人材育成の道すがら

人材育成の道すがら、考えたこと・気づいたことを書き綴ります

私の手帳遍歴・・・

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

お題「手帳」

 

今週は手帳についてお話していきます。

 

 

9月に入ると徐々にネット上では手帳に関する記事が載るようになります。また、10月に入るとビジネス系雑誌が一斉に手帳特集号となります。昨年の10月は入院しておりましたので、手帳特集号になった雑誌をヒマつぶしに数冊読み漁っておりました(笑)

 

私自身、手帳の必要性を感じたのは学生のころです。講義やゼミ以外で、部活を2つ、3つ掛け持ちしていたので、そのミーティングの予定。その他、学外のサークルにも複数入っていたので、それぞれの予定。そんなスケジュール管理のためにも必要だったのです。

 

当時、そこまで手帳にこだわることはなく、まあ、若いからさすがに記憶力にも自信があったので、常に手帳を見て行動する、手帳を手放せない、ということはありませんでした。が、それでもスケジュール確認作業は手帳でやっていました。あ、30年以上も前の話です(笑)その時の手帳は学生手帳だったと記憶してます。安上り(笑)

 

それから最初の就職、退職、専業主婦時代・・・と続くわけですが、その間はほとんど手帳というものはありませんでした。予定というものがほとんどないのです。

 

最初の就職先はルーティンワークが主でしたので、締め切りがほとんどないわけです。31日に分けられた仕切りがあり、該当する日にしなければならない書類を入れておけば、毎朝そこを見て仕事を開始する・・・で良かったのです。 たまに入れ間違っていないか、前後一週間分くらいをチェックする程度でOKでした。

 

f:id:ugrade:20170903141304j:plain

 

手帳を気にし始めたのは30代ごろからです。まだ、専業主婦だったのですが、PTAの役員を引き受けた時期で急に予定が増えてきたのです。その当時は通販の化粧品会社から毎年もらう手帳を使っていました。

 

その手帳は、最初に年間カレンダー、次に見開きでマンスリー、続いて見開きで2週間のセパレート式。サイズはバイブルサイズ(少し細長い手のひらに収まる程度のサイズ)でした。この手帳は、30代が終わるころまで使っていました。スケジュールを確認するだけだったので、ちょうど良かったのです。

手帳の種類

ところで、手帳には最近(?)新しい言葉が出てきて、昔なかった言葉に当時戸惑いを覚えました。

 

バーティカル方式、マンスリー、ウィークリー、レフト式、セパレート式などなど。最初は何じゃ?と思ったのですが、最近ようやくわかり始めました。

 

バーティカル方式は先ほど説明した通り、時間軸が縦のもの。見開き一週間タイプのものが多いのですが、土日が小さくなったタイプ、メモ欄がついたタイプ、24時間書き込めるタイプなどがあります。

 

マンスリーはいわゆる一月のカレンダー方式で、よくカレンダーに予定を書き込む感覚で予定管理できるもの。

 

ウィークリーはマンスリーの一週間タイプ。

 

レフト式は、左側のページに一週間の予定が書き込め、右側のページがメモ欄になっているもの。

 

セパレート式は小さく日報のようにその日の出来事を書き込むことができるタイプ。見開き二週間分が一般的です。

 

わかりにくい方はこちらに図が載っているので、参考にしてください。

news.mynavi.jp

 

やがて、人生3社目の会社に入って数年経った頃、衝撃的なことが起きました。予定をダブルブッキングしてしまったのです。

 

それまで手帳はスケジュールを確認するだけの存在だったのが、スケジュールを管理し調整するためのものにする必要が出てきました。そうでなければ、さまざまな人に迷惑をかけることになります。

 

そこで、急遽、手帳を変更することにしました。確かに今までの手帳だと一日の予定を書き込む欄が小さく、いつ何をしているのかが見えにくいのです。ただ、季節柄手帳売り場には何もない時期だったので、ちょっと厚めの価格が高そうに見えるノートに1日1ページ、使って予定を書き込むことにしました。

 

形式はA5サイズの1日1ページ、バーティカル方式で時間を書き込めるようにしたものです。

 

f:id:ugrade:20170903141526j:plain

ほぼ日手帳

私は、普通のノートから(毎日時間軸を書くのが面倒だったので)翌年からほぼ日手帳に切り替えました。

 

www.1101.com

 

知っている人は知っている・・・は当たり前。株式会社ほぼ日が運営している「ほぼ日刊イトイ新聞」から発売されている手帳です。雑誌でも特集が組まれるほど人気がある手帳です。

 

ほぼ日手帳を使い始めて、最初ははまったんですが、次第に難点が出てきました。

 

何といっても厚い!!! これが一番の難点です。1年間365日分が1日1ページなので、当然といえば当然なのですが、ビジネスで持って回る時、関係ない月日のページは不要・・・という気がしてきたのです。バッグが重くなるのが嫌だったのです。

 

なので、ほぼ日手帳を購入したら、3つに分割することから始めました。4カ月ごとの厚さにして、文庫本サイズなのでお気に入りのカバーをつけて使用することにしたのです。付録のページも一切排除。ほぼ日手帳ファンの方、すみません。。。

 

でも、だんだん分割することすら面倒だと思うようになりました(年1回程度の作業なんですが・・・)。分割したところのページがだんだんボロボロになってくるし・・・(結構補修も面倒)。

 

この分割作業を行っていた時、たまたま日経新聞社からこの件について電話取材をさせてください、と言われたのですが、あまりにも忙しい時だったので時間が取れずお断りしたことがあります。何か残念な気分・・・(汗)

 

今では6カ月分のほぼ日手帳が売られているようです。それでも結構な厚みです(汗)

 

ほぼ日手帳は3年ほど使いましたが、他の市販の手帳に切り替えました。

 

それからずっと市販の手帳を使ってきました。バーティカル方式だけではなくレフト式を使っていた年もあります。この浮気者!と罵られても、やっぱり気に入った手帳を使いたい。そういう一心で、毎年9月ごろからソワソワと手帳探しの旅に出ていくことになるのです。

 

明日は、ほぼ日手帳を卒業?してからの手帳の変遷についてお話します。

それでは、また明日。

www.ugrade-japan.com