出席した創業支援の研修。事業計画を立てるということが最終目標でした。
事業計画を立てても、実際思うようには行かないだろうという意識があったので、結構いい加減に立てました(正直に告白します(苦笑))。
もちろん、計画通りに何一つ進みませんでした。
その原因が何か、それによってどんな不都合が起きるのか、はっきり見えたのが、昨年の夏でした。
原因は、計画が何の根拠もなく、実行不可能な計画であり、目標を達成するための行動計画が全くできていなかったことです。
その行動計画ができていないから、次の行動が何をすれば良いのかがわからないことが最初の不都合でした。目標がある、でも、その目標に向けて、今何をするのか、という行動がわからないのです。
そして、何よりも「完了」という感覚が持てないことが私にとって最大の不都合でした。
何をもって完了とするのかがわからない、ということは、一番やってはいけない仕事のやり方です。
提案書や企画書などゴールが見えにくい業務を担当している人は、提出先である上司と連携をとって、どこまですればゴールなのか、ということを明確にして業務を行うこと。
このことは昨年かなりに字数を使ってお話ししてきたことです。
現在、私自身には上司がいません。経営者として業務を行うこと、つまり「経営」はゴールがありません。未来に向けて作業を行うことが多いので、不確定要素も多く、目標を立てても必ずしも目標達成できない可能性があります。
ですが、不確定要素が多いから目標を立てないとか、ましてやその目標を達成するための計画を立てない、ということでは、自分がどこまで進んだのかが本当に見えないのです。自分が進んでいるのか後退しているのかもわからないのです。
かなり抽象的な話なので、例え話をしましょう。
計画で大事なことが抜けていた
ドライブに行くとします。目的地ははっきりと決めていません。でも、広々としたところでノンビリしたいという思いだけはあります。
広々としたところをどことするのか、によっては行くところが大きく異なります。
- 広々とした海
- 広々とした高原
ここで、海へ行くとします。海に向かっているはずなのに、現在地の標高がどんどん上がっていっていたとしたらどうでしょうか?
通常であれば、途中でおかしい、と気がつくことになります。下に下がらなければならないのに、上に上がっているよね、と。
ただ、山を越えて反対側の海に行くのであれば、それは正解です。つまり、静岡県沼津市から富山県富山市へ行く時、富士山の横を抜けて長野県を経由して行くことになります。それであれば、最初は標高が上がっていっても全然問題はありません。
でも、3時間後には自宅に戻る必要がある、という時間制約がある場合は、そのコースは無理です。地元の一番近い海を選択する必要があります。もっとも海のない県にいるのであれば、海ではなく高原を選択する必要があります。もしくは大きな湖という選択もあります。
まとめると、向かっている道が正解なのか不正解なのか、判断する必要があります。「広々としたところへ行く」という目標に向かって正確に行動しているのか、という判断です。もちろん理由があって回り道をしているのであれば、正解です。
判断するには基準が必要です。それは「制約条件」です。自宅に戻る時間といった時間的な制約、海がない場所に住んでいるという地理的な制約、他にも運転技術が未熟だから長距離は無理、といった人材の制約もあります。
それらの条件をクリアしながら目的を果たすためにも、事前に大ざっぱであってもコースを事前に決める必要があります。
そして、スタートした時、目の前の道を右に曲がるか左に曲がるかを判断していくことが必要です。小さな一般道の範囲であれば、普通、どちらに曲がろうとも大した問題はなく、多少間違えてもたどり着くことができます。でも、高速道路の入り口で間違えると大きな問題です。
つまり、間違えてはいけないポイントがあるのです。その時、判断ミスをしないように、あらかじめ判断基準を決めておいた方が良いわけです。
そして、途中、交通事故で大渋滞になっていた場合、引き返すのか、そのまま目的地まで進むのかも判断する必要があります。時間制約がある場合は、○○時には××に到着しておく必要がある、と考えることで、判断がしやすくなるのです。
今までの私の計画では、判断をするための基準が抜けていたのです。
計画は、ゴールを決め、そのゴールに向かっての大まかなルートを決めます。そして、正しくルートを進んでいるのかをチェックするために、途中のチェックポイントを設けるのです。
そして、何よりも計画を立てる際に必要なのは、「じゃあ、今から何をするのか」という行動計画です。
ルートを大まかに決めた、チェックポイントも設けた、で、終わり。
これだと実は行動に移せないことに、気がついたのです。
計画を立てるには、最初の一歩、いつ、どこから、誰が、どのように、いくらかけて、何をするのか、ということを決める必要があるのです。
本当の「計画を立てる」ということは
計画を立てるということは、どういうことなのか。
計画で決めなければならないことがあります。
- ゴール
- ゴールになぜ向かうのか(目的)ーWhy
- ゴールに向かうための大まかなルート
- そのルートのチェックポイント
ここまでは全体的な計画です。続いて、詳細計画となります。この詳細計画とは、ゴールを実現するために行うアクション計画のことです。いくつかのアクションを起こすのであれば、それぞれのアクション計画が必要になります。
- 詳細計画(複数あり)
- それぞれの詳細計画の一本化
誰がするのかーWho
いつ初めていつ終わらせるのかーWhen
どこでーWhere
いくらでーHow much
どのようにーHow
何をするーWhat
夏休みの宿題は、基本的に一人でします。なので、同時に複数の科目の宿題に取りかかることができないのです。各科目がそれぞれ24時間ずつかかることがわかっていれば、絶対にその宿題は1日では完了できません。
また、工作など父親が手伝いたい意志がある、となれば、父親の休みの日に実行するように計画する必要があります。複数の人間がかかわるのであれば、それらの人間それぞれの都合に応じて計画する必要があります。
詳細計画の一本化では、これら複数作業を同時にできない、複数人の作業は担当者のスケジュールに合わせる必要がある、といったことを行うのです。
本当に行動に移せるためには、ここまで計画する必要があるのです。
今更ですが、これらのことに気づいたのです。
次回は、計画を立て実行後に行う「振り返り」についてお話しします。
それでは、今日はこの辺で。
ーーー
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優先順位を考えると、実は仕事がスムーズに終わるのです。
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知ることの効能
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温泉に入ると、温泉の効能という看板を良く読みます。私は肩こりと腰痛持ちという、特殊な困りごとはない一般的な困りごとのみなので、どんな温泉でも効きそう、という感じがしています。
でも、温泉はこんな寒い時は本当に天国のような場所ですね。
今週は、私の年初の決意表明(というほど大げさなものではないのです・・・)をしています。今日は、このブログの目的・目標についてお話をしたいと思います。
今年になってから、すでに1週間が経とうとしています。時間が過ぎるのはとても速いです。でも、最近はそこまで速いとは感じなくなりました。
「1日は24時間だ」という認識を強く持ち、時間管理をするようになってから、時間が過ぎるのがそこまで「速い」と感じる場面が少なくなってきたのです。これは、時間管理のおかげなのだと思っています。
昔は、気づくと、「あ、もうこんな時間」とか「あ、もうこんな季節」といった表現を多く使っていました。ですが、ここ1年くらいは、そこまで多く使ったという記憶があまりありません。
時間管理の手法について、昨年、このブログにも記述しました。今日は、その話をするのではなく、「知ることの効能」です。
知っているのと知らないのとでは、大きく異なる、と私は考えています。
例えば、正月の料理を作る時のこと。一つ一つの料理を作り上げる時間がおおよそ頭に入っている私は、全体の完了時間を予想することができます。よほど中断せざるを得ないものが入ってこない限り(相手をしなければならない重要なお客様が来られるなど・・・年末のお客様ほど迷惑なものはないですが・・・)予想時間に作業が完了します。
作業時間がわかっていると、次の段取りをするのに役立ちます。手が空いた隙間時間がないため、作業が効率化されます。
また、一つ一つの作業時間がわかっていると、マルチタスクが可能です。作業の中には、貼りついていなくても大丈夫な作業(タスク)があるので、そういった場合は他の作業ができるのです。それを見越して、次の作業を平行させて段取りをするのです。
その際、頭の中にはWBSやガントチャートがイメージとして浮かんでいます。縦軸にタスク、横軸が時間となった一種の表(ガントチャートはグラフっぽいです)です。
WBSやガントチャートを知らない人は、こういったイメージができないと思います。
もちろん、これらを知らない人でも自分なりに工夫されて、同様のモノをイメージされていらっしゃる方は少なからずいらっしゃると思っています。ただ、そういう方達も試行錯誤の結果、できるようになられているので、知っていればもっと早くからできるようになると思っています。
実際、私がそうでした。
まだ、WBSやガントチャートを知らない頃、多品種の料理をする際において、効率良く作るにはどうすれば良いだろう、と試行錯誤を重ねて、一覧表にすることを思いつきました。でも、それは形が悪く、使い勝手が悪いものだったのです。改良するにも何を参考にすれば良いのか、情報を得られないままだったので、うまく改善できなかったのです。
ところが、WBSを知った時、今まで自分が試行錯誤しながらつくりあげた表と同様のもので、更に使いやすくなっていることを知りました。
「知る」ことは、とても楽になることなのです。
自分の中の知恵だけでは、どうにも発展しないものでも、他人の知恵を取り入れることで発展することができる。これは、当たり前のことです。だから、「知る」ことを意識して行うことが必要なのです。
そして、「知る」ことで、生きやすくなる、とも私は考えています。
さまざまな苦しみも、苦しんでいるのは自分だけではないんだ、と「知る」ことで、心強くなれます。励まされます。悩みを打ち明ける勇気がもらえます。
インターネットで情報がたくさん出ています。でも、それらの情報をうまく処理する力がなければ、「知る」までにはいかないのです。
私は、このブログで、この「知る」ことで生きやすくなってもらえれば、という想いを発信していきたいと考えているのです。
ものすごく大きなテーマが「知ることの効能」であり、今年はこのブログでそれらを発信していきたいと考えています。
本年も何とぞよろしくお願いいたします!
それでは、今日はこの辺で。
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新しい年がやってきた!
新年、あけましておめでとうございます。今年も何とぞよろしくお願いいたします。
新しい年がやってきました。何かを一生懸命している人にも何もしていない人にも等しく時間は流れ、毎年1月1日がやってきます。
単純に新しい一年が始まっただけなのですが、元日の朝はどこか、いつもの朝とは異なる感覚があります。何をしても「初○○」ということだからでしょうか。初笑い、初夢くらいは良く聞きます。私独自のモノでは、初ドジ、初チョンボ、初コケ・・・(笑)
年末は4回にわたって一年の振り返りをしました。トータル15,000字以上。Wordに下書きをしているのですが、A4用紙20枚以上になっていました。
でも、そうやって文章化することで、ずいぶんと一年が振り返りできたと感じています。
主として仕事上のことが多かったです。特に個人事業主として新規事業を起こす観点からの振り返りでした。他にも、講師業を行っていたので、振り返りはそちらもあっても良かったのですが、ブログではあまり記述はしませんでした。深い理由はなかったのですが、自分なりの関心の差だと考えています。
さて、今年、振り返りを元に何をするのか、を考えています。
まずは、独自ドメインやFAXなど通信関係の費用の見直しです。携帯代金などすべての費用を計算すると、月間18,000円ほどになります。これらすべて必要かどうか、を見直すのです。おそらく、ほとんどが必要な経費となると考えていますが、それでも「これが必要」という判断を下すことが必要なのでは、と考えているところです。
続いて、Inputの見直しです。
読書の時間やポータルサイトでの情報収集の時間などの確保が一番行うべきところでしょう。知識の方向性を決めるのか、昨年のように方向性なしに手当たり次第に収集するのか、を決めることも必要になってきます。
最後に、自分の表現についてです。
やりたいことがあるのであれば、もう少しわかりやすくするためのツール群の準備が必要だと感じています。また、それらをどう見せるのか(どうプロモーションするのか)、といったことも考える必要があります。
年末、温泉につかる日がありました。温泉につかっている時は、たいがい、上記のようなことを考えています。考えるために、のぼせ防止として露天風呂を選択しています。おんせん県おおいたなのだから、ちょっと行くとたくさん温泉があって、温泉のはしごもできます。
考えがまとまったのですが、まだそれらを見える化していません。そこまで時間が取れなかった・・・1月1日を挟む前後4日間は、ゆっくり物事を考える時間が取れないので、これから一つずつ見える化して、今年一年間の目標にしていきたいと考えています。
昨年の始め、「これから3年間は、思うようにやってみよう」と決めました。昨年はホップの年、今年はステップの年、来年がジャンプの年にすることを決めたのです。だから、今年はステップの年として、今年の終わりごろには何らかのものが見えてくるようにしたい、と考えています。
見えてくるモノが何か。
それは、やりたいことを事業化すること。ニーズはあると思われるし、提供できるとも思っています。でも、ニーズがあるところにこちらの情報を届けられないもどかしさを昨年一年間は味わってきました。いうなればプロモーションができていない、つまり、マーケティングがうまく行っていない、ということです。
今年は、その届け方の方法を強く繰り返していくことをやってみようと考えています。
また、違う方向からのアプローチも検討しているところです。
そして、今年から、このブログも変えていくつもりです。今までは、このブログはプロモーションの一環として記述していました。でも、今年からはプロモーションではなく、一つの事業の方向性として考えられないか、と検討しています。
つまり、私が伝えたいことを文章化する、見える化するためのツールとしてのブログということです。抽象的な表現になってしまって申し訳ないのです。要は、私の頭の中で考えていることを表現することで、実際の事業に反映させる、ということです。
例えば、セミナーで話す内容のテキストになるとか、考えをまとめるための道具にするとかいったことを想定しています。
なので、話題は昨年以上に飛び飛びになるかと思います。でも、1週間に1テーマというスタイルは変更することなく、続けていきたいと考えています。また、更新のタイミングも週2回を守っていきたいと考えています。
今週は、新年を迎えるにあたっての今年の決意表明的なことがテーマなので、少し抽象的な話になります。
それでは、今日はこの辺で。
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