人材育成の道すがら

人材育成の道すがら、考えたこと・気づいたことを書き綴ります

夢を求めて三千里?

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

今週は、夢について、お話をします。

 

私は夢を見ません。

 

正確に言えば、夢は見ているのだと思いますが、起きるとすっかり見たことすら忘れてしまっています。やっぱり、三歩歩くと忘れてしまう鶏脳の持ち主らしいです。あ、寝ているから三歩も歩いていませんね。鶏以下だ・・・

 

比較的覚えている夢にはなぜかゴジラが出てきます。ゴジラに追いかけられる夢です。

 

何かに追いかけられる夢を見る時は疲れている時らしいです。でも、なぜゴジラなんでしょう。

 

一番印象的なのが追いかけてくるゴジラに説教する夢です。ゴジラの一歩の歩幅と私の一歩の歩幅があまりにも違いすぎるので、不公平だ! もっとゆっくり歩け!と説教するのです。いつか映画化してほしいですね、このくだりだけでも(笑)

 

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夢がテーマといっても寝ている時に見る夢ではなく、将来の夢のお話をします(苦笑)。ゴジラから追いかけられる夢占いの結果を知り得たら、お話ししたいと思います、いつかね(汗)

 

子どものころ、将来の夢は?とか大きくなったら何になりたい?とか聞かれると答えに詰まった記憶しかありません。何になりたい(つまり就きたい職業)を明確に考えているわけではなかったからです。

 

もちろん、なれたら良いなぁレベルのものはありました。漫画家です。漫画を読むのが好きだったからです。でも、例え小学生であっても、自分の絵が漫画家になれる能力があるとは思えない、というのは何となく子ども心ながらにありました。クラスメートと描き比べしたら一目瞭然ですから。

 

それにしても、子どもに限らず若い人と接して話をすると、描く夢の世界がとても狭いと感じます。それは当然のことだと思います。なぜなら彼らは生きている時間が短い分、知っている世界が狭いからです。よく知っている世界は家庭の中、(自分の)学校の中、近所、そしてテレビや雑誌、インターネットで知る世界だけです。

 

インターネットはあらゆる情報を載せていますが、人生すべてを描いている(つまり毎日何をしてどんなことを思ったのかをすべて記述している)サイトはありません。仮にあったとしても全世界の人のモノを読むことは不可能です。

 

私の漫画家にという思いも、知識の狭い範囲の中でのとりあえず的なものだったと今考えています。

 

その狭い世界の中から就きたい職業を見つけ出すのは困難を極めます。

 

振り返ると私がなりたかった職業を知り得なかったので、答えに詰まったのだと思います。私は当時期待されていたはずの花嫁さんとかお花屋さんとかに少しもなりたいと思ったことがありませんでした。小学校の卒業文集に「将来の夢」を書く必要がありましたが、結局何も思いつかず、苦し紛れに直前に読んだ漫画で印象的だった職業である医者と書きました(苦笑)

 

当然、医者になる気なんてさらさらなかったので、中学に入ったら忘れました。

 

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それから成人しても夢というか就きたい職業は不明のままでした。漫画家はすでに諦めていたのですが(絵を描く練習が嫌だったので)、ストーリーならと小説もどきは書いていました。でも、20代前半で同じ小説もどき書き仲間からプロへとなっていく人が現れた時、自分と比較して、全く違っていることに気づきました。

 

何が違っていたのか。

 

生まれ持った能力。と言ってしまえば元の子もないので、もっと正確に表現すると「センス」でしょうか。センスは能力と違って生まれた後からでも身につけることができると思っています。それは自分の目指す世界の一流の人達の成果物と多く接することで育まれるからです。良い小説を書きたいのであれば、良質の小説をたくさん読むことなのです。

 

そして、良質の小説を読んで自分なりに分析や理解をして自分の表現の参考にしていくトレーニング。自分が描く世界の調査・研究。そういったことを地道にやっていく努力。この努力の量が違っていたのです。

 

当時の私はここまで理解はできたものの、だからどうすれば良い、という方法論がわからないまま、普通に結婚して普通に専業主婦をしていました。

 

それから数十年後、前の会社で上司から聞かれたことがあります。「将来どんな風になりたい? どんなことをやりたい?」と。

 

仕事と家事と育児とでいっぱいだった私には、こう聞かれても何も思い浮かびませんでした。またもや夢がないことに気づかされました。確か「縁側で猫を膝にのせてお茶を飲んでるおばあちゃんになりたい」と答えた記憶があります(笑)

 

上司からは夢がないなーと笑われました。その時のその上司の夢は豪華クルーズ船での世界一周でした。

 

上司から聞かれたことをきっかけに自分の夢、将来について時間があるたびに考えるようになりました。どう考えても豪華クルーズ船には興味が湧きませんでしたが(苦笑)。

 

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そうしているうちに会社を辞め、個人事業主になって、これから何をするのかなぁ、と考えた時に、今までの人生は今のためにあったのだ、と思うようになりました。すべての人生が今のためにあり、今までの様々な選択肢の中で選んできた道が今に続いているのだ、ということを実感したのです。

 

別に宗教めいた話をするつもりは全くありません。

 

今週はこんな話をしながら、夢を探している人たち、目標を見つけられない人たちの一助になれば、と思ってます。

それでは、また明日。

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ユーグレード流手帳の選び方

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

お題「手帳」

 

今日は手帳の選び方です。

基本的な選び方

私は、一日を時間単位で管理したい、と考えましたし、時間単位で管理すべき業種であったということもあって、バーティカル方式を選択しました。そうではなく、その日に何をすべきか、することを中心に記述したい場合は、レフト式やセパレート式も良いと思います。

 

まずは、バーティカル式かレフト式・セパレート式かを選択すると良いと思います。

 

その他に考えるべき点としては、スケジュールの量だと思います。スケジュールの量が多い方はウィークリーを選択すべきです。スケジュールが少ない方はマンスリーでも十分だと思います。ただ、家族や所属の上司のスケジュールも管理したい、という場合はウィークリーが良いと思います。

 

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また、一週間の業務量についても考慮する必要があります。土日は比較的業務量が少ない、という方は、土日のスペースが小さいものがありますので、そちらを選択します。土日も充実させたい方はすべてが同じスペースのものを選択すると良いでしょう。

 

あと、24時間シフト制の勤務の方には、時間軸が24時間になっているものもあるので利用されることと良いでしょう。

 

こうすると、大体の方向性が決まってくると思います。

外せない項目リスト

そして、後は、自分がどうしても入れたい項目をリストアップするのです。私も手帳を買う時、これは外せない、と考えたリストを持って買いに行きました。もちろん、リストの中には優先順位をつけておくことをお勧めします。市販の手帳には、どうしてもすべて網羅するものはない可能性があるためです。

 

私が入れたい必須項目は全部で3つあります。

 

一つ目は、年間カレンダーの欄が3年分以上掲載されているものです。研修は、1年後の企画を立てることも多いので、今年、来年、再来年の3年分は欲しくなります。いうなれば、来年の手帳であれば、2018年、2019年、2020年のカレンダーがついているものです。さすがに2020年まであるものは少ないので、選択する中での優先度は低くなりますが、絶対に2019年のカレンダーがついているものを探す、ということです。

 

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続いてウィークリーでは週間タスクを記入する箇所があるものを選択することになります。今使っているのは、タスクを記入する場所が気に入らないので、来年のレフィルを探してみて、なければ自作するかもしれません。

 

手帳は見開いて使用します。なので、記入する場所も大事なのです。左側のページと右側のページ、どちらに視線が行きやすいですか? そう考えると、自分が使いやすい手帳がわかってくると思います。

 

私は右側のページの方が視線が行きやすいのです。左目の調子が昨年からよくないというのもあるかもしれません。だから、右側のページにタスクを記入する欄を設けたいと考えています。ページを開いた時、最初に週間タスクが見えると、できているタスク、できていないタスクのチェックが簡単にできます。

 

最後は、メモ欄です。メモ欄を多く取りたいのです。ここが市販手帳はカバーしきれないのでシステム手帳にした理由の一つです。

 

メモ欄には読書ノートを記述します。本を読んだ後、重要事項について転記する読書ノートはできればいつも手元に置いて見直したいと考えているのです。すべては難しくてもいくつかは常に置いて見直すことで、その本で覚えておきたいことを完全に覚えられます。

 

また、メモ欄にはお客様とお話しした内容を記述します。その際に、お客様ごとにページを分けるようにすると、以前お話しした内容を再び尋ねることなくお話をすることができます。顧客ノートを作成するというわけです。

 

それから手帳は毎日持ち歩くものですから、外見にもこだわる必要があります。私はコーポレートカラーの赤の表紙、と決めています。他にも厚さも重要ポイントです。大きさや紙質、行の幅も確認すべきところです。

 

 

使うペンから紙質を考える必要があります。私は個人事業主になってからフリクションを愛用しています。手帳の紙質によってはフリクションが合わないものもあります。プリンターで印刷した紙はフリクションを消すと毛羽だってしまい、その部分が書けなくなることも多いのです。なので、それなりの紙質を用意する必要があると考えているのです。

 

 

市販の手帳はたくさんの種類があります。その中から自分なりの手帳をぜひ見つけてほしいと考えています。そのためには手帳に何を書くのか、どんな使い方をするのか、手帳にどんな機能や役割を求めているのか、を自分なりに決めておくことが必要です。そして、手帳は自分のビジネスの相棒になっていくのです。

 

私はデジタル系の人間だったのですが、今回ほとんどデジタル系のご紹介はしてきませんでした。デジタルも良いツールはたくさんあります。デジタルで管理も構わないと思っているのです。ただ、私には「一覧性」が欲しいので、デジタルツールを使わない、という選択をしました。

 

だからと言って全くGoogleカレンダーを使わないことはないと思います。将来、どれくらい先の話か分かりませんが、個人事業から複数人の事業となった時、スケジュール共有は必要になってきますので、その際はデジタルもありなのです。

 

ただ、自分自身の管理はここしばらくはアナログな紙での管理になると思っています。

 

今回、手帳がテーマでしたので、目標管理の方法などについてはほとんど触れませんでした。他にもタスク管理の手法もあります。それらについては、これからもおいおい記述していきたいと考えています。

 

来週は「夢」についてお話ししようと考えています。

それでは、また来週。 

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今から試したい手帳

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

お題「手帳」

 

 

システム手帳

手帳ではスケジュール管理だけではなくタスク管理も目標管理もしたい、と思い始めて、ようやく行き着いたのがシステム手帳でした。まあ、欲張りですよね(苦笑)

 

スケジュール管理用のレフィルは市販のもので十分です。

 

マンスリーと週間バーティカル方式のレフィルを用意します。私は8月からという中途半端な時期からだったので、ネット上にある無料のレフィルをダウンロードし、印刷をしました。

 

あ、言い忘れていましたけれど、レフィルは自作するかもしれないと考えて、A5サイズのシステム手帳にしています。そうすればレフィルをA4サイズで作成し半分に切断するだけで簡単に製造できるからです。

 

それから、システム手帳用の6穴のパンチも購入しました。これがなくてはレフィルの自作は無理です。

 

まずは市販のレフィルの購入をします。通常のメモレベルであれば市販を使用した方が楽です。私の好みである方眼のレフィルを購入しました。他に使えるかなーと思って議事録等が書き込みできるものも購入しました。

 

マンスリーや週間バーティカルは、ネット上でフリーのものがあったのでダウンロードして印刷します。該当する日付を入力するとその分だけがダウンロードできる優れものでした。他にも使えそうなものをダウンロードして印刷しました。

 

ただ、使っていて、やはりないものは目標管理のレフィルです。これは自作をしました。

自作のレフィル

まずは、人生の目標用のシートです。これはまだ作成していません。近日中に作成予定ですが、基本的に普通の方眼メモ用紙に記入するか、ビジュアルに作成した目標シートの写真を貼り付けるか、で作成しようと考えています。常に目につく形にするのが一番良いと考えています。

 

続いて、人生設計書。人生の目標が決定すれば、ここ数年に実施する行動計画を立てることになります。これもまだ未作成です。手書きで作成できているので、後はフォーマットを作成して印刷するだけです。

 

それほど難しいものではなく、単純に年表形式のもので良いと考えています。

 

さらに今年(2017年)の行動計画書。一年間に実施する行動計画書を作成しました。プロジェクト形式のほうが私にはわかりやすいので、年間のプロジェクトを見渡せる形式で作成しました。

 

続いて、個別のプロジェクト計画書。フランクリン プランナーからちょっと拝借して自分なりにアレンジしました。個々のプロジェクト計画書は細かなタスクを洗い出すためにも作成した方が良いと思います。

 

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そして月間プロジェクト計画書。月ごとに何をするのかがわかれば、小さなタスクに分割したものを日ごとに落とし込んでいきます。ちょうどガントチャートを作るようにするのです。そうするとタスクのラインが複数ひかれている日は忙しいことがわかるので、タスクを分散化することも可能です。

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また、先月のように夏休みを取る場合、一週間は通常のタスクを入れないとなると、タスクが実施できる日が何日しかない、ということが一目でわかります。

 

ここまですると、週間タスクがわかるので、週間バーティカルのフォーマットにタスクを書き込みます。そうして、後は日ごとに何をするのかを時間軸に沿って四角で囲んでタスクをする時間を確保していくだけです。

 

そうなると、一日24時間を効果的に使うことができます。

 

そんなに毎日を計画的にしたら息がつまらないか?

 

昔の私はそう考えると思います。でも、意外と大丈夫なのです。もちろん、きっちり詰め込んでいるわけではなく、かなり余裕をもっています。空き時間も当然確保しています。タスクが完了しなかった場合も想定して、空き時間(タスクができそうな時間)も確保しておきます。もし、何もタスクがなければ、本を読んだり映画を見たりすれば良いだけです。

 

休みの日も計画します。休みの日まで・・・と思われるかと思いますが、休みの日こそきちんと目的を立てることをお勧めします。例えば、映画を見る、美容院へ行く、おしゃれなカフェでコーヒーを飲む、といったプライベートの目的。他にも図書館で調べ物をする、ブログの構想を練る、といった仕事からみの目的です。こういった目的を果たすことができたら、休みの日の夕方、ものすごい充実感があるのです。

 

もっとも明確な数値目標を立ててしまうと達成しなかった時ネガティブな感情が沸いてくるので、目標は設定しません。ただ、この日はこういう目的で一日を過ごす、というレベルにしています。

 

体調が悪ければ、体調を整えるという目的にしています。だったら、ずっと寝ていても罪悪感がありません(笑)

 

一日の目標や目的を明確にする、ということは、その日の終了時に充実感を味わうということなのです。自分の人生を能動的に生きる感触を味わうには、こういった風に手帳を使うのは「あり」だと考えています。

 

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手帳術の本はたくさん出されていますし、雑誌でも特集が組まれています。かなり読みこなした気がするのですが、ようやくたどり着いた感が今あります。

 

これから使っていくと改良ポイントが出てくると思います。その時は、またお話したいと考えています。

 

今回は手帳についてお話をしていますので、タスク管理については触れていません。タスク管理について以前にも若干お話ししたことがありますが、本格的なタスク管理についてはまだまだです。いずれお話したいと考えています。

 

明日は手帳についての最終日。私なりの手帳の選び方です。システム手帳にたどり着いたわけですが、レフィルを購入する時は同様の手順を踏んでいます。

それでは、また明日。

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目標管理のための手帳

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

お題「手帳」

 

今週は手帳についてお話しています。今日は手帳で目標管理をすることについてです。

 

目標管理は会社にいた頃、あんまり深く考えたことがありませんでした。もちろん、会社にいた頃、目標設定をしてそれに向けて業務をしていく、ということはしていました。ですが、上司から何となく与えられた目標に向けて、あまり深く考えることもなくやっていたので、目標管理というほどしていなかったと思います。

 

個人事業主になってから、「目標」という言葉が大きくなってきたのは今年の一月からです。ある方から「フランクリン プランナー」について教えていただいたのがきっかけです。ということは昨年の一年間は目標すら立てずにやってきたということですね・・・(苦笑)

 

最初は良くわからず理解するだけで2カ月以上かかりました。そこから、自分なりのやり方を導き出して、こうやったら上手くいくのでは?と思えるようになったのが、8月のことです。そうなった時、手帳を見直さなければ、という思いになりました。

 

今までの手帳は、メモ帳、スケジュール管理、タスク管理(がかろうじてできる)ものでした。でも、これだけだと、本当の意味でのタスク管理ができないと感じたのです。本当の意味でのタスク管理、つまり、自分の目標に対するタスクの管理です。

 

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目標・・・それは美味しそうな鳥

 

フランクリン プランナー

フランクリン プランナーでは専用の手帳を販売しています。とても高いのですが、レフィルだけを手に入れました(カバーが高いので・・・)。そういった視線で手帳売り場を見てみると、ビジネス書を書かれている数名の方々が手帳を開発して販売されていることに気がつきました。

 

私が7月からワークショップでお世話になっている美崎栄一郎さんも手帳を販売されていることについ最近知りました。ごめんなさい。来年度分はちゃんと目を通します。

 

これらの手帳の共通しているのが、目標管理の欄が徹底的に研究されて作られている、というところです。

 

皆さんの好みで手帳を選択されると良いかと思います。ただ、サラリーマンの方は、昔の私と同様、あまり目標というものに関心がないというか、身につまされるものがないので(サラリーマンは目標達成できなくてもクビになることはないので。評価は下がりますけど)、明確な目標ないし目的がない方は購入されても効果は薄いかと思われます。

 

フランクリン プランナーは決して悪くないと考えています。しかし、一般的な凡人、いえ、凡人以下の私が使うには難しすぎる、というのが私の評価です。自分の価値観やミッションステートメント(いわゆる人生の目標)を作成するために、さまざまな質問があり、それに答えていくことで最終的にはミッションステートメントが出来上がる、という形式になっています。でも、とんでもない脳みその私がすると、話があっち飛びこっち飛びして、結果まとめ上げることができませんでした。

 

結局三度チャレンジしてようやく完成したのですが、いくつか重なっていることを数カ月後に発見するなど、修正がたくさん必要です。

 

この価値観やミッションステートメントの考え方自体は、素晴らしいと思います。ぼんやりと「自分とはこんなヤツだよなぁ」と考えることはあっても、それを明確な言語に表すことをしたことはありませんでした。。自分は基本的にこういうヤツだよね、ということが明確になれば、あらゆる場面で自分の感情が起こる原因もわかる気がします。

 

基本的にマジメな人間であれば、赤信号を無視している人を見ると腹が立つ・・・みたいなことです。

 

マジメに決まり事を厳守するより効率化を優先するヤツだと思えば、車が明らかに来ていない時に赤信号を無視するのは時間効率から言って良いことだと考えるわけです。

 

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そんな自分の考え方の傾向を知るにはとても良いことです。人生の目的や目標を考えるにあたって自分の思考の傾向を知っておくのは重要なことでしょう。

 

でも、来年からこの手帳を使うぞー!と決めた人は、今頃から取り掛かっておかないと来年の1月1日には間に合わないと思うのです。すでに自分の価値観やミッションステートメントができていて、後は若干の修正だけ、という人は良いでしょう。でも、今から、という人は、ちゃんと考えると数カ月かかります。ですから、取り掛かりは今からすることをお勧めします。

 

私は4月始まりを3月に購入したのですが、結局間に合わず、全く書き込んでいません。今は机の引き出しにしまい込んでます。

 

私がこのフランクリン プランナーで時間がかかると書いているのは、価値観やミッションステートメントだけではありません。価値観やミッションステートメントを書き上げた後、今度は今後の目標を決めていきます。基本的にミッションステートメントは人生の目標なので、かなり抽象的です。これを具体的にする作業にまた時間がかかるのです。

 

とうとう息切れして、私は途中で放り出してしまいました。それよりももっと自分に合った方法はないだろうか、と考えるようになったのです。

 

そして行き着いたところが、システム手帳でした。

 

システム手帳は分厚いものが多く、買おうかなと思っては辞めたことがもう数えきれないくらいあります。ところが、今度スリムタイプが販売になっていることを先日知り、さっそく購入しました。レフィルをいっぱいに入れても厚みが1センチ5ミリ程度なので、あまりレフィルを入れないともっと薄くなります。色もウチのコーポレートカラーの赤があったので、本当にラッキーでした。

 

このシステム手帳をどのように使っていくのか、明日はこのお話をします。

それでは、また明日。 

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手帳に求めるもの

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

お題「手帳」

 

今週は手帳についてお話しています。昨日は私の手帳の変遷についてお話してきました。今日は、ここ10年程度の変遷についてお話します。

 

 

市販の手帳を使い始めた頃、手帳を販売する会社がいくつかあります。ただ、どの会社が良かった!という感想はないです。ごめんなさい。

 

また、最近はビジネス系の書籍を書かれている方も独自の手帳を開発されて販売されています。このことについては明日書く予定です。

 

本格的に手帳を探し始めてから私が最初に手帳に求めたこと、それはスケジュール管理です。忙しい時代、下手をすると30分おきに違う仕事が入っていた時期がありました。ぎゅうぎゅう詰めのスケジュールの中で、間違いなく回すためには厳密なスケジュール管理が必要です。それに適したのがバーティカル方式でした。

 

何といっても時間軸が縦軸なので、予定が横書きに書けるということ。予定がブロックで見えるので消費される時間が一目でわかること。会議が1時間なのか2時間なのかは、ブロックの大きさでわかります。(もっとも2時間の会議なんて嫌ですが・・・)

 

レフト方式にも時間軸がある手帳が多いのですが、時間軸が横になっているため、予定ブロック内に予定名を書き込むスペースが小さくなります。時間単位で仕事をしている人より日単位で仕事をしている人の方が向いているのかもしれません。

 

特に講師業をしていると、一日に移動しながら講師をする、ということが頻繁に起こるため、移動時間も見た目でパッとわかるのがバーティカル方式なのです。

 

Googleカレンダー

ただ、このスケジュール管理。社内で上役になるにつれ、部下とも共有する必要が出てきます。そこで前の会社が採用していたのが、GoogleAppsGoogleカレンダーでの共有です。数年後にはMicrosoftOutlookに切り替えられましたが、しばらくはデジタルでのスケジュール管理にいそしんでました。

 

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Googleカレンダー、便利です。それまで、いろいろなグループウェア(メンバーと情報を共有するためのソフトウェアのこと)を使ってきましたが、軽くて便利で入力しやすくて・・・今では他のソフトも良いものが出ているようですが、Googleさんが今のところ使いやすさ(と安さ)は一番でしょうね。

 

ただ、これにも難点があります。

 

パソコン、もしくはスマホを起動しないとスケジュールが見れないこと。お客様のところで「じゃあ次回の打合せは・・」となった時、スマホを起動するのはどうも・・・という感覚があったので(今は普通なのかもしれませんが、5~6年前まではまだそういう雰囲気ではなかったのです)、どうしても手帳も必要です。

 

となると二元管理になってしまうため、面倒なのです。

 

Googleカレンダーは毎日決まった時刻に今日のスケジュールをメールで送信してくれる機能があるので、毎朝メールソフトで確認する(この方がアプリを使うよりわかりやすい)ことはしていましたが、やっぱりスマホがあっても面倒です。

 

そこで、今では、完全にアナログ化した手帳での管理に戻っています。

 

会社を辞めた時点からデジタルからアナログになりました(笑)

 

アナログの良い点は、電子機器がなくてもすぐにスケジュール管理ができること。キーボード入力をしなくても図形を含めて記入することができること。そして、何といっても大きくスケジュールを見渡すことができることができます。

 

スマホだと画面が小さいので数日の確認がやっとです。でも、手帳なら一週間をざっと見渡すことができます。これは便利です。

 

そして、手帳に求める機能が増えてきたのです。

 

会社に勤めていた時、手帳に求める機能は

  • お客様や打合せ時のメモ
  • スケジュール管理
  • タスク管理

でした。ですが、個人事業主になって増えてきたのが

  • 目標管理

です。

 

タスク管理って何?という方は、

タスク管理のキモ - Ugrade 人材育成の道すがら

をお読みください。

 

私はここ20年ほど、プロジェクト型の仕事ばかりになってきました。また、ここ10数年は一つのプロジェクトではなく複数のプロジェクトに同時に関わることが多いので、プロジェクト管理も複数必要になってきます。そうすると、どのタスクをいつのタイミングで完了すべきなのか、ということが明確になってこないと業務が滞ってしまいます。

 

ルーティンとプロジェクト

もしかするとご存知だと思いますが、私の言うところのルーティンワークとプロジェクト型の業務との違いについてお話させてください。

 

ルーティンワークとは、毎月決まった日あるいは毎年決まった月に仕事が発生し、仕事をその日あるいはその月のうちに完了させるという仕事のやり方です。主に事務職の方がこういった作業形態です。

 

給与計算をされている方は、月初に送られてきた勤怠表から給与を計算し、出張手当、通勤費などの加算、社保等の控除を計算し、給与日の数日前に振込額の確定、給与明細書の作成といった作業を毎月行います。こういった作業形態のことを言います。

 

プロジェクト型は決められた日(納品日)に当初決められたものを納品する、あるいはサービスを提供するという作業形態です。プロジェクトは数日から数カ月、数年に及ぶものもあります。

 

建設業が代表的です。住宅の注文を受け、建築し、検査を経て、発注者に受け渡しをします。これが毎回同じ家ではなく、発注者ごとに家が異なっている(つまり間取りが異なっている)のです。

 

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タスク管理を手帳でしなければ、業務がパンクすると思ったので、ちょうどほぼ日手帳を卒業した頃とほぼ同時期に、タスク管理ができるフォーマットがある手帳を探すことから始めたのです。

 

ところが、そういった手帳がない。私の業務上、細かいタスクが多い上、数も半端なく多かったので、手帳では管理しきれないということだったのです。

 

仕方がないので、GoogleカレンダーのToDoリストを使っていました。ただ、それだと一元管理がしにくかったので、退職までの数年間はExcelで管理していました。フォーマットを作って見やすく、というよりとりあえず自分がわかればよいレベルのものだったので、お見せできませんが。

 

どうやっていたのか、というと、プロジェクトごとにタスクをかき出し、それを作業日ごとに振り分けます。そして、一日の初めに、その日のタスク群からやる順番を決めていく、という作業を行っていました。Excelのセルに書き出して、場所をドラッグアンドドロップで移動していくだけのものです。終わったタスクは取り消し線で消していきました。

 

会社を辞めてからはこれほどのタスク管理をすることはなくなったので、今は使っていません。今考えると、タスク量の多さがちょっと異常だったのでは・・・と思うほどです(苦笑)

 

そして、個人事業主になってから2年目の今年の夏。今までの市販のテキストではどうしても収まりきらない機能が出てきました。それは、「目標管理」です。

 

手帳で目標管理をすること、それを明日お話しすることにします。

それでは、また明日。
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私の手帳遍歴・・・

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

お題「手帳」

 

今週は手帳についてお話していきます。

 

 

9月に入ると徐々にネット上では手帳に関する記事が載るようになります。また、10月に入るとビジネス系雑誌が一斉に手帳特集号となります。昨年の10月は入院しておりましたので、手帳特集号になった雑誌をヒマつぶしに数冊読み漁っておりました(笑)

 

私自身、手帳の必要性を感じたのは学生のころです。講義やゼミ以外で、部活を2つ、3つ掛け持ちしていたので、そのミーティングの予定。その他、学外のサークルにも複数入っていたので、それぞれの予定。そんなスケジュール管理のためにも必要だったのです。

 

当時、そこまで手帳にこだわることはなく、まあ、若いからさすがに記憶力にも自信があったので、常に手帳を見て行動する、手帳を手放せない、ということはありませんでした。が、それでもスケジュール確認作業は手帳でやっていました。あ、30年以上も前の話です(笑)その時の手帳は学生手帳だったと記憶してます。安上り(笑)

 

それから最初の就職、退職、専業主婦時代・・・と続くわけですが、その間はほとんど手帳というものはありませんでした。予定というものがほとんどないのです。

 

最初の就職先はルーティンワークが主でしたので、締め切りがほとんどないわけです。31日に分けられた仕切りがあり、該当する日にしなければならない書類を入れておけば、毎朝そこを見て仕事を開始する・・・で良かったのです。 たまに入れ間違っていないか、前後一週間分くらいをチェックする程度でOKでした。

 

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手帳を気にし始めたのは30代ごろからです。まだ、専業主婦だったのですが、PTAの役員を引き受けた時期で急に予定が増えてきたのです。その当時は通販の化粧品会社から毎年もらう手帳を使っていました。

 

その手帳は、最初に年間カレンダー、次に見開きでマンスリー、続いて見開きで2週間のセパレート式。サイズはバイブルサイズ(少し細長い手のひらに収まる程度のサイズ)でした。この手帳は、30代が終わるころまで使っていました。スケジュールを確認するだけだったので、ちょうど良かったのです。

手帳の種類

ところで、手帳には最近(?)新しい言葉が出てきて、昔なかった言葉に当時戸惑いを覚えました。

 

バーティカル方式、マンスリー、ウィークリー、レフト式、セパレート式などなど。最初は何じゃ?と思ったのですが、最近ようやくわかり始めました。

 

バーティカル方式は先ほど説明した通り、時間軸が縦のもの。見開き一週間タイプのものが多いのですが、土日が小さくなったタイプ、メモ欄がついたタイプ、24時間書き込めるタイプなどがあります。

 

マンスリーはいわゆる一月のカレンダー方式で、よくカレンダーに予定を書き込む感覚で予定管理できるもの。

 

ウィークリーはマンスリーの一週間タイプ。

 

レフト式は、左側のページに一週間の予定が書き込め、右側のページがメモ欄になっているもの。

 

セパレート式は小さく日報のようにその日の出来事を書き込むことができるタイプ。見開き二週間分が一般的です。

 

わかりにくい方はこちらに図が載っているので、参考にしてください。

news.mynavi.jp

 

やがて、人生3社目の会社に入って数年経った頃、衝撃的なことが起きました。予定をダブルブッキングしてしまったのです。

 

それまで手帳はスケジュールを確認するだけの存在だったのが、スケジュールを管理し調整するためのものにする必要が出てきました。そうでなければ、さまざまな人に迷惑をかけることになります。

 

そこで、急遽、手帳を変更することにしました。確かに今までの手帳だと一日の予定を書き込む欄が小さく、いつ何をしているのかが見えにくいのです。ただ、季節柄手帳売り場には何もない時期だったので、ちょっと厚めの価格が高そうに見えるノートに1日1ページ、使って予定を書き込むことにしました。

 

形式はA5サイズの1日1ページ、バーティカル方式で時間を書き込めるようにしたものです。

 

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ほぼ日手帳

私は、普通のノートから(毎日時間軸を書くのが面倒だったので)翌年からほぼ日手帳に切り替えました。

 

www.1101.com

 

知っている人は知っている・・・は当たり前。株式会社ほぼ日が運営している「ほぼ日刊イトイ新聞」から発売されている手帳です。雑誌でも特集が組まれるほど人気がある手帳です。

 

ほぼ日手帳を使い始めて、最初ははまったんですが、次第に難点が出てきました。

 

何といっても厚い!!! これが一番の難点です。1年間365日分が1日1ページなので、当然といえば当然なのですが、ビジネスで持って回る時、関係ない月日のページは不要・・・という気がしてきたのです。バッグが重くなるのが嫌だったのです。

 

なので、ほぼ日手帳を購入したら、3つに分割することから始めました。4カ月ごとの厚さにして、文庫本サイズなのでお気に入りのカバーをつけて使用することにしたのです。付録のページも一切排除。ほぼ日手帳ファンの方、すみません。。。

 

でも、だんだん分割することすら面倒だと思うようになりました(年1回程度の作業なんですが・・・)。分割したところのページがだんだんボロボロになってくるし・・・(結構補修も面倒)。

 

この分割作業を行っていた時、たまたま日経新聞社からこの件について電話取材をさせてください、と言われたのですが、あまりにも忙しい時だったので時間が取れずお断りしたことがあります。何か残念な気分・・・(汗)

 

今では6カ月分のほぼ日手帳が売られているようです。それでも結構な厚みです(汗)

 

ほぼ日手帳は3年ほど使いましたが、他の市販の手帳に切り替えました。

 

それからずっと市販の手帳を使ってきました。バーティカル方式だけではなくレフト式を使っていた年もあります。この浮気者!と罵られても、やっぱり気に入った手帳を使いたい。そういう一心で、毎年9月ごろからソワソワと手帳探しの旅に出ていくことになるのです。

 

明日は、ほぼ日手帳を卒業?してからの手帳の変遷についてお話します。

それでは、また明日。

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持続可能性に必要な人材育成

ビジネストレーナーの安部です。大分のユーグレードで、研修プロデュースや人材育成に関するコンサルティングをしています。

 

今週は人材育成のメリットをテーマとしてお話をしています。夢物語のような話が多かったので、胡散臭いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、人材育成には様々なメリットがあることは事実なのです。

 

今日は、人材育成の最大と考えているメリットです。

 

起業して会社になって、どんどん社員数が増えて・・・という時、おそらく社長を含め、すべての社員が忙しくて自分のことだけで手一杯で、周りの人のことを考えている余裕がなくて・・・前の会社に入社した時がこんな感じでした。

 

人材育成なんて次の次、という感じで、人材を採用して現場に投入する形で社員数はどんどん増えていっていました。また、勢いがある会社というのは人が必然的に集まってくるものです。

 

でも、会社として人数がある程度集まってくると、「組織」を作らなければなりません。社長と社員ではなく、そこに中間管理職ができてくるのです。そこで、中間管理職を誰にするのか、となります。社歴や会社への貢献度や様々な観点から管理職が生まれてきます。

 

ただ、今まである人の中から数年かけて選考して・・・という手順を踏んでない分、管理するスキルがない人も管理職になったケースも当然出てきます。そもそもその職は何をするのか、という明確な職務がわからないまま、名前だけ管理職っぽくなって、結局やっていることは今まで通り・・・

 

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そうなると当然「下」の立場になった普通の社員から見ると「何? あれ」という批判の対象になります。名前だけ管理職っぽくなったとしても、当然そこには給料の差が出てきているはずです。だったら、給料分、もう少し自分たちを管理しろ、ということなのです。

 

主任、係長、課長、部長・・・という管理職名を作るのであれば、それが何をするのか、職務を明らかにしておかないと、社員は混乱します。そして、職務を明らかにするということは、その職務ができるようになることが昇格のポイントとなるので、そこに人材育成が発生してくるのです。

 

つまり管理職名を作る、ということは同時に人材育成が発生するということなのです。

 

組織を作る際は、「今」の時点での社員構成や業務に応じて作成していくのだと思います。ただ、会社は当然継続していきます。そして、人は歳を取り、それに応じて家庭事情やその他の事情が変化していきます。組織はそういった変化に対応するために、人材育成の観点も取り入れる必要があるのです。

 

その人はどんな働き方を望むのか。

 

現状の仕事が好きだから、このままで良いと思っていた人も、やがて結婚し子どもができると、少し給料をあげたいから上役になるためにスキルを磨きたい・・・

 

そういう人をたくさん見てきました。

 

でも、そこで、どんなスキルを磨くと主任・係長になれるのか、それ以前に昇給するためにどんなスキルがつけたら良いのかがわからない・・・

 

人がスキルをつけるにはある程度の時間がかかります。その時間がかかっている間に社会の情勢が変化し、そのスキルが不要になることもあり得ます。

 

ただ、社長をはじめとする経営者には会社の行く末が社員よりは見えているはずです。というより、経営者が会社にどんな人材が欲しいのか、明確にする必要があります。

 

経営者は事業の核となる製品やサービスの品質については真剣に考えますが、それらを製造したり売ったりする社員の品質については、なかなか気が回らないような気がします。品質をあげるには人材育成が必要なのです。有能な人を労働市場で探しても先日にお話しした通りいません。

会社で人材育成するメリット - Ugrade 人材育成の道すがら

 

経営資源は「ヒト・カネ・モノ」と言われますが、「ヒト」の品質も考えてこそ経営だと思いますし、「ヒト」の品質が良いと会社は持続可能性のある会社へと変化していくのだと考えています。当然のことですが、「ヒト」は人数だけではありません。

 

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「sustainableな会社づくり」という言葉が流行った時期があります。会社も法人の一つなのですから、人の一代限りではなく継続していくものです。継続させるのはヒトの力です。今大事なのは「モノ」だったり「カネ」だったりかもしれませんが、少し長い目で見れば「ヒト」も大事なのです。

 

人材育成の最大のメリットは、会社が継続していく力を生み出すということです。

 

ヒトの品質が高まり、生産性UP、効率UP、職場環境UPという状況を生み出します。

 

そして、育ててくれた会社には社員は恩を感じ、好きになってくれます。社員がファンになってくれる会社はきっと顧客からもファンになってくれるでしょう。

 

会社のためにも人材育成をしてみませんか?

 

いよいよ9月に入りました。先週の夏休みで今後の行動計画ができたので、それに従って行動を開始する時期です。来年まであと4カ月。来年の手帳を考える時期がやってきました。

 

先日、ある人に私の手帳観についてお話したら、「面白い」と言ってくださいました。ちょうど私自身も来年の手帳をどうしようと悩み始める時期ですし、ビジネス雑誌も手帳を特集として組む時期でもあるので、来週は手帳についてお話ししたいと思います。

それでは、また来週。 

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